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黒豆にはさび釘

お正月を過ぎましたが、黒豆は好きですか?
わたしは好きです。

先日 丹波篠山へ 出かけてきました
丹波と言えば 黒豆です。

小田垣商店さんでは 黒豆で有名なところですが
併設されているカフェが有名で
お庭を見ながら スイーツをいただける
私は それほど甘いものを食べる方ではないけれど
ここの 栗や黒豆をつかった スイーツは絶品
中でも ソフトクリームは 絶妙なおいしさがある

スイーツと お茶をいただき 満足したあとは
黒豆ショップへ

実はわたくし この年になるまで 黒豆を炊いたことは
一度も ない

しかし・・・
一度は 炊いてみようかと思い 黒豆を購入しようとレジへ
すると・・・
「黒豆のご購入ありがとうございます。
黒豆の煮方と 煮るときのさび釘を お入れしておきます」
と言われた。
え~ なになに、さび釘?
さっそく 煮方を確認すると
黒豆を煮るときは さび釘を入れると 
色鮮やかに煮ることができる
だから さび釘をプレゼントしているのだ

なんという心遣い
普通 黒豆を買っても 煮方はパッケージに書いてある場合があるが
さび釘までつけてくれない
昔の田舎の民家なら 錆びた釘は ありふれたものかもしれないが
都会に暮らしていると 錆びた釘など見かけない
メッキをされたピカピカのねじ釘しか みたことがない
さび釘を入れて煮るといっても
そもそも持ち合わせていない
そのくらい私たちの生活は 変化してきてる

だからこそ 黒豆を おいしく美しく煮るためには
その 煮方から伝えていこう だからこそさび釘をプレゼント
その心意気に 感動するとともに
文化を伝える大切さを 
想い知った気がした

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