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さあ、あなたも億万長者気分を体験してみよう!

おはようございます、ひらっちです。先日からずっとバタバタしておりましたが、今日は多少ゆっくりできそうなスケジュールです。今週も後半戦に入っておりますが、年末に向けて頑張っていきましょう!

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■億万長者を夢見るすべての人に、ひらっちサンタから一足早いサプライズあり!

あらためまして、ひらっちです。今日は「お金」をテーマに書いてみたいと思います。

みなさんは、億万長者になりたいとお考えですか?

このテーマは、以前にも書かせていただきましたね。結構たくさんの方にご覧いただいているようで、いまだにそれなりのアクセスがあるみたいです。

最近では、日本でも少しずつ「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」が注目され始めていて、僕のnoteをフォローしてくださる方のなかにも、プロフィールに「目指せ!FIRE!」みたいなことを書いてある若い方を見かけることが多くなってきました。

億万長者になって、早期リタイアを実現する――。確かに、幸せな人生が待っている感じがします。

というわけで、まだ1ヵ月以上早いですが、そんな「億万長者を夢見る若い人たち」に向けて、ひらっちサンタから特別なプレゼントです!

このnoteをご覧のみなさま全員に、とっておきの「億万長者体験」をお届けしたいと思います!

■ひらっちがお届けする「億万長者体験」、スタートです!!

では、参りましょう。まず準備して欲しいのは、あなたの預金通帳です。

そして、直近の預金残高が書かれたページを開いてください。

そこには、どんな数字が書かれていますか?

100万円を超えている? 素晴らしい! あなたはせっせと節約に励む努力家さんなんでしょうね。

10万円ぐらい? 大丈夫、大丈夫。若いうちはお金を使うことも大事です。あなただって、億万長者を体験できますよ!

1円しかない? そうですか。なかなか大変な生活を送っていらっしゃるようですが、そんなあなたでも億万長者気分をたっぷり満喫できるはずです!

では、いきましょう。

あなたの預金残高が全部で9桁になるように、右側に「0」を書き加えていってください。

ちょっと手の込んだことがしたいなら、某銀行みたいに画像を加工してもいいかもしれません。その方がリアリティーが増していいかも。

いくらになりましたか? 1億円を超えましたよね?

おめでとうございます! あなたの資産は、あっという間に1億円に到達しました。これでもあなたも、晴れて億万長者です!

さて、億万長者になった気分はいかがでしょうか?

 

・・・ん? 何も変わらない? 


そう、それこそが、今日の記事でお伝えしたかったテーマです。

宝くじの1等に当選して一気に億万長者になった人の少なくない人が、以前のままの生活を送っています。結局、億万長者になったからといって、すべての仕事を辞めて遊んで暮らせるか?というと、そんなことはありません。

サラリーマンの生涯賃金は、平均で2億5000万円ぐらいだと言われています。最近では年功序列が崩壊してきているとは言え、新人よりも中堅・ベテラン社員の方が給与は高いでしょう。なので、ざっくり20~40歳までに1億円、残りの引退までに1億5000万円を稼ぐと仮定しましょう。

となると、40歳で宝くじに当選し、仮に1億円を手にしたとしても、そのまま働くのを辞めてしまったら、一生涯で手にできるお金の総量は逆に減ってしまいます。もちろん、投資で増やすという方法もありますが、それでも、決して贅沢三昧の生活が待っているわけではないことが分かりますよね。

6億円ぐらいがドカンと手に入れば、また話は変わってくるかもしれませんが、それでも仮にすべてを投資信託で運用したとして、年間で手にできるリターンは、年4%と仮定して2400万円程度。

もちろん大きな数字ではありますけど、毎日のように豪遊できるか?というとそれほどでもない。結局のところ、あなたが億万長者になったからといって、今の生活が劇的に変わるということはほぼないのです。

■まとめ

どうでしたか? 億万長者の気分を味わってみて、いかがでしたでしょうか? 

手持ちのお金が増えれば、目先の生活に窮することはなくなりますし、自分がやりたい仕事に転職する余裕なども生まれてくるでしょう。でも、それは、どうしても億万長者にならないとできないわけじゃなく、工夫次第で億万長者にならなくでも十分実現できることがほとんどです。

いわゆるFIRE(早期リタイア)の場合、リタイアを決めて以降は金融資産などの不労所得で生きていくわけですから、1億円程度では決して豪遊できる生活レベルではないのは明らかです。なので、僕が推奨しているのは、結局ずっと働き続けるという方法なのですが、それであれば、単に金融資産を持っているというだけで、実際の生活はさして変わらないわけです。

巷でイメージされるような億万長者像は、それこそ自らのビジネスで大儲けしたほんの一握りの成功者に過ぎず、ほとんどの億万長者は、億万長者になる前と、それほど変わらない生活を送っているというのが真実です。

「億万長者になった後」に過度に期待し、色々なことを後回しにしすぎると、後悔することになるかもしれません。一つの目標として「億万長者」を掲げて節約に励むこと自体は全然いいと思いますけど、「アフター億万長者」にガッカリしないように、今の人生を楽しむことにもきちんと目を向けて、うまくバランスを取ることが大事だと思いますよ!

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