ポートフォリオワーカー

つい先ほど、 SHARE SUMMIT 2020の「ポートフォリオワークという働き方」のセッションを視聴し終えた。

4月から複業を始めて、10月から本格的にフリーランス(個人事業主)としてスタートして、これまでと比べてより、自分にとっての働く上での価値とかキャリアについて考える機会が増えている。

以前、正社員にこだわってキャリアを築いてきたところから、一旦正社員を手放すという選択肢を持った時、結果的には経営という思ってもみなかったポジションにつく事になった。正社員へのこだわりに縛られていたら、この道はなかっただろう。

今回も、複業という形を取りながら、雇用という働き方を一旦、手放してみた。

そんなタイミングで聞いた加藤さんの会社員時代に感じた違和感と自分にあった働き方へ会社員と同じ時間投じることはできるというお話し。

平田さんの「時間の配分」と「収入の配分」がイコールでない、という働き方。非営利であるフリーランス協会のお仕事が7割を占めているが、収入は残りの3割で得ているという事だった。

そのお二方の話にとても魅力を感じた。

平田さんはさらに、フリーランスを調査したところ、金銭報酬のほかにも現物報酬、経験報酬、信頼報酬、心理報酬といった複数の報酬の組み合わせで、自分なりの対価を得ていると話されていた。

(フリーランス白書にも掲載)

多面的な視点で働き方をとらえる機会は1人で考えているとなかなかないし、フリーランス同士だけで話していても、働き方を変えていく時の話はなかなか中心になりにくい。

このセッションでも何人かの違う視点、例えばリードされていた南さんが「会社員」としての視点を入れての質問をするとか、佐藤さんの「フリーランス」から「会社員」というのを行ったり来たりしている人という視点をいれる事で話に広がりが生まれたと感じた。


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