![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111647463/rectangle_large_type_2_23850fe08a14380914cd4819049b3a37.png?width=800)
フリーランスのライターが「ランサーズ」での仕事を辞めない理由
こんにちは。
みなさんは、クラウドソーシングサイトを使っていますか?
Twitterのライター界隈では
「早くクラウドソーシングを卒業して、直接契約をしたい」
「クラウドソーシングをやっているうちは、まだまだ初心者」
なんて発信を見かけます。
まじで?
私はフリーランスとしてはまもなく3年目、ライター歴は12年目ですが、まだ全然使っています。
収入の3分の1から半分くらいはクラウドソーシングです。
たしかに月収50万円以上を安定して目指すなら、クラウドソーシングのみでの受注はおすすめしません。
ですが普通に稼ぐためには、クラウドソーシングの活用も視野に入れていいと思います。
今回はフリーランスの私が、なぜクラウドソーシングサイト「ランサーズ」を続けるのかの理由をいくつか紹介します。
↑アフェリエイトです。気になる方は検索から調べてみてね。
ランサーズを使っています
![](https://assets.st-note.com/img/1690177390511-Ap6MvFVl4g.png?width=800)
私が使っているのは「ランサーズ」です。
大手の「クラウドワークス」と「ランサーズ」どちらも使ってみたのですが、早々にランサーズのみに活動を絞りました。
いくつか理由はあるのですが、
金額と作業量が見合っていたものが多かった
比較的カンタンに受注ができた
デザインが好き
これらが主な理由です。
クラウドワークスは、1文字0.1円とかの酷いものを見かけることが多かった印象があります。
さらに「この案件は募集が終わってしまったのですが別の案件を紹介できるのでLINE登録をうんたらかんたら」というメッセージも多かった。
(あくまで私の場合です。プロフィールはほぼ同じだったのになあ。)
以来約3年ほど、ランサーズを継続して活用しています。
↑アフェリエイトです。気になる方は検索から調べてみてね。
ここからは、なぜランサーズを辞めないかの理由を紹介します。
ランサーズを辞めない理由
![](https://assets.st-note.com/img/1690177242527-qWAHNnvY3f.png?width=800)
理由①良いクライアントと仕事ができているから
これに限る!くらいな理由ではあるのですが、とにかく素敵なクライアントとお仕事ができています。
ジャンルで言えば
ファッション
美容
ブライダル
レビュー系
リサーチ系
LPライティング
など、割と色々受けています。
文字単価でいえば手数料を差し引いても2円〜。
大体は記事単価・案件ごとに受注しており、どれも適正価格です。
直接受けているものの方が単価は高いのは確か。
でもランサーズであっても、不当な価格でなく面白そうな仕事であれば積極的に受注しています。
今継続して依頼を下さるクライアントのみなさんは、こちらのことを慮ってくれる方々ばかりです。
さらに何度も仕事をしており、レギュレーションを熟知。
ご依頼の周期もわかるので、収入の計算も立てやすい安心感があります。
クライアントから見ても、スケジュールを守れてクオリティも高いライターと仕事ができるなら、新しく探す必要はないわけです。
何度も発注いただけて金額も上がっていっているので、やめる必要がないんですよね。
理由②面白い仕事を見つけられるから
小規模の企業や個人が、LPを持っていたり募集のツテを持っているわけでは
ないと思います。
「フリーランスの人に仕事を依頼したい!」という人が何をするのか。おそらくGoogleで「フリーランス 外注」なんかで調べると思います。
そうすると最初に出てくるのが「ランサーズ」なんですよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1690190246427-eF3Boxwk0J.png?width=800)
「文章が書けなくて困っているから、調べて出てきたランサーズで募集を出したい」と考えている方が、ランサーズには絶対数いるんです。
そういう「発注の仕方がわからないけれど、仕事は確実にある」というクライアントは、上流から関われることが多いんですよね。
大手クライアントとの仕事も楽しい。
けれど、困っている人のサポートや小さい規模の仕事に関わることにも、大きな意義を感じています。
大手のクライアントやメディアのみで仕事をしたいなら、直接営業する方ががいいです。
ですが、私は金額やメディアの認知度よりも
「この仕事に関わってみたい!」という気持ちを大事にしています。
関わってみたい仕事って、決して大企業だけがやっているわけじゃないんですよね。
そんな「この仕事に関わりたい!」というトキメキを発見するには、ランサーズはぴったりだと思っています。
理由③リスクヘッジになるから
ライター界隈でもよく聞く、未払い問題。
かくいう私も、たまに出くわします(大体経理システム上のミスなので、説明をすれば対処してもらえますが)。
未払い問題を極力減らしてくれるのが、ランサーズの「仮払いシステム」。
クライアントからの発注に同意したら、まずはクライアントが報酬を支払うルールになっています。
これを「仮払い」といい、この仮払いを確認してから仕事に取りかかります。
仮払金はランサーズが管理し、納品完了後クライアントが完了に同意して初めて、仕事をした人に支払われます。
この「仮払い」があるおかげで、原稿を納品したのに「返事がない。ただの屍のようだ」状態に陥り、泣き寝入り……なんてことがありません。
もし納品後に連絡が途絶えてしまったら、ランサーズへ「このような事情で納品したのに連絡がない」と申し出をし、確認がされれば仮払金を受け取れます。
私はこの「仮払いシステム」のおかげで、約10万円の原稿料を泣き寝入りせずに済んだんだぜ!
ランサーズのデメリット
![](https://assets.st-note.com/img/1690179748298-yWm6zZutoS.jpg?width=800)
良い点を書き連ねてみましたが、もちろんデメリットに感じている部分もあります。
デメリット①手数料が高い
まー、これはね、ランサーズさんも商売なので。。
手数料は報酬額の16.5%。
クライアントもシステム手数料として、5.5%支払わなければいけません。
リスクヘッジとしての「保険料」や、自分を知ってもらうための「広告宣伝費」だと思えばいいかなと納得させています。
手数料は経費に計上できるし。
ただね〜報酬を楽天銀行以外に振り込む場合、手数料が550円なんですよ……。
これは解せぬ。
デメリット②地雷クライアントもいる
ランサーズには、公募案件もスカウト案件も多くあります。
ですが、地雷案件も多いこと多いこと。
テストライティングは0円
1文字0.5円以下
作業量がめちゃめちゃ多いのに1記事500円以下
これらなんかは、どこのクラウドワークスでもいる類ですよね。ランサーズにも、もちろんいます。
こういうのを見極めて、適切に仕事ができる案件を見つけなければいけません。
「じゃあランサーズはやめておこう!」という話でもなく。
直接契約でもヘンテコクライアントはいます。
人権がない案件をあしらったり金額交渉したりができなければ、直接契約は向いていない。
ランサーズで練習できると思えば、やっていて損はなし。
むしろ規約違反を見つけ次第報告すれば、ランサーズさんが垢BANしてくれるから安全安心とも言えます。
地雷とか関係なく、普通に卑猥なメッセージとかも来たことあるけどね!!
大人な対応であしらってランサーズに報告し垢BANされていたけれど、本当ならもっとやりこめたかったな〜〜(性悪)
デメリット③直接契約に移行できない
ランサーズでは、クライアントとのランサーズ外での取引を禁止しています。
ランサーズで知り合ったクライアントとは、直接契約ができなくなってしまうのです。
これは規約違反となり、最悪の場合はアカウント停止処分を受けてしまうそう。
継続してランサーズで仕事をすればいいじゃん!という話ではあるんですが……。
もし直接契約に繋げられるのであれば、ランサーズを営業ツールとして活用できるのになあと思っています。
特に同じクライアントが持っている、別の仕事をしたいケース。
より上流の仕事に関わりたくても、ランサーズだとなかなか難しい。
予算が少なく手数料すらも惜しいような案件も同様。
ランサーズを通すとうま味がなくなっちゃうから、まず土俵に上がれない。
本来はそういう小さい仕事こそ、ライターの裁量が大きくなるから面白くなるんですけどね。
取引上のトラブル防止を目的とした規約だと思うので、仕方ない。
でもなあ〜直接やりとりしたいよな〜〜と思っています。
SNSを鵜呑みにして収入源を減らすのはもったいない
![](https://assets.st-note.com/img/1690177713080-V8x6GMRY0S.jpg?width=800)
冒頭でも書きましたが、Twitterでは常識のように「クラウドソーシングを卒業しよう」と言われています。
一理あるんです。
リソースは有限で、手数料のかかる仕事に費やすよりも、手数料のかからない仕事に費やしたほうが収入は上がります。
でも直接営業は、断然大変。
自分で自分の利益や権利を守らなければいけません。
請求書の発行や経費計上、手続きが煩雑になることも多々あります。
そして何より、同じクライアントに依存しすぎるのは推奨できません。
フリーランスはリスクを分散するほうがいい
1社だけで仕事をしていると、その仕事が終わってしまえば無収入に。
フリーランスだとなおさら、収入源を分散させるのは大事なことだと思っています。
私の場合、ランサーズで3〜6社、直接契約で3〜8社の仕事を受けています。
ランサーズだけに頼るわけでも、直接契約に頼るわけでもありません。
収入としては半々くらいになればいいかな〜という想定で、月間計画を立てています。
私は飽きっぽいので、いろんなジャンルの仕事をしていたほうが性に合うと言うのもあるのですが……
やっぱり1社に依存するのは危ないです。
私がフリーランスになってから関わった仕事だけでも、2つくらいサイト閉鎖で仕事無くなっているから……
崇拝するのはほどほどに。
SNSはすごい人がたくさんいるし、アドバイスをもらったりすごい人を崇拝したくなったりしちゃう。
特にライターになりたての頃は、頼れるお兄さん・お姉さんについていきたくなるもの。
でも見知らぬ誰かの声で、せっかくの収入源を絶ってしまうのはもったいない!
絶対に直接案件を受けるな!ということではありません。
直接案件の方が収入が増えるのは確かだと思うので。
いちクライアントとして「ランサーズ」という手札を持っておくと、心の余裕が生まれるよ!というお話です。
別に直接契約で忙しいなら、ランサーズからのお仕事は一旦お休みすればいいわけですし。0か100かにしなくてもいいんじゃない?と。
私は使っていないけれど、肌に合うならクラウドワークスでもココナラでもOK!
何を信じて何をスルーすべきかは、その人次第。
私の話も話半分くらいで聞いて、自分で自分の道を探すのがいいと思います。
最後に
ランサーズへの登録方法や利用方法は、多くのブログで紹介されています。
ランサーズ内の説明ページも丁寧なので、参考にしてみてください。
なんとなく「クラウドソーシングは初心者だけ!」という印象がついていることにモヤモヤしていたので書いてみました。
報酬を得ない限りは費用がかかるものではないので、興味がある方は一度お試しあれ!
↑アフェリエイトです。気になる方は検索から調べてみてね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?