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STEP69 抹茶の色が褪せにくい〇〇〇〇抹茶、知ってる?

抹茶のお菓子は光に当てると退色して色が悪くなるとお話ししてきましたが、光を遮るように販売時に布をかけたりアルミの袋に入れたりすることである程度防げるとお話ししましたね!

実は、そもそもの抹茶選びを変えることで色褪せを防ぐこともできます。


● ○○○○入り抹茶は退色を防ぐ!

それがクロレラ入り抹茶!

この写真はフリー画像なので クロレラ入りではないですが イメージです。

製菓材料店のオンラインショップで検索すると売っていますよ。
その名の通り抹茶にクロレラの粉末が配合されていて、抹茶だけの抹茶よりも色褪せしにくいので、好んで使うパティシエさんも多いです。

クロレラの配合量は商品によってそれぞれですが、私が検索して出てきたものは全体の15%とか20%がクロレラというものがありました。

以前にも、このクロレラ入り抹茶をライブ配信などでご紹介したことがあります。

その後よく言われるのが「未紗先生はクロレラ入り抹茶を推奨していますよね」というお言葉!

これ、ちょっと勘違いなのですが私、別に推奨しているわけではなくて、クロレラ入り抹茶という選択肢もあるよー!ということでお伝えしています。


●抹茶を使う目的を考えよう

クロレラ入り抹茶って確かに抹茶が使われていますが、やはりクロレラが配合されていますので、抹茶としての味わいは多少変わると思います。

例えば、抹茶をメインに使っていて抹茶の味わいを大事にしたい!という考えの場合はやっぱり向かないと思います。

なので、お茶屋さんのブログなどを見ていると。結構クロレラに否定的な意見もありますね。
それは当然です。だってクロレラは抹茶ではないのですから。


でも、抹茶の味わいが決してメインではない場合、色褪せのことを考えたらクロレラ入りの方がいいと考える方もいるわけです。

抹茶の味わいがメインではない場合というのは
例えば、アイシングクッキーで添加物の着色料(タール色素)ではなくなるべく食品で色をつけたいという考えの場合やあくまでもアクセントとして抹茶を使う時などですね。

その場合は味よりもむしろ、色褪せしてしまう方が重大問題なのでクロレラ入りがいいという考えになる場合もあります。

どんな材料も、どんな包装資材も、みんなそれぞれに良し悪しがあります。大事なのは自分のお菓子の目的に合っているかどうかです。

だから安易に「あの店はクロレラ入りを使ってる!なんて邪道なんだ!」
とか思うのはちょっとナンセンスだなと思います。


●あなたのお菓子に合った材料を見つけよう

皆さんのご自身のお菓子や販売状況に合っているのがいい材料ですから、周りの意見も聞きつつ一つ一つ丁寧に考えてくださいね!

さて!次回はアイシングクッキーを販売したい方からいただいたご質問にお答えします!お楽しみに!


この記事は内野未紗が配信する
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