そろそろ少子化が異次元になってきましたね(対策もある意味異次元ですがw)

おはようございます、ひらっちです。いや~すみません、かなり久しぶりの更新になってしまいました。今は、とある企業の記念誌を執筆していて、連日数万文字単位の原稿と格闘しているのでちょっとお休みしておりました。追い打ちをかけるように農作業もかぶさってきており…。まあ、これが平常運転なんですけどね。「どの口がFIREを語っとんねん!」とツッコミが入りそうですが、元々「RE否定派」なのでそのあたりはご勘弁ください(^^♪

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中。こちらもしばらくお休みしておりましたが、今月は2本ほど記事をアップする予定です。よかったら楽しみにしていてね! もちろん過去記事もぜひ!(^^♪

■すげえな、少子化。もはや異次元のレベルです。

あらためまして、ひらっちです。今日は、最近巷で大にぎわいの「少子化」をテーマに書いてみようと思います。

岸田首相の肝いり政策である「異次元の少子化対策」。色々な問題が噴出しておりますが、対策を講じる前に、そろそろ少子化自体が異次元のフェーズに突入してきました。

昨日の報道によれば、2022年の合計特殊出生率は「1.26」。これは過去最低に並ぶ数字のようですね。

2005年にも同じ数字が出ていることがすごいなぁと思いますが、そこから抜本的な対策を講じることなくここまで来てしまったことにも驚愕します。昨年の出生数はおよそ77万人と、もう少し先に割り込む予定だった80万人を早々に突破。コロナで婚姻数が激減するという特殊事情を加味しても、すさまじいスピートで少子化が進んでいることが見てとれます。まさに異次元!

もうこうなってくると、小手先の対策では少子化は止められないですね。

先日、とある大学の先生たちと、温暖化対策の問題について議論する機会があったんですけど、「いや~、もう『温暖化対策』なんて言っているレベルはとうに過ぎていて、『いかに温暖化に適応するか』のフェーズに入っていますよ」みたいな話で盛り上がったんですけど、少子化もそのレベルに達しているかもしれませんね。

少子化対策ではなく、少子化適応。割と真剣にそのフェーズに入った気がします。まあ、かなりのハードランディングが予想されますが。。

ちなみにアベマでこんな議論がなされていて、面白かったのでシェアしておきます。良かったらご覧ください。なるほどなぁと思うことが多いです。てゆーか、高校生の児童手当を出す一方で、扶養控除を無くしたら、暴動が起こるぞ割とマジで。

■少子化で起こることを勝手に考えてみた

「異次元の少子化対策」とかいいながら、中途半端な策しか考えない政府のスタンスを見ていると「本当にこの国を守る気があるのか」と思いますよね。

だって、このまま国民が減っていけば、いつか日本はなくなるじゃん(笑)。国会議員の多くがお年寄り、国民の大半を占めるのもお年寄りなので「あと数十年逃げ切れればそれでいいんじゃね?」という考えなのかもしれませんけどね。

ちなみにこのまま子どもが減っていけば、どんなディストピアがやってくるのか。ここからは完全にファンタジーですが、ひらっちが勝手に考えてみました(笑)

●シン・日本樹立

2059年、国の社会保険料が膨大になり、税金の負担率が78.2%に達したことを受け、20~30代の現役世代による政治集団「新しい日本を創る会」が「シン・日本」の樹立を宣言した。シン・日本国政府が主張する国土は鳥取県全域。首都は鳥取市に置く。現役世代が一気に流入することで高齢者への負担が大幅に削減され、税負担率は25.3%にまで低下する見込みだ。今後も日本から「シン・日本」への移民が急激に増加することが見込まれる…

自分で書いていて「意外とあるんじゃねーか」と思えてきた(笑)もう少し小さな自治体単位であれば、国家樹立を宣言しなくても同様のことはできそうですよね。限界集落に移り住んで、自分たちでやれることは自分たちでやる。高水準の医療はあきらめないといけないけれど、都会で精神を病むよりはよっぽど健康に暮らせそうです。

●日本滅亡

2156年、ついに日本は滅亡した。急速な人口減少により1000万人台にまで人口が落ち込んでいた日本は、隣国からの侵略を受け、すでに北海道、九州を実行支配されていたが、この年に東北地方をロシアに、四国・中国地方を中国に侵略され、2000年以上にわたるその長い歴史に幕を閉じた。

これもありそうだな。だって国民がいないんだから、守れないよね~。特に離島は誰かが住んでいるかどうかが重要なので、さすがに北海道や九州が奪われるのは現実味が薄いけど、本州から遠く離れた離島、沖縄レベルでも割とありそうな気がします。怖いなぁ~。

●日本再興

2030年代の日本の目覚ましい経済発展は、「第6次産業革命」と呼ばれ、その後の社会経済に大きなインパクトを残した。少子高齢化が急速に進んだ日本では、これまでの規制を抜本的に改革し、従来の産業構造を大きく転換。ロボットやAIを駆使した「究極の自動化社会」を実現した。すべての産業において「ほぼ人が要らない生産体制」を構築。衰退国から新興国へと見事な復活を遂げた。しかしながらそのひずみは大きく、多くの労働者が職を失い、資本家に莫大な富が集中する構造により一層拍車がかかることになった。

結局、こちらもディストピアになってしまいました(笑) いかんなぁ~、明るい日本を描こうと思ったんですが。でも正直、どんどんと子どもが減っていく未来に明るい兆しは見えない気がします。

ちなみに過去にはこんな記事も書いているので、気になる方はぜひご覧ください。このまま少子化が進んでいった時、個人で打てる策にはどんなものがあるのか。ファンタジーとしては割と面白いと気がしますがどうでしょう。

■まとめ

いや~、分かってはいたけれど、やっぱりすごいわ、日本の少子化。それにしても、この国には「少子化を何とかしないければ」という気はないんだろうか。

ちなみに僕はこのnoteで「東京に住むのをやめてみては?」と再三にわたってお伝えしています。特に子育て世代は真剣にこれを考えてみた方がいいと思いますね。

先ほど紹介したアベマでも指摘されているように、子育て世帯にとって東京はすでにディストピアですよ。どうやってあの家賃を支払いながら、クルマなしで生活するのよ? 満員電車で必死にベビーカーを押している親子を見ると、田舎者の僕はなんだか悲しくなってしまいます。。。

最近の東京ではいわゆる「億ション」が当たり前になってきているらしいけど、そこそこの田舎を選ぶだけでマンションの毎月の管理費分の家賃で、もっと広い部屋に住めますからww

手取り年収が1000万円の人の場合、田舎に引っ越せば「10年間全く仕事をせずに遊んでもトントン」です。冗談みたいなホントの話。東京に住むだけであなたの10年間の給料が消し飛ぶのと同じです。

もちろんどこに住むのかは個人の自由です。ただ、もうそろそろ「子育て世代にとって東京は呪われている」と気付いた方がいい。

「いやいや、ひらっちさん、それでも東京で子育てしないといけないのよ~」という方もいると思うので、そういう人にはぜひ頑張ってほしいけど、同時に「もう少し広い視野で別の選択肢を探してみては?」とも思ってしまいます。

ちなみに今回の報道では、都道府県別の出生率は東京都の1.04が最低でした。全国最低の出生率がそれを端的に示していると思いますが、みなさんはどう考えますか?


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