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夫によるムスメコーディネートがダサい問題。

夫はファッションセンスがない。

こんなことを断言するのも何だが、これは本人も自覚している。

だからお出かけのときの服装は私が選ぶことも多いのだけれど、上下バッチリ!と思っていざ出発し、少し歩いたところで「え、何でその靴履いてきたの...?」なんてことは多々ある。

まあ足元までコーディネートしなかった私が悪いのだけれど「1番それじゃないやつ」を選んでくる夫もなかなかのものである。


そんなわけなので、ムスメの着る服について、夫は一切口を出さない。
いつも私が選んできた服をそのままムスメに着せるだけだ。

ある日、出がけにスタイが汚れていることに気づいた。手が離せなかったので、夫に新しいものにつけ替えてとお願いすると「何でよりによってこのスタイなの?」っていうやつをつけてきた。


理由は、

「それがひきだしの1番上にあったから。」

だそうだ。

実にシンプル。

いやでも、この服にこのスタイはおかしいじゃん。と言うと、おかしいということは何となく分かるけれど正解にたどり着ける自信はないらしい。

服の色に合わせればいいんだよ、とかこの服だったらこのスタイが良くて、などと説明するのだが「ムズカシイ」と言って取り合わない。


別の日、私がスタイをつけ忘れてしまい、また夫にスタイをつけてくれるよう頼んだ。しばらくしてムスメを見ると、スカートの色に合った可愛いスタイをつけているではないか。

夫もようやくコツを掴んできたようだ。


「今日のスタイはコーディネートに合ってるじゃん!」

「いや、それ1番上にあったやつ。」


...彼のスタンスは変わらない。
何回かに一度、このような巡り合わせがあるだけだ。

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