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流行のスタートは、言葉か、人か。

こんにちは~、せっかくなんで継続してみようと思います。

先日、今年の新語・流行語大賞のノミネート語が発表されましたね。

毎年どれくらい知ってるかな~とチェックするのですが、今年は例年よりも馴染みのあるものが多かった気がします。

そして、今年のノミネート語を見て、気づいたことが1つあります。

それは、人物やコンテンツ自体が多くノミネートされているということ。


流行語の傾向に変化?

流行語大賞といえば、芸人さんの一発ギャグや、ドラマの台詞、著名人の発言などがノミネートされることが多いと思います。

しかし、今年のノミネート語を見てみると、愛の不時着、鬼滅の刃、フワちゃん、NiziUなど、コンテンツや人物名がそのままノミネートされているものが多いです。

これは、印象的な台詞や発言がなかったというわけではなく、世間が注目する点が変わったのではないかと思います。

内容よりも、発信源が注目されている

1994年 同情するならカネをくれ

2000年 おっはー

2003年 なんでだろ~

2012年 ワイルドだろぉ

2013年 今でしょ!

2018年 そだねー

過去の大賞をいくつか挙げてみました。

誰の言葉か書かなくても、すぐに姿が思い浮かぶ人も多いと思います。

これらの流行語の発信源となる人たちは、この言葉をきっかけに有名になった、また、この言葉が話題の後押しの一因となったという人が多いと思います。

印象的でみんながマネできるこれらの言葉は、発言者の代名詞として今も私たちの記憶に残っています。

一方で、今年の流行語は、フワちゃんはフワちゃんという人物として、鬼滅の刃は鬼滅の刃という作品としてノミネートされています。

このことから、言葉よりも、人物やコンテンツ自体に注目する人、何を言ったのかよりも、誰が言ったのかに注目する人が増えているということがわかります。


先日、ファッション誌のトレンドについての特集を見たのですが、今のファッション誌の表紙は大半がアイドルとのこと。

SNSの普及などから、わざわざ雑誌を買わなくてもファッションの流行を追うことは容易になりました。

そんな現在、雑誌を買う大きな目的は、何が載っているかよりも、誰が出ているかに変化しているようです。

推しが表紙にいたら、そりゃ買いたくなりますよね~。

このように、ファッション誌においても、出演する人物への注目が高まっていることがうかがえます。


好きなアイドルの発言も、絶対に賛成とは限らない

しかし、発言や考え方に関しては、どんなに大好きな人の言葉であっても、一度吟味する必要があると思っています。

相手の立場や自分の先入観にとらわれず、話題の本質を見抜き、自分自身の考えを持つことはこれからも大事にしていきたいと思っています。



最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

いつまで続くかな~。頑張れるように、スキお願いします。




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