自分の成功のために、家族を犠牲にしない

おはようございます。ひらっちです。今日は1日晴れそうですかね。やっぱり雨はうんざりしますねぇ。

<いつもの簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■仕事だけに力を注げば、当然、家族とは疎遠になる

どうも、ひらっちです。今日は、ちょっと趣向を変えまして、人生を豊かにするために大切な「仕事と家庭の両立」について、僕の経験を踏まえながら考えてみたいと思います。

みなさんは、家庭とちゃんと向き合えていますか?

24歳でフリーライターとして独立し、ガムシャラに働いてきた僕は、30歳を目前に結婚し、子どもが産まれたのを機に、それまでのワークスタイルを捨てました。

正直、仕事を心底楽しんでいた僕にとって、なかなか苦しい決断でした。でも、今振り返ってみても「良かった」と断言できますし、結果的にその後、以前よりも売上を伸ばすことができました。

奥さんや子どもに時間を使うのをやめ、仕事にすべてを投下すれば、それだけビジネスの成功に近づくことができる。残酷ですが、これはおそらく正しいと思います。

世の中の成功者にフォーカスが当たる場合、多くは仕事での成果に注目が集まります。テレビや雑誌などのメディアでも、TwitterやFacebookなどのSNSでも、これは一緒です。

どうしてもド派手な成功者にスポットライトが向けられるし、それをどこかで羨望したり、嫉妬したりしてしまう。これはとても自然なことだし、仕方がないことだと僕は思います。

でも、ビジネスでは成功できたとしても、それが幸せかどうかは別問題です。以前のnoteでもお伝えしましたが、「成功=幸せ」ではない。早くそのことに気づかないと、仕事では成功できても、家族とは疎遠となり、結果的に寂しい人生を送ることになってしまいます。

一つの事柄が成功するかどうかは、そこにどれだけ時間やお金を投資するかでおおよそ決まります。あなたが持つすべての力を仕事に投下すれば、ビジネスでの大きなリターンを得られる可能性は高くなります。

ただ、その分、パートナーや子どもへの投資を全くしていなければ、リターンを得ることはできない。何も努力していないのに「家庭円満」を求めるのは、全く株に投資していないのに配当金や売却益を得ようとしているのと同じことです。

「まさか」は突然やってきます。それは家族との関係も同じ。自分では上手に立ち振る舞っているつもりでも、その瞬間は目前まで近づいているかもしれないのです。

■僕は、キャンプ場にもPCを持ち込んで、仕事と家庭を両立する

仕事も、家族も、どちらも大切にしたい。そう思っている方はたくさんいると思います。ところが、いざその人の時間の使い方を見てみると、どちらか一方に偏ってしまっている。こうした状況を改善しないと、結果的にどちらかを捨てざるを得なくなってしまいます。

では、どうすればいいのか。僕が実践しているのは、「徹底的に両立を考える」ということです。

僕は、時間や場所を選ばないフリーランスの利点を活かし、どこでも仕事をするようにしました。例えば、家族との旅行先、時にはキャンプ場でもPCで原稿を書く。旅行先はもっぱら、取材やリサーチを兼ねることにしました。

仕事先の編集者さんにこの話をしたら、「キャンプ場でも原稿を書くなんて考えられない!」と笑われましたが、これが意外と心地よかったりします。

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仕事用のオフィスは、親の介護が始まっても様子が見られるように実家の2階にしています。自宅のデスクは、子どもたちの勉強机と並んでいます。僕がPCでカタカタやっていると、横で子どもたちが宿題をやっている。ものは考えようで、年下の仲間が隣で仕事していると考えたら、オフィスだって同じようなものです。

■まとめ

コロナ禍で、自宅でのリモートワークを強いられている人が多いと思いますが、個人的には、仕事と家庭の両立を見つめなおす絶好のチャンスだと感じています。僕みたいに、小さな子どもを連れて、公園で遊ばせながら原稿を書くみたいなスタイルは変態的だと思いますが(あまりに斬新すぎて、雑誌に取り上げられたこともありますw)、それでも、今までできなかったワークスタイルにチャレンジするいい機会だと思います。

「できない」「やれない」という固定観念にとらわれず、もっと自由に考えてみる。そうすればきっと、あなたなりのいい両立方法が見つかると思いますよ。

<おすすめ参考図書>

イノベーションのジレンマで有名なクリステンセン先生の著書。家族との関係を見直すことにもつながる良書です。ちなみに僕の「座右の書」の一つでもあります。

こちらは気鋭の経営者たちの「子育て本」。一口に子育てといっても、いろんな考え方、やり方があるんだなぁと勉強になりますよ。


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