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個人とチームを分けて考えない

組織化に取り組むクライアントがこんな趣旨のことを話してくれた。

「これまで、個人の事業と組織の事業を分けなければならないと思ってきた」

「個人の事業の成果を見せることで、組織のエンパワメントにつながると思ってやってきた」

「個人の事業の成果を出せば出すほど、組織の力が落ちていった」

個人事業主から、チームとして事業に取り組む際に陥る思考パターンがいくつかある。

そのいくつかのうちの一つに「個人の事業とチームとしての事業を分離して考える」と言うパターンがある。

もちろん、個人事業主としてやってきたことがそのままチームとしての事業にスムーズに移行できるとは限らない。

移行に伴い、いくつかの押さえるべきポイントがある。
そのポイントを押さえれば移行できるのだが、それ以前に、分けて考えてしまうと当然移行はできない。

個人でやっていた事業は成長し、やがてチームの事業となる。
その流れを作るには、まず意識の上で分けて考えるのをやめることから始まる。

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