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いやミス『フジコ』を観て

最近Huluに登録して、ますますドラマを観るようになりました!

あなたの番ですのHuluオリジナルドラマ
真犯人フラグを追いかけて
Huluオリジナルドラマフジコを観ました!

いやミスもいやミス。紹介記事じゃなくて、たま感想を書きたいだけなので、詳しいあらすじなどはあえて書きません。

簡単に書くと、フジコという死刑囚について実の娘が書いた手記が出版社に送られるところから話が始まります。それを通して、フジコがなぜ殺人鬼になってしまったのか?どんな人生を送ってきたのか?が描かれています。

かなり残忍で、合計15人かな?の人を殺してしまうのですが...そうなってしまう、その道しか選べなかったフジコを思うと色々考えてしまいました。

フジコは一家惨殺事件に巻き込まれ、唯一の生き残りとして生きることとなります。幼少期から虐待をされていたこともあり、友達を作るにもおべっかを使って気に入られようと頑張ります。

フジコはそれが異常なのですが、気に入られたくてそういう行動をする気持ちはわかります。

残念ながら、フジコの周りにはろくな友達は来ず、好きになった男もクズだったり、友達に彼氏を取られたりと悲惨なことが続きます。

だから殺すのは普通に考えておかしいですが、フジコは殺したらリセットできる!って考えだったんですよね。

そこまで追い詰められてしまう人の気持ちって...と見終わった今でも色々想像してしまいます。

いやミスってスッキリしない、後味が悪いからこそ長く長く頭に残りますよね!

ミステリーや刑事ドラマ好きで色々見ますが、すっきり解決するものって記憶に残りにくいんですよ。だって、観た後に『あー、面白かったー』で終わっちゃうから

その点、後味が悪いと『こういう解釈かな?』『なんでこうなとの?』と否が応でも考えさせられます。

それって、作者としては最高ですよね!観た人をずっと虜にできるんですから。

私も、いつまでも記憶に残る物語が書けたらいいなーなんて思いながら、ダラダラ感想終わります。

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