お金を学ぶのは、社会のルールを知ること

おはようございます。ひらっちです。土曜日、いかがお過ごしですか? 僕は今日1日天気がいいみたいなので、畑の雑草でも退治しにいこうかな、と考えているところです。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■ほとんどの人は、お金を勉強する機会にすら出会わない

さて、本日は、経済的自由を手に入れるためには、絶対に避けて通ることができない「お金の勉強」についてのお話です。

いきなりですが、あなたは「お金の勉強」をしたことがありますか?

このnoteをご覧になっている方は、おそらく「お金」や「ビジネス」に関する感度が高い方が多いだろうと思います。それでも「ちゃんとお金を勉強したよ」と胸を張っていえる人は、きっと少数派なのではないでしょうか?

「確かに、ちゃんと勉強したことはないかも…」。

今、あなたが心の中でそんな風に思っているとしたら、ご安心ください。ほとんどの方がそう思っているはず。

だって当たり前ですよね? 小中高はもちろん、大学ですらお金について勉強する機会は、ほとんどないのが実情なんですから。

冷静に考えたら、これってかなりおかしいと思いませんか? 古典や漢文を読んだり、大化の改新の年号を覚えたり、元素記号を暗記したりはするけれど、社会人になったら誰もが必要とするお金の勉強は、ほとんどスルーしているなんて…。

そんなことだから、多くの日本人が、お金に困って生活に困窮したり、とんでもない詐欺に騙されたりするんだと思います。

とはいえ、かく言う僕も、20代の前半は、お金の知識なんてまったく持っていませんでした。むしろ、自分の夢や目標を追いかけることが第一で、「お金を語るなんて卑しい」「なんだか格好悪いよね」とさえ思っていました。

僕は早々にサラリーマン生活に見切りをつけ、24歳でフリーライターとして独立したのですが、その後、おかげさまで順調に売上を伸ばしていきました。そして20代が終わろうとする頃には、それなりの収入を得るようになっていたのですが、所得税を支払う段階になって、あまりの金額に愕然としたのです。さらに追い打ちをかけたのが、高額な住民税や健康保険料でした。

「これじゃあ、ひたすら税金を払うために頑張って死んでしまう…」。

こうして僕は、真剣に「お金の勉強」と向き合う決意をします。そして、税金や投資に関する本を読みあさり、さらにはファイナンシャル・プラニング技能士というお金にまつわる資格を取得したのです。

■ハンドを知らないサッカー選手はいないが、お金について知らない社会人は多い

この社会の経済活動の基本となるのが、「お金」です。社会人になってすることと言えば、「お金を稼ぐこと」。資本主義というゲームのなかで、お金を稼ぐプレイヤーとして活躍するプロ選手「社会人」になるということです。所属チームは、サラリーマンの方であれば、「働いている会社」ということになるでしょうか。

お金の知識がないというのは、資本主義というゲームで戦いを繰り広げているのに、ルールすら全く知らないという状態です。スポーツで例えるなら、サッカー選手なのに、ハンドやオフサイドを知らないようなもの。野球のバッターボックスに立っているのに、打った後、どっちに走ればいいのか分からない、という状態と一緒です。

お金について知らない人は、まさしく「葱を背負っている鴨」みたいなものです。だって、あなたが野球のボールを打った後、まわりの人から「三塁に向かって走るんだよ!」と言われたとしても、自分ではそれが間違ってることすら判断できないんですから。

ルールを知らなければ、プロ野球選手やプロサッカー選手にはなれません。でも、タチが悪いのは、資本主義というゲームでは、ルールを知らない人も、みんなプロ(お金をもらう社会人)になってしまう、という現実です。

でも、逆に言えば、ルールを知るだけで、かなり上位に上がれる可能性がある、とも言えます。サッカーや野球なら、ルールを知っているだけで上位に食い込めるなんてありえない。でも、資本主義社会では、大半の人がルールすら知らないがゆえに、それを知っているだけでかなり有利にゲームを進められるのです。

将来的に経済的自由を手に入れたいのであれば、まずはお金の勉強を始めてみて下さい。そもそも、お金の知識がなければ、「どんな状態になればゴールなのか?」も分かりませんからね。

個人的には、ファイナンシャル・プランニング技能士の3級から勉強を始めてみるのがおすすめです。十分に勉強した分の元は取れると思いますよ。

手っ取り早くビジネス書で勉強したいなら、山崎元さんの著書『マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方』がいいと思います。普段あまりビジネス書を手に取らない方でも、マンガなので読みやすいかな、と。

お金をかけずに勉強したいという人、動画で学びたいという人は、YouTubeを活用するのもいいかもしれません。おすすめは、両学長さんの『リベラルアーツ大学』。基礎中の基礎から、かなり専門的ことまで、お金にまつわる知識を幅広く取り扱っていて、僕も勉強になることが多いチャンネルです。

今は本当にいい時代ですよね。だって、お金をかけなくてもネットでいろんなことが勉強できるんですから。

お金に関する知識についても同じ。あとは、あなたが「やるか」「やらない」だけです。せっかくですから、お金の勉強を通じて、少しでもたくさんの方に幸せな生活を掴んで欲しいなと願っています!


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