毒親について、初めて、非毒親育ちの人に理解してもらえたこと

・私の毒親についての説明が良かったのか


・話したタイミングが良かったのか


・世代が同じだからか




理由は分からないけれど、とにかく、すごく早い段階で、理解してもらえました。



打ち明ける機会を設けたわけでもなく、理解してもらおうと思って話したわけでもなく、ただ、親の話が出た時に、こういうことがあったとさらりと話した。





同僚達が私の母が異常だと認めたエピソード。





私が幼稚園か小学1,2年生の時。(3年に上がる頃には母がキチガイだと気付いたので)



夕食時、父と母が下らないことで喧嘩が始まった。(だいたい母が突っかかって始まる)


母は、絶対負けたくないし、相手が負けを認めるまで折れない人だ。





例えば、一つのトピックで論破され、母の負けが濃厚になってくると、全然違うトピックを引っ張り出して(母が有利になる話を選んで出してくる)、再戦する。





布団に入っても、父が寝る前になんとしてでも父に負けを認めてほしいのか、父に謝罪を要求し続ける。



父は面倒くさくなって、謝る時もある。(私と妹は、襖一つ挟んだ隣で寝ていたので、全部筒抜け。)






ある日、父の側で寝ている母が、いきなり胸が苦しいと、激しくはぁはぁ言いながら、隣の部屋にいた私に訴えてきた。



そして、母から、母の保険証を渡され、「お母さんが死にそうになったら、救急車を呼んでね!その時にこれを渡して!はぁはぁ!」と私に言ってきた。





私はその時心配で心配でたまらなかった。



恐らく同じ女だから、父より母に懐いていたし、母が死んだら生きていけないと思って、不安でたまらなかったのだと思う。







今、冷静になって考えると、本当に死にそうだったら、母のすぐ側で寝ている父が対応しているはずなので、その日も喧嘩をしていたし、あれは謝らない父に対する当てつけだったのだと理解できる。



恐らく父は寝たフリをして、謝罪を拒否したのだと思う。





その後、私はしばらく起きていて、もう一度母の側へ行き、救急車を呼ばなくていいのか確認した。


母が大丈夫と言うので、ようやく私は安心できた、というところまで記憶している。







同僚達は、「子供にわざと心配させるなんて、ちょっとおかしいね。」とコメント。



きっとちょっとどころじゃないのだろう。(顔がドン引きだったから)






これを親と同世代の人に話すと、どうしても親側の気持ち側理解しようと、努めようとする。(←理解できないけど一生懸命理解しようとするの意)


なんなんだろうね。笑






これからも、非毒親育ちに人達に自分を理解してもらおうという目的はない。


ただ、母親としての在り方に迷っている人や、毒親持ちで自分を変えたいと思っている人に、的確な気付きを与えられると良いなと思っている。





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