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簡単に文章が上手くなるコピーライティング9つの秘訣

スマホの普及によって、誰もが気軽にTwitterやFacebookなどのSNSで、言いたいことを世界に向けて発信できるようになりました。

しかしながら、その様なSNS上で書かれた文章を読んでいると、

・何が言いたいのかわからない
・なぜ、そう思っているのか理由がない
・支離滅裂

といった文章がたくさん見られます。

その原因は、日本人がコピーライティングを学んでいないからだと私は思います。

なぜなら、

文部科学省の学校指導要領に「作文」がないため、日本の義務教育ではコピーライティングのような文章の書き方を教えていないからです。

もちろん、義務教育では読書感想文などの作文と先生の添削を通して文章の書き方を勉強するのですが、「面白かった」「楽しかった」「大変だった」など自分の感情を伝える文章しか練習しませんし、教えてないのです。

そのため、物事を論理的に説明する文章の書き方や、自分の意見を他人に伝える文章の書き方を学生の間に学ぶチャンスがないので、大人になってから文章の書き方を自主的に勉強しなければ、上手な文章を書くことはできないのです。

私自身もコピーライティングやセールスライティングを勉強するまでは、しっかりと文章の書き方を勉強したことがなかったです。なので、思いついたまま文章を書いてましたし、読みにくかったり、わかりにくい文章だったと思います。

読みにくかったり、わかりずらい文章を書くと、誰にも読んでもらえないと言ったことが起きます。この現象は、読み手がわかりずらい文章を読む時、集中力や努力が必要だから起きます。

集中力や努力を要するものは、脳にとって私たちが思っている以上に負担がかかります。そのような脳に負担のかかる事を避けるように人類は進化してきました。

というのも、脳は体の器官の中で最もエネルギーを消費する器官なので、できるだけ脳に負担がかかりエネルギーを大きく消費しないようにする仕組みが、人間の体にあるからなのです。

このように、読みにくかったり、わかりにくい文章は、ほとんどの場合読まれずに終わるのです。そして、読まれない文章というのは「書かれなかった」と同じとも言えます。すなわち、あなたが一生懸命に書いたブログの記事や、SNSの投稿や、セールスレターも読みにくかったり、わかりにくいとその努力が全て無駄になってしまうのです。

しかし、私がコピーライティングを学んでからは、ブログの記事を書いても何の反応もなかったのが、コメントがつくなど読者の反応が確実に良くなったので、コピーライティングは文章を書く人は学ぶべきだと思います。

さらに、コピーライティングやセールスライティングを私が学んだ中で、「今まで全く意識していなかったところに、読者が読みやすくわかりやすい文章を書く秘訣があるのだな」と感じました。

そこでこの記事では、私が今までコピーライティングやセールスライティングを勉強した内容の中で、私が「実践すれば簡単に文章が上手になる」と考える、9つの秘訣を厳選してお伝えしようと思います。

この9つの秘訣を実践すれば、あなたの文章は知らず知らずのうちに、上手になっていることでしょう。

1. 文章を書く理由を明確にする

なぜ、あなたは文章を書くのですか?

文章を書く理由を明確に自覚するだけで、文章は勝手に上手くなります。特に文章を書く理由が個人的であればある程です。

例えば、

もし、日本人メージャーリーガーの大谷翔平さんと直接会話できて、サインをもらったとしたら、あなたはどうしますか?

その時の感動や嬉しさなどの感情を周りの人に伝えたいと思いませんか?

そして、あなたはSNSやブログなどに投稿したくなることでしょう。

このように、文章を書く理由が個人的で明確であればある程、他人に「その感情に共感してほしい」や「知っている情報を共有したい」という欲求が出てくるのが人間です。

そして、その欲求を満たすために、特段気合を入れなくてもモチベーションは上がりますし、テンションも勝手に上がります。

すなわち、その文章に意識せずともエネルギーを注ぐことになるのです。また、エネルギーは情熱と言い換えても良いかもしれません。

そのような、「エネルギー」や「情熱」というのは文脈や行間を読むことで読み手に必ず伝わるものです。

だからこそ、あなたが文章を書く理由を明確にすることは非常に大切なことなのです。

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