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美しい人

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4度のコンテストにファイナリストとして出場し、さらに現在ミセスコンに出場予定の私が考える、美しく生きるための思考(時々ノウハウ)を毎週月曜日に配信します。
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#つぶやき

私なりの社会貢献

一日の中にほんの一瞬心を震わせる瞬間があれば、その日一日はほんの少し価値ある一日だったと思えるのではないか。 何かに一生懸命に取り組む時間ももちろん大事だけれど、本当に人生を豊かにするのは日常の中にある、そんなほんの一瞬心を震わせる時間なのだと思う。 たくさんの人が日常の中で一瞬心を震わせる瞬間を経験し、積み重ねれば、社会全体が豊かになる。 私はたくさんの人にそんな豊かさにつながる一瞬心を震わせる時間を届けたいと思っているから、「文章が書ける美女」として作品を出版してい

当たり前のこと

私は作家なのだから、自分の作品を読んでもらいたいという気持ちは強いし、作品を読んでもらうことで生計を立てている面ももちろんある。 「買って欲しい」 「読んで欲しい」 そうやって私が思い、訴えるのも当然のこと。 そして、それ以外の話題をSNS上で求められることを嫌がるのもまた当然のこと。 ……こう言いながらも、自分自身がそう思いきれていないから、気持ちが弱ってしまうことがあるのだ。 毎週月曜日にnote無料マガジン「美しい人」を配信しています。

出会い

私には目標としている生き方がある。 ライフスタイルだったり、収入や働き方の目標だ。 「こんなふうに仕事をして、こんなふうに生活していきたい」 そんな目標を常に意識しながら、日々仕事をしている。 最近自分の目標に近い生き方を、実際にしている人たちとよく出会う。 そういう人たちを実際に目の前にすると、自分の目標もより現実味を帯びてくる。 だからそういう人たちとの出会いに恵まれることが、本当にありがたいし心強い。 毎週月曜日にnote無料マガジン「美しい人」を配信して

少しずつ、進んでいる

数年前の夢数年前、まだ会社員だった頃のこと。会社の帰り道の車の中で、私は「なりたい自分像」について考えていた。 その時のイメージはこんな感じだった。 「今の彼氏と結婚して、自然豊かで静かな場所に移り住んで、毎日彼と一緒に温かな生活をすると同時に窓辺でハーブティーを飲みながら原稿を書く優雅な生活を送っている私」 さらに同時にこんなことも思っていた。 「執筆の仕事、自分の好きな仕事で年収1000万円になりたい」 別に年収1000万円が具体的にどんなものなのか、当時も今も

「外見の美しさ」と「内面の美しさ」

「いずれ私も老いる」という自覚24歳の時、初めてミスコンに出ることになった。そして自分のプロフィール写真が公開されると同時に、連日Facebookにお友達申請が来るようになった。 「かわいいですね」 「きれいですね」 そんな褒め言葉を連日かけられた。 「ちやほやされていい気になってる」 そうやって容姿を褒められている私に対して、そんな批判をしてくる人もいた。 でも、周囲が想像しているほど私は容姿を褒められることに対して調子に乗ってはいなかった。多少の嬉しさがなかっ

美女は1%の美貌と99%の物語でできている

「外見だけ美しくても意味がない」 そうやって言う人は多いし、私自身もそう思っている。 そう思った上で真の美女とはどのようなものなのかを突き詰めると、結局その人が何を語るかが重要なのだと感じる。 歴史に名を残す美女を考えれば分かりやすい。 確かに彼女たちは時の権力者を魅了するだけの美貌を持っていたのかもしれない。 でも彼女たちの実際の容貌を見た人は現代にいるはずがない。 だから本当に彼女たちが美貌の持ち主だったかどうかは分からない。 にもかかわらずなぜ彼女たちが美

美女の価値

容姿に関しては普通の人の一生分以上に褒められてきた自慢にしかならなくて恐縮だが、容姿に関しては普通の人の一生分以上に褒められてきたと思う。 特にどういうわけか2016年の4月と5月は1日に1回必ず誰かから容姿を褒められるという日々だった。SNS上のおっさんだけではない。駅を歩いていてすれ違う人からもすれ違いざまに「美人ですね」と言われることさえあった。 ありがたいことに生まれ持った容姿は決して悪くはなかったかもしれない。 でも、私は何もせずに放っておけば「近所のおじさん

コラム集「美しい人」を販売しています

毎週月曜日にクリエイター向けnote無料マガジン「美しい人」にて配信していたコラムを1冊の電子書籍にまとめて販売しております。 ダウンロードはこちらから。↓ 1冊500円です。 私なりに考えた、美しく生きるための思考・ノウハウをまとめてみました。 有意義な暇つぶしとしてお楽しみいただけたら幸いです。

自分の夢を叶えるために結婚した

結婚と打算もう10年も夫と付き合っていることになる。途中別れていた時期もあったが、それでも私たちの関係は割といいのではないかと思う。一緒にくだらないことで笑い合いながらも、一緒に真剣に考えることもある。時には喧嘩もする。 そして私たち夫婦はお互い初恋人同士だ。お互いに相手以外の異性を知らない。 そんな夫と私の結婚を、 「素敵」 とか、 「純愛」 と言ってくれる人もいる。 初恋人同士で長い付き合いの先に結婚したというのは、確かに羨ましいと感じる人はいるかもしれない

時代が私に追いついた

作家・モデル・ライターとしてやっていくことに対する批判「ただの文章が書ける人にもならないし、もちろんただのきれいな人にもならない」 この仕事を始めた頃、私はそう強く思っていた。 美人は三日で飽きる、ブスは三日で慣れる。若さゆえの美しさなどあと数年でなくなる。そんな美しさに執着して自分の能力を開花させる努力を怠ってはいけない。 才色兼備。まさにその言葉にふさわしい人になる。 ……そう思いながら2016年当初作家・モデル・ライターとしての活動を始めたものの、周囲が私に向け

あの時の夫のセリフ

「個人」事業主会社を辞めて作家・モデル・ライターとして活動し始めた頃の私は、当然のようにお金に悩んでいた。思うように伸びない収入。減っていく貯金。SNSでの自分への評価。……これらを見ていつも不安を抱えていた。 大っ嫌いだった会社を辞めて、憧れだった仕事を始めたはずだった。たくさんの夢や希望も抱いていた。 社内で積極的に周囲に働きかけ、会社を良くしようともしない、今の自分さえ良ければいい。そんな社員を蔑み、真剣に自分の人生と周囲のことについて考えて勇気を出して動き始めた自

「お金のことで悩むのは普通」とした上で

かれこれ数年間、 「自分の夢を叶えるぞ!自分のやりたいことをやるぞ!」 と言ってきたけど、その間に私はどれほどお金のことで悩んできただろうか。 「お金がない」なんて路頭に迷ったことは何度もあった。 自分の思うように物事が進んでいかないことに葛藤もした。 そんな中で私が本を出版した時、普段は「応援してます」と言っている人たちから「買うだけが応援じゃない」と言われた時にはどれほど傷ついただろうか。 私の収入が安定してきたのはつい最近のことでしかない。 それまではお金

ファイナリストたちのセカンドライフ

私のミスコンステージ後私が初めてミスコンのステージに立ったのは2014年のことだった。当時会社員だった私は、仕事の合間に必要なものを買い揃え、平日のプライベートの時間には個人で大会スポンサー巡りをし、連日SNSでファイナリストとしての活動を報告し、深夜には自宅の前でハイヒールを履いてウォーキングの練習をしていた。 「私、頑張ってる」 良くも悪くも、そんな気分に酔っていた。そして同時に、 「私にはもっと何かができるのではないか」 なんて気分にもさせられた。 自分にはも

己との戦いの果てに何を見るのか

「詩織ちゃんってなんかいつも戦ってる感じがする」 友達や知人にそう言われることも多い。 そしてそれはもちろん、「そこがいいところだと思うよ」というニュアンスで言われる。 他人に嫉妬することはあるものの、それでも私は仕事をする中で「同業者と戦っている」という感覚はあまりない。 基本的に自分の仕事は自分との戦いだ。 「納得できるようないい仕事をしよう」 「クライアント・読者に喜んでもらえるものを作ろう」 と思うことも自分との戦いだし、それこそ、 「朝ごはんを食べた