見出し画像

政府からのプレゼント?話題の「NISA大改正」について思うこと。

おはようございます、ひらっちです。そしてメリークリスマス! 昨日のイブは全国的に雪となり、大変な思いをされている方がいる一方で、ホワイトクリスマスを満喫されている方も多いのでは? こちらは作物が大雪ですっぽり埋まって今後が大変そうですが…。こればっかりは仕方がないので、割り切ってクリスマスを楽しんでおります!(^^♪

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中。農業にご興味のある方、半農半Xに関心のある方はぜひどうぞ!(^^♪

■超ド級の大改正が決定!NISAがえらいことになっていますね!

あらためまして、ひらっちです。今日は「NISA」をテーマに書いてみたいと思います。

すみません、すっかり更新が滞っておりました! 過去記事を見ると、もう1ヶ月も記事をアップしていなかったんですね。

さすがにこれは怠慢…。ただこの年末、めちゃくちゃ忙しくないですか? ライターの新規依頼が膨大に舞い込んできて四苦八苦しておりました。

コロナで停滞していた経済が動き始め、いよいよ人手不足が深刻化しているのかもしれませんね。あと、副業系ライターさんの退出がそろそろ増えてきているのかも?なんて感じます。

インボイス制度が開始されたら、続けていくのが厳しいもんねぇ~。ぶっちゃけ本業で頑張った方が身のためだと思います、割とマジで。。

さて、そんな更新がない1ヶ月でしたが、その間にものすごい大改正が決まり、個人投資家の皆さんは沸き立っていたようですね!

そう、タイトルでも書きましたが、NISAが大幅に改正されてめちゃくちゃパワーアップするようです。ドラゴンボールで例えるなら、孫悟空がスーパーサイヤ人になったくらいの戦闘力アップだと思います!

「え?なにそれ?」という方はきっと少ないと思いますが、会社員、自営業者、ライターだって、農家だって、マストで知っておいた方がいい情報なので、この機会にぜひ勉強しておいてください! 2024年から始まるのでまだ少し先の話ですけどね。

NISA改正のポイントは主に4つです。

①制度の恒久化

これまでは期限が決められていましたが、ずっと続くことになりました。もうNISAがなくなる心配はないということです。(…まあ、個人的には「といっても未来は分からない」という思いますけど)

②非課税保有期間の無期限化

5年終わったら乗り継ぎをするといった「ロールオーバー」の必要がなくなりました。これで手続きがより簡単になります。

③生涯非課税限度額の設定

従来の制度ではNISAの枠を再利用することができませんでしたが、1人あたり1,800万円の非課税限度額が設定され、売却して枠が空けばその分をもう一度投資できるようになります。これ、かなり大きいです!

④年間投資上限額の引き上げ

つみたてNISAは年40万円、一般NISAは年120万円でしたが、新NISAは「つみたて投資枠」年120万円、「成長投資枠」年240万円となり、合計で年360万円に上限額が引き上げられました。

めちゃくちゃ簡単に言うとざっとこんな感じです。細かいところは、ググれば色々と出てきますし、下記の記事などが参考になると思います。

「動画で見たい」という方なら、このnoteでも何度か取り上げている両学長さんの解説動画が分かりやすいかもしれませんね。

■…で、NISA大改正に対するひらっちの感想は?

確かに今回の改正は「神改正」だと思います。これまでのNISAは、ちょっと中途半端でしたもんね。

ただ、大改正があったからといって、基本的な戦略自体は「ほぼ変わらない」と思います。だって「月10万円つみたて投資できますよ!」と言われても、それをずっと続けていける人は、それほど多くないと思うからです。

これまでのつみたてNISAも、1人で1月あたり3万3333円、夫婦であれば2人で6万6666円の投資ができたわけです。「みんなー!月20万円投資できるようになったよー!」と言われて、「わーい!じゃあ全額使い切るぞ!」と最大限利用する人の中には、自身のリスク許容度を見誤り、自己資金を過度に投資へ振り向けてしまう人が相当数発生しそうだなと僕は見ています。

NISAはあくまで利益に対する税金がかからない制度であって「リスクがなくなる制度」ではありません。また、儲かった時には税金が非課税となるメリットがある一方、損失が出た時の損益通算(ほかの儲けと相殺する仕組み)が使えないというデメリットもあります。

本当に基本のキですが、NISAの枠が大幅に拡大したからといって、過度にリスクを取り過ぎない。これだけはくれぐれも注意してくださいね!

■まとめ

…とまあ、あえてリスクに触れてみましたが、個人投資家にとって、今回のNISAの大改正は、めちゃくちゃいい方針転換であることは間違いありません。

リスクが取れるのであれば、ぜひ最大限生かした方がいい。特に僕のような自営業者・フリーランスの方は、iDecoのような引退時期までの資金拘束がない分、NISAは使いやすい制度です。

今回の改正により、一度売却してもその分の枠が再利用できるようになれば、余剰資金を気軽にNISAへと放り込んでおき、事業が芳しくない時や、ライフイベントでお金が必要になった時に引き出すという使い方がしやすくなります。これはかなり大きな利点です。…もちろん「事業が芳しくない時=不景気=株価が低迷している時」となりやすい点は注意が必要ですけどね。

夫婦2人で3600万円の枠を最大限利用すれば、僕が以前から言っている「フリーランス老後5000万円問題」も余裕を持って解消できそうなインパクトがあります。

逆にいえば、今回のNISA大改正は「もう『年金が足りない!』とかブツブツ言わないでね、ちゃんと色々用意してるんだから!」という政府の決意表明でもあると感じます。

今後はちゃんと勉強して、自分で老後資金を確保するようにしないといけない世の中が本格的にやってくるはず。あまり理解できていない人は、この年末年始にしっかり勉強しておきましょうね(^^♪

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?