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STEP39 シーラーは挟むだけじゃダメ!

前回、家庭用のシーラーを、お菓子の製造販売にお勧めしない理由をお話ししました!

理由は2つ。

1)連続使用に耐えられない
2)シール不良を起こしやすい

今回は
2)シール不良を起こしやすい
を解説していきましょう!

↑ここに出ているのは 数千円から数万円の機種です。
家庭用のものと業務用のものが 両方写っています。


●袋の素材や形によってシーラーを調整する必要がある!

初めてシーラーを購入すると、挟んでスイッチを入れたらあっという間にくっついて感動しますよね!

こんな手軽にお店みたいになるなんて!と嬉しくなります^^

でも、多くの人がシーラーは挟んでスイッチを入れたら使える
と思い込んでいます。

実際はそんなに単純じゃないのです。

密封する袋の素材や形によって、シーラーでの挟み方、機械の設定
を変えないと完全密封はできないのです。

袋って、透明の袋に見えて実は商品ごとに素材がいろいろ違います。
素材で言うと、
厚みのあるもの薄いもの
ガス袋そうでない袋
単素材素材が2種以上組み合わせになっているもの
などなど結構奥が深いです。

また、形で言うと
フラットで平な袋もあれば背中で合わさっている袋
そして、マチがついている袋など、本当に色々な袋があります。

wrappedのコース講座ではこういった袋の素材や形のことを、実物の見本をお渡しした上で学べる内容になっています。

シーラーで密封する時はあなたご自身が袋の特徴を理解して、
あなたの袋に合わせて、挟み方やシーラーの設定を変えて調整する必要があるのです。


もし、調整しないでただ挟んでスイッチを入れるだけだと、一見シーラーできたように見えて実はできていないということが起きやすいです。


●家庭用シーラーはシール不良を起こしやすい

なぜ私が家庭用シーラーを製造販売にお勧めしないのかというと
家庭用のシーラーだと調整ができなかったり、できたとしても簡易な調整だけであまり意味がないことが多いからです。

また、家庭用は挟む時の圧力も弱いことが多いです。
しっかり圧をかけて挟まないときちんとくっつかないのです。

そうなると家庭用のシーラーでは、限られた袋しかシールできなかったり
無理やりシールしても、完全密封されないことも多いので
安全な状態でお菓子をお客様に届けられない原因になります。

特に脱酸素剤を使う時にシーラー密封できていなかったら、日持ちが短くなってカビやその他の菌などが増殖する恐れがありますね。
目に見えないレベルのほんのちょっとの隙間も脱酸素剤はNGなのです!


●具体的なおすすめの機種

では、具体的にどんな機種がいいの?と思いますよね。

次回、私が使っている具体的な機種をご紹介しますね!
お楽しみに!


この記事は内野未紗が配信する
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いつも温かいコメントありがとうございます!
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