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企画・構成案づくりのステップ

ライターは記事の企画や構成案制作を求められることもあります。

「こんな内容はどうですか?」と提案することもあるし、指定されたKWで構成案を考えることもある。

自分が考えた構成案でそのまま執筆を依頼されることもあれば、企画・構成案制作を担当して他のライターさんに執筆を依頼することもあります。

「ライター」というと、イコール「執筆する」というイメージだけど、ただ文章を作るのではなく、読者を想像してニーズを捉えて、リサーチ・分析して・・・という記事コンテンツのための企画づくりもライターに求められるスキル。

今回はすでにキーワードがある状態から記事を企画するステップについてご紹介します。

キーワードからペルソナを作る

まずはキーワードを検索窓に打ち込み、上位表示されているサイトを分析します。分析することは

・何が書かれているのか
・誰に向けて書いているのか
・記事の目的は何か
・どんな疑問を解消しているのか など

ここでは、上位表示の真似をして二番煎じの記事を作るというマインドではなく、ユーザーの求めているニーズを捉えるための作業であると意識することが大切。

キーワードで検索するユーザーを知るために上位表示のサイトやサジェストワードをリサーチし、ペルソナを設定します。

ペルソナからニーズを深堀する

ペルソナは性別や年収、家族構成、住所などまで細かく設定します。

さらに、キーワードを検索するに至った経緯、思っていること、抱えている悩み、願っていることを『顕在意識レベル』と『滞在意識レベル』で探ります。

たとえば、「30代 化粧水」を企画するとしましょう。

この場合、だれかは「30代におすすめの化粧水」を知りたいかもしれないし、他の人は「30代の自分に合う化粧水」を知りたいかもしれない。

また、だれかは「30代で取り入れるべき化粧水のつけ方」を知りたいかもしれない。

同じKWであっても抱えている悩みが異なれば、コンテンツに求める内容も異なります。

ニーズは、ペルソナを設定するからこそリアルに描けることでもあるので、ニーズを知るためにもペルソナ設定は欠かせません。

コンテンツに求める結果を設定する

コンテンツを読んだユーザーは、最終的にどんな気持ち・行動をすることができたら幸せを感じてもらえるかを考えます。

たとえば、化粧水を選んでいるときに「取り入れるべき化粧水の選択」ができたら嬉しいですよね。

さらに、そのままコンテンツ内で購入ができたらより嬉しいと思ってくれるかもしれません。

効果的な化粧水のつけ方を知ることができたらより「読んでよかった」と感じてもらえるかもしれない。

コンテンツ内で情報を広げすぎることには注意が必要ですが、読者が求める最終的なゴールを設定してコンテンツ内で伝えてあげることが大切です。

ユーザーの求める結果を目指して構成していく

最終的な目的を設定したら、あとは見出しを作りながら構成を作っていきます。このとき意識することは、目の前にいる人に向かって説明をするような感覚で作るということ。

インターネット越しであってもユーザーは人です。

読む理由がなければ読まないし、内容を信頼できなければユーザーの求めるものを届けることはできません。

ユーザーの変化する心に寄り添うように順番や内容を考えて構成案を作っていくことがポイントです。


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