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26年間ずっと聴きつづけているのに全く好き具合がかわらないアルバム

初めて聴いたのはもうかれこれ20数年前。

これまでの人生でこれほど聴いたアルバムは他にはないと思えるぐらい、本当にずっと聴きつづけているアルバム。

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「Nothing Much Better To Do」/ Hiroshi Fujiwara (1994)


一般的にはおそらく「ファッションの人」なイメージの方が強い(であろう)藤原ヒロシさんですが、音楽プロデューサーとして過去多くの素晴らしい作品をリリース。

これまで手掛けられた曲なかで、主に90年代後半から2000年代はじめぐらいの作品がもつ空気感がとても好きな私。

中でも処女作である本アルバムは、ご自身の音楽的ルーツを反映させたメロウな楽曲群に一瞬で虜になったのを鮮明におぼえています。

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「捨て曲なし」みたいな表現をするとちょっとチープに聞こえるかもしれませんが、ホントに心からそう思える曲ばかり。

もしその中からさらに一曲を選んでと言われたら...

心のベストテン第一位は、キャッシー・スレッジをゲストヴォーカルに迎えた、メロウでアーバンなソウル系ナンバー「Let My Love Shine」でしょうか。

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「時代レス」といいますか、20数年たった今聴いてもいつリリースされたアルバムなのかわからない...そんな色褪せない魅力をもった本アルバム。

アルバム全体を通して、ソウルやレアグルーヴ、ロックなど、藤原ヒロシさん自身の音楽的ルーツを感じさせるとてもエモーショナルな曲が多く、聴くたびにいつも心をグッともっていかれます。

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ここまでのめり込むアルバムは、後にも先にも自分にとってはもしかしたらこれが最後...と思えるぐらい、本当に特別な一枚なんです。






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