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いよいよ自分で老後資金を運用する時代の到来?

こんばんは、ひらっちです。今日はなんだか猛烈な北風が吹いて怖いぐらいでしたが、みなさんがお住まいの場所では、いかがでしたか?

明日は全国的に寒波が襲来するらしいですが、この調子だと予報通り大雪になりそうな雰囲気が漂ってきました。先日もいろんな地域で被害があったようですし、大晦日から元旦は、自宅でゆっくり過ごすのが一番かもしれませんね。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■「確定拠出年金」と「確定給付年金」がついに逆転?

あらためまして、ひらっちです。今日は「お金」「投資」をテーマに書いてみたいと思います。

先日、日経新聞でこんな記事を見つけました。

どうやら個人が自ら運用先を選ぶ「確定拠出年金」の加入者数が、企業が将来の給付額を約束する「確定給付年金」の加入者数を逆転したようですね。

これまでは、老後資金づくりは会社に任せておけばよかったわけですが、個人でリスクを取って運用する時代が本格的に到来している、ということでしょうか。

ただ、実際に確定拠出年金を利用している人を見てみると、預金や保険といった「元本確保型」が運用資産全体の半分以上を占めている、とのこと。

確定拠出年金の掛け金は、全額が所得控除になるので、確かに元本保証の商品を選んだとしても節税メリットを享受できます。ただ、元本が保証された商品ではインフレに十分対応できませんし、せっかくだから投資信託などを積み立ていけばいいのに・・・と思いますが、やはりなかなか難しいのが現実なのかもしれませんね。

■サラリーマンよりもフリーランスの方が、年金について真剣に考えるべき!

ちなみに老後資金については、このnoteでもすでに何度か書かせていただきました。

サラリーマンの場合、いくら「個人で運用する時代」といっても厚生年金に加入していますし、多くの企業で退職金制度も整っているはずですから、たとえ何も準備をしなかったとしても老後はそこまで悲惨的な状況にはならないケースが多いと思います。

一方、フリーランスとなると、話は全然違ってきます。主に個人事業主などが加入する国民年金だけでは、老後を乗り切るのはほぼ無理だからです。厚生年金に比べると圧倒的に年金支給額が少ないですから。

ちなみに国民年金の満額は、令和2年度の場合で「78万1700円」です。これだけではとても暮らせませんよね?

また、退職金についても自分で用意しないといけません。中小企業基盤整備機構の「小規模企業共済」などの制度をうまく活用し、老後に向けた資金を貯めていく必要があります。

フリーランスとして独立すると、多くの人がサラリーマン時代に比べてたくさんの収入を得るようになると思います。

これはサラリーマンの場合、将来支払われる退職金分や社会保険料の負担分などを加味して給与が決定されているからです。いわば将来に向けた天引きをされているようなものですね。フリーランスになれば、その分の負担がなくなるわけですから、同じように働けば、サラリーマン時代よりも収入が増えて当然です。

しかし、フリーランスになって「やったー!収入が増えたーー!」なんて使い切ってしまうようだと、後でとんだしっぺ返しを喰らうことになります。会社勤めの時のように「会社任せで老後資金が貯まる」ということはないわけですから、フリーランスの人こそ老後資金を計画的に貯めていかないといけないのです。

■まとめ

サラリーマンの方でも無関心ではいられない時代に突入していると思いますが、とりわけフリーランスの方は、上記で紹介した過去記事なども参考にしていただきながら「老後資金づくり」について真剣に考えてみて欲しいと思います。

1年の区切りが付く年末年始こそ、今後のお金のことを見つめ直す絶好のタイミングです。今年の収入をきちんと確認し、将来どれだけお金が要るのか、どうやって貯めていくのかを改めて整理して考えてみることが大事だと思いますよ(^^)

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