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信頼口座

7つの習慣に出てくる信頼口座。

銀行の預金口座がどのようなものかは 、誰でも知っている 。お金を入れれば残高が増え 、必要なときにお金を引き出せる 。それと同じように 、人と人の関係で生まれる信頼を貯えておくことを銀行の口座にたとえて 、信頼口座と呼ぶことにしよう 。それは 、人間関係における安心感でもある 。(7つの習慣より)

信頼ってなんだろう?

信頼残高の預け入れの増やし方はこう書いてある。

相手を理解する
小さなことを気遣う
約束を守る
期待を明確にする
誠実さを示す

これに加えて「引き出してしまったら心から謝る」と書かれている。

「約束を守る」ことと「期待を明確にるする」ことは、特にないがしろにされがちと感じることが多い。

私が特に気になるのは、守れない約束だとわかって、約束をしてしまうこと。
7つの習慣に出てくる、お互いの意見の違いを認めて「合意しないごとに合意する」という選択をとる、ということができないことにも近い。

N o D e a l (取引しない )とは 、簡単に言えば 、双方にメリットのある解決策が見つからなければ 、お互いの意見の違いを認めて 、 「合意しないことに合意する 」ことである 。お互いに相手に何の期待も持たせず 、何の契約も交わさない 。私とあなたとでは 、価値観も目的も明らかに正反対だから 、私はあなたを雇わない 、あるいは今回の仕事は一緒にはしないということだ 。双方が勝手な期待を抱き 、後々になって幻滅するよりは 、最初からお互いの違いをはっきりさせ 、認め合うほうがよっぽどいい 。(7つの習慣より)

「期待を明確にすること」も押し付けることをよしとしない風潮から、また自分が逆に期待されたら応えられるか不安だからというような理由で、ぼんやりさせることが多いように感じる。

フワッとした期待は、裏切られる時、明確な失望という形で残る。感触が変換されるところが、タチが悪い。

「約束を守る」「期待を明確にする」の2つの週は特に念頭に置き、ないがしろにしないよう注意したい。

#ビジネス #7つの習慣 #組織 #チーム

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