【GW読書の一助に】最近読んだ・読んでいる本を一挙ご紹介!
こんにちは、ひらっちです。今日も安定の出勤日ですが、せっかくなのでお休みの方のために今日もnoteを更新しようかなと思います。本日はちょっと長編になりそうかな?
<いつものように簡単な自己紹介です>
僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。
このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。
現在、『マイナビ農業』で不定期連載中。よろしければぜひご覧下さい。就農を考えている人には役立つ情報が色々とあるんじゃないかと。
■若い人が真っ先に考えるべきコスパ最強の投資先は「読書」!
あらためまして、ひらっちです。今日は久しぶりに「読書」をテーマに書いてみようかなと思います。
皆さん、このGWは「読書」をしていますか?
僕が「投資を考えるなら、若いうちは自己投資一択」というのを一貫して主主張しているのはすでにご存知かと思いますが、そんな自己投資の中でも最もコスパがいいと思うのが「読書」です。
僕が出版業界に身を置いているため、多分にポジショントーク的な要素が含まれているかもしれません。この点は、読者の皆さんも疑った方がいいと思いますが、それでも同様の主張をする人は巷に結構たくさんいますし、おそらく「読書がかなり割のいい投資先」であることは間違いないはずです。
というわけで皆さん。このGWは、僕のnoteなんてせっせと読んでいないで、図書館や書店で「良書」との出会いを楽しんでみてくださいね(笑)
…と、読書するように焚きつけてはみたものの、「ひらっちさん、そんなことを言われても、普段から本なんて全然読まないし。何を手に取ればいいのか分からないよ~」という声が聞こえてきそうです。
そうですよね~。そうだと思います。
実は、何を隠そう、僕もそんな20代を過ごした一人です。漫画ならいざ知らず、本なんて読んでいる暇ないよーー。フリーライターとして仕事をしているにも関わらず、そんな風に思いながら全くと言っていいほど本を読まない生活を過ごしていました。当時はネットもそれほどポピュラーじゃなかった時代。どうやって知識を得ていたのかと思うと、少しゾッとします。
20代の僕のような人はきっとたくさんいるはずです。そこで今日は、僕が最近手に取った本をいくつかご紹介しようと思います。「絶対お勧め」という一冊もあれば、なかには「ん?」と首をかしげるものも。いろいろとごちゃまぜでご紹介していきますので参考にしてみてくださいね(^^♪
では、行ってみましょう!!
■『シンプルで合理的な人生設計』
まずはこちらです。マネー本が好きな方にとってはお馴染みの方、橘玲さんが書かれた最新作『シンプルで合理的な人生設計』です。
以前にも書いた通り、僕は橘さんが出す本をほぼすべてチェックしています。昨年出したこの本も相当売れたようですね!
『シンプルで合理的な人生設計』は、お金のお話しはもちろん、それ以外の要素も含めて、人生をよりよく、合理的に生きるためのアドバイスが満載された一冊です。ずっと橘さんの情報に触れ続けている僕からすると、既視感がある内容が多いですが、まだ一度も手に取ったことがない人、これまでの情報を復習したい人にはうってつけの一冊かと思います。
個人的に「そうだよな~」と思ったのは、「こころを病む原因は長時間労働ではない」というくだり。
僕も、過去にはこんな記事を書いていますけど、好きであれば、結構長く働いても苦にならないものです。
だからこそ、ぜひたくさんの人に「好きな仕事」「楽しい仕事」を選んでほしいなぁ~というのが僕の切なる願いです。学生の皆さんは、そういう人生を手に入れるために勉強をするんだよ。受験勉強はあくまでツールや手段の類であって、くれぐれも人生の目標じゃないからね!
『シンプルで合理的な人生設計』は。この「好きな仕事ができない問題」のあたりもフォローしてくれているので、「そもそも好きなことがない」なんて人にはぜひ読んでみて欲しいですね。
さて、お次は、この2冊を紹介しましょう!
■『クレッシェンド』『人生後半の戦略書』
まず一冊目は、自己啓発本の王道、「7つの習慣シリーズ」の最新刊『クレッシェンド』です。
僕はこれまで数千冊の本を読んできましたが、自己啓発本のおすすめをいくつか挙げるとしたら、間違いなく入ってくるだろう一冊が『7つの習慣』です。ビジネス書が大好きな人であれば、一度は必ず耳にしたことがあるくらい有名な本で、僕の場合、文字通り人生を変えてくれたと言ってもいいくらい大きな影響を受けました。
ただ、今回の『クレッシェンド』という本については、正直どうかなぁ…というのが率直な感想です。応援したい気持ちもありますが、「クレッシェンド(だんだん強く)」のタイトル通り、「人生後半も年齢に関係なく頑張ろうぜ!」的な内容になっているのがどうも引っかかります。
元気をもらえる中高年が一定数いそうな気がしますが、エナジードリンク感が強めの内容です。もう少し深みのある内容が欲しかったなぁ。もうコヴィー先生がなくなっているので、それも叶わないのが残念ですが。
その代わりと言ってはなんですが、僕の溜飲を下げてくれた一冊がこちらです。『人生後半の戦略書』。それほど注目されていないようですが、個人的には今年のビジネス書のうち、きっと5本の指に入るくらい良い内容なんじゃないかと感じました。特に、そこそこ頑張っている中高年には参考になる部分が多いと思います。
一言で内容を表現するなら、「人生の下り坂との向き合い方」。人は誰しも、加齢という呪縛から逃れられません。ある程度抗うことはできるけど、若いうちと同じような生き方を続ければ、どこかで無理が来て、破綻をきたす。そんな「落ち目」にちゃんと向き合い、その中でもより良い人生を描くにはどうすればいいのか。そのヒントがちりばめらています。
「大成功者のその後」という視点で描かれているので「いやいや、そもそも大きな成功を収めていないし…」と感じる向きもいるかもしれません。僕もそんな気はしますが、晩年の幸福と健康に悪影響を及ぼすのは、「喫煙」「飲酒」「肥満」「運動不足」よりも圧倒的に「孤独」で、「孤独は1日15本の喫煙に匹敵する」という指摘には「なるほど、そうか…」と思わずうなりました。
■『お金以前』『一生お金に困らない最短ロードマップ』
せっかくなので、もう少しお金関連の本も紹介しておきますね!
『お金以前』というタイトルなんですが、がっつりお金の話を書いた一冊です。「以前」は「基礎」みたいなニュアンスが含まれているのかな? これだけは知っておいてほしいベーシックなお金の話が網羅された一冊です。
個人的には「国の借金」に対する捉え方にはちょっと違和感を覚えましたが、投資のこと、保険のこと、住宅ローンのことなど、「まずはここを押さえておいた方がいいよね」という部分を分かりやすく説明してくれています。社会人1~3年目くらいの人が「お金について知っておきたい」という時には、かなりお勧めできる一冊だと思います。
もう少し専門的にお金の話を学びたいという人は、最近だとこれがなかなか面白かったですかね。
『一生お金に困らない最短ロードマップ』です。ちょっと価格が高いからなのか、それとも基本的にアメリカの情報が多いからなのか、Amazonのレビューを見る限り全然売れてなさそうな雰囲気がします(笑)
投資を失敗に導きかねないバイアスについて網羅的に解説してくれているので、テクニックだけでなくマインドの部分をしっかり押さえたいという人にはなかなかの良書だと思いますよ。
■まとめ
ふう、疲れた…。まだまだ最近読んだ本、今まさに読んでいる本はいくつもありますが、紹介し始めるとどこまで行ってもキリがないので。今日のところはこの辺で。
最後に「これから本を読んでみよう!」という人にアドバイス。まずは失敗を恐れず、直感で手に取ってみることが大事です。だから、今日ご紹介した本の中にも「これはちょっと…」と思ったものをあえて混ぜてみました。
世間の書評を読んでいると、さも「すべての本が良書」と勘違いしそうですが、「自分に合わない」「思っていたのと違った」という本と出合うのは日常茶飯事。ほぼ失敗します。いきなり良書に出会おうとしても、絶対に無理です。
「ひらっちさん、それじゃあ、お金がもったいないよ!」という人は、図書館で色々と探してみるのもいいと思います。
あなたも自転車に乗ろうとした時、いきなり自由自在に乗りこなせたわけじゃないですよね? 失敗をしながら場数を踏む。これが「読書というスキル」を高めるために必要不可欠な通過儀礼です。
最初のうちは「ああ、この本失敗だった…」となるのが当たり前だと思って、まずは一歩目を踏み出してもらえるとうれしいです。きっと人生が変わりますよ(^^♪
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