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将来不安が原因で「過度なコロナ貯蓄」が一向に解消されない様子です…。

おはようございます、ひらっちです。週明けの月曜日、皆さんはいかがお過ごしですか?

僕は朝から原稿の仕事を終え、午前中はリモート取材、午後からは原稿執筆という感じでしょうか? 冬場は農閑期なのでライター業が中心ですね。しばらくはのんびりした毎日が続きそうです。…あ、でも、そろそろ雑草がヤバそうだな(笑)

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中。農業にご興味のある方、半農半Xに関心のある方はぜひどうぞ!(^^♪

どうやら近いうちに経済メディアの『NewsPicks』でも記事が転載されるようになるみたいです!また公開されたらご報告させていただきますね♪

■特に若い人たちが全然消費してくれないようですね…

あらためまして、ひらっちです。今日は「貯蓄」をテーマに書いてみたいと思います。

皆さんは「貯蓄」していますか? これだけ将来不安が広がってくると「老後に向けてお金を貯めておこう」と考えるのは自然の流れですよね。特に若い世代では、コロナがだいぶ落ち着いてきた現時点でもなかなか消費が回復してこないようです。

 内閣府は3日公表した「日本経済2022―23」(ミニ経済白書)で、34歳以下の若年層が手取り収入から消費に回す割合(消費性向)は、コロナ感染拡大以降、低下傾向に拍車が掛かっていると指摘した。

 35歳以上の世代が感染拡大から1年たたずに持ち直し始めたのとは対照的。若年層は貯蓄の目的として老後資金の確保を挙げる割合が増えていることも踏まえ、個人消費の回復には賃上げや持続可能な社会保障制度の実現が必要だと提言した。

日経新聞には、こんな記事も掲載されておりました。

新型コロナウイルス禍で積み上がった家計の「コロナ貯蓄」が、日本では減らずに増え続けている。民間試算によると、2022年9月末で62兆円に達し、国内総生産(GDP)の10%を超える水準にまで膨らんだ。将来不安などで個人消費にお金が回っていない。ピーク比6割減となった米国との違いは鮮明だ。賃上げや社会保障改革などで、安心して消費を増やせる環境を整えることが急務となる。

それぞれの記事の冒頭部分を引用させていただきましたが、そろそろ新型コロナも収束というか、平常の暮らしがだいぶ戻ってきている一方、「そろそろ以前のようにお金を使ってくれそうだ!」とはいかないようですね。

■コロナで消費しなかった人が、今後はどんな消費行動に出るのか?

35歳以上の消費は戻ってきているのに、それより下の世代の消費がなかなか戻ってこないのは一体なぜなのか?

こればかりは若い人たち全員に聞いてみないと分からないですが、なんとなく「消費行動の違い」が原因じゃないかと見ています。

世間一般に言われることですが、僕たち40代を含め、一定以上の年齢にとって、消費といえば「モノを買うこと」が中心ですが、若い人たちは圧倒的に「コト消費」の毛色が強い気がします。

旅行や外食、イベントなど、「コト消費」に関連した抑制がずっと続いてきましたから、その回復が遅いのは、ある意味仕方がないのかなと。そんな風に見ています。

これからイベントなどが平常に戻ってきた時、果たして消費行動が一体どうなるのか? 一旦植え付けられたマイナスイメージが払拭されるまでには相応の時間がかかりそうです。

また、10代後半~20代前半あたりの「貴重な3年間」に、この手の「コト消費」の楽しさを経験せず大人になった人たちが、果たして以前のように「コト消費」に向かうのか? これも正直分からない。改めてコロナの影響の大きさを痛感しますね。

■まとめ

僕は、以前から伝えている通り、「若いうちはどんどんお金を使った方がいい」というのが持論です。この考えには、自身の反省も少し混じっています。若いうちの時間はやっぱり貴重ですから。

若いうちは「自己投資」の範囲を広めに捉えて、時には「ちょっと浪費かも…」なんて思える領域まで、少し踏み込んでお金を使った方がいい。なぜなら「経験」こそ、最大の自己投資だから。もちろん「勉強」も大事ですが、人生を豊かにするという点では「趣味」「遊び」も大事です。

その点、僕はもう少し20代にお金を使ってもよかったかな~と思っています。まあ、24歳で不安定なフリーランスになったし、お金の面であんまりリスクを取れなかったから、仕方がない面もあったんですけどね。

若い人たちの間で「嫌・消費」の傾向が強いなら、むしろ逆張りでいろんな経験を積むことが、他人との差別化に繋がるかもしれない。そんな発想で、いろんなことにトライしてほしいものです(^^♪

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