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清澄な時に包まれる「京都・吉田山荘のカフェ真古館」

京都・吉田山の中腹にある料理旅館

吉田山荘

登録有形文化財にも認定されているこの由緒ある建物は昭和7年に建てられたもの。かつては東伏見宮家の別邸だったのだそう。

"最後の宮大工棟梁"と言われる西岡常一氏が建造された格式高い表唐門をくぐり抜け、アプローチを進むと現れる吉田山荘の入り口、
さらにその先にひっそりと佇む、大好きなカフェがあります。

真古館

かつてはガレージとして使用されていたという、この趣のある建物

こちらが真古館です。

吉田山のカフェといえば"茂庵"も有名ですが、こちらの真古館も、2階の窓から降り注ぐ柔らかな光と木々が醸し出す独特の雰囲気が都心ではなかなか味わえない、清涼感と癒しを与えてくれます。

白い壁に木の温もり、アンティークな設え、木漏れ日に、鳥の囀り・・・・・・

避暑地・軽井沢にも似た雰囲気があるかもしれません。

そんな真古館、有名なのは注文したお品に添えられている

吉田山荘の女将が、ご挨拶代わりにとしたためられた和歌。
季節によってその内容は異なるのですが、この日いただいたのは、ホトトギスを詠まれた一首。
裏には現代語訳も書かれています。

実際に窓の外から聞こえてくる鳥の囀りとシンクロして、漂う風情は2倍ではなく2乗!

バナナジュースとコーヒー

ドリンクには、真古館の名物"コウモリ"を象ったビスケットも添えられています。

こちらのビスケットは、乳製品&卵不使用。ほんのりシナモンが香る、素朴で飽きのこないお味が人気です。

お土産にも購入できます(オンラインもあり)

この日は、お土産に吉田山荘で実際に提供されているという、ちりめん山椒を購入してみました。

ちなみに、このエリアには吉田神社や真如堂、金戒光明寺などもあるので、散策の足休めに立ち寄るにも最適なカフェだと思います。

清澄な空気感に包まれ、穏やかな時が流れるカフェ、真古館

心のデトックスに何度も訪れたい、
また、

カエル(帰り)たくなる?!
癒しのカフェです。

【​真古館】

京都市左京区吉田下大路町59-1
11時〜18時(L.O.17時30分)
特定曜日の休みなし

パーキングは吉田山荘のお客様優先のため基本的には使用不可、事前に要確認/現在感染予防対策として、席は1時間制(桜や紅葉の時期も同様)/ ノマドワーカー 少ない/ザワザワ感 普通(声は響きやすい)

※情報は訪問時の時のもののため、変更となっている場合がありますので、ご注意ください。

コメ子。


#わたしの旅行記

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