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観察を起点とする子育て

昨日、子育てデザイン思考について書いたが、他にも観察を起点とする子育てで使っている方法があったなーと思い出した。

例えば、こんな感じ。

1.観察(事実をシンプルに述べる)

私が本を読んでいるそばで、娘さんがずっと歌を口ずさんでいる。

2.感情(自分がどう感じるのかを述べる)

仕事に集中できないので、娘さんにイヤホンで音楽を聴くと伝えたら、それは嫌だと言われた。

3.必要としていること(感情が生み出されたのは何を必要としているからかを述べる)

娘さんになぜ嫌なの?と聞いたら、静かなのが寂しいと答えた。

4.要求(相手に対する具体的な要求を伝える)

じゃあ、音楽をスピーカーで流そうと提案したら、歌をうたうのをやめた。

同じ要求をするのでも、事前に観察と感情のやりとりがあるだけで違うという実感がある。
もちろん、生命の危険がある時など急を要する時にはこの限りではないが、ついつい反射的にこどもの行動をコントロールしようとしてしまうことが多い場合は、このステップを心がけるだけでも有効だと感じる。

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