【お金の守備力UP】消費者契約法で詐欺商法から身を守ろう!

おはようございます、ひらっちです。お盆休みも「今日まで」という人が多いでしょうかね? 僕も普段に比べてのんびりモードで過ごしております。いつもは朝4時に起床することが多いですが、今日はなんと朝7時に起床(笑)いつ振りだろう? こんなに朝が遅かったのは。明日もそこまで忙しくない予定ですが、そろそろ平常モードに切り替えていこうと思います。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

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■「占い」が大好きな人は、個人情報の流出にご用心?

あらためまして、ひらっちです。今日は「霊感商法」「詐欺商法」をテーマに書いてみたいと思います。

最近、巷では「旧統一教会」の話題でもちきりですね。40代のおじさんからすると「なんだか懐かしいなぁ~」という感じがしますが、今の20~30代の皆さんは初見の方も多いと思います。

「なんだそれ?」「すごい話だね」と驚いている人も結構いらっしゃるかもしれませんね。

なかには「すでに被害に遭っている」という方もいるかもしれないので、今日はこの「霊感商法」を話題に取り上げてみようと思います。

テレビで紹介されている通り、はっきり言って「霊感商法」は「詐欺」です。色々と情報が出てきていますが、その手口は実に巧妙で、あらかじめ資産を持っている人をターゲットにして身ぐるみをはいでいくような戦略を取るようですね。

例えば、一つの手口として紹介されているのが「占い」です。そもそも「占い」は、何らかの悩みを持っている人が訪れることが多いですから、「見込み客の獲得」という点では、実に合理的なんでしょう。

僕がもし占い師だとしたら、「あなたのお悩みは…」と言いながら、若い20代女性であれば「恋愛が」、30~40代の男性であれば「仕事」もしくは「愛人」、そして50代以降であれば「健康」あたりを突けば、それなりの高確率でヒットすると思います。世代によって悩みなんて大体似通ったもんですから。もし外れたら、別のターゲットに切り替えればいいだけの話です。

で、「占い」を糸口に引っ張り出すのが「個人情報」です。例えば、「お名前と生年月日を教えてください」と占い師に言われて「いや、個人情報なんで!」と断る人はまずいません。「家族構成」「職場」「資産」などなど、それ以上のことだって平気で話してしまうかもしれない。

こうして得た情報を詐欺に悪用すれば、SNSが発達した今の時代、すぐにその他の個人情報も大方調べがついてしまうはずです。それを使ってさらに信じ込ませていけば……。いや~、怖いですねぇ~。僕も「ひらっち教の教祖」になれちゃうかもしれません。

僕は、この手の新興宗教に全く興味がないので詐欺に引っかかることはないと思いますが、世間では「自分は絶対に大丈夫」と思っている人ほど危ないというのが通説です。僕も改めて気を引き締めていきたいなと思います。

■霊感商法でもう騙されちゃった…。そんな人にも救済策はちゃんとあります

では、「もうすでに霊感商法に引っかかっちゃたよ…」という人に救済策はないのか? そんなことはありません。むしろ国はしっかりと法整備を進めてくれています。それが「改正消費者契約法」です。下記に詳しい内容を掲載した記事のリンクを貼っておくので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。

●2018年改正消費者契約法の概要とポイント
https://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201909_05.pdf

この消費者契約法、霊感商法以外にもいろんな場面で使える防衛手段なので、この機会に一度ざっと目を通しておくといいかもしれませんよ。

このnoteでも何度も取り上げている通り、お金の知識で最も大事なのは「投資で儲けること」でも「コツコツ節約すること」でもなく、「詐欺に遭って大きく資産を減らさないこと」です。

純然たる詐欺はもちろん、詐欺まがいの商品にも手を出さない。それだけきちんと守れば、あとは普通に生活すれば老後の不安はほとんどない、という人が大半です。

大負けしない。致命傷を負わない。それが一番大切なことですからね。

■まとめ

そもそもこの手の悪徳な宗教にはまりやすいのは、健康や家族などで不安を抱え、心身共に弱っている時なのかな?と思います。

特に健康は年齢とともに不安が高まってくるので、正しい知識を身に付け、科学的なエビデンスのあるものを選択するようにしたいものです。

もちろん、プラセボの効果は絶大で「病は気から」という面もありますから、何らかの心の拠り所がプラスに作用することは否定しません。が、「何かを信じるのはほどほどに」というのが僕の意見です。

医療をきちんと科学的に捉えようという視点を養うのであれば、下記の本がお勧めです。宗教とは直接関係ないですけど。

いわゆる「代替医療」のエビデンスをまとめていて、科学的な視点から医療について考えるという点で、参考になることが多いと思います。

不安のどん底にいると、周囲が見えなくなりがちです。でも、どん底はあくまで底であり、ふっと状況が好転する時がやってくる。そんな時に「この宗教を信じたおかげ」なんて言われると、信じてしまう心境も分からなくはないです。

だけど、その「信じるもの自体」が、身の破滅を招くという危険性には十分注意したいものですね。宗教に限った話ではないですけど。

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