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飲食店の一日店長を経験して感じたeスポーツと飲食店の共通点

こんにちは。
ウェルプレイド・ライゼストというeスポーツ会社で役員をしている浅野です。

先日、とある飲食店で一日店長をするというなんとも珍しい経験をさせていただく機会があり、今日はそこで感じたことを雑多にお話しようと思います。

※予め断っておきますが、ゆるい内容なので全体的にあまり期待しないようお願いしますw

ある日突然、一日店長をすることに

緊急事態宣言も空けて飲食店の時短要請もなくなった10月下旬のとある日、仕事帰りに友人に誘われて新宿御苑にある「虚無僧バー」というお店に飲みに行きました。

お店に入って友人と合流したところ、店主である坊主さんを紹介されることに。話を聞くと彼は本当に坊主だそうで、飲食店をメインにしつつ実際に坊主としても活動しているそう。更によくよく聞くとTwitterで毎日謎の選手権を開くフォロワー100万人超の有名ツイッタラーでした。

坊主さん

坊主さんTwitterより

そんな坊主さんから「普段仕事は何をしているか?」と聞かれ簡単な自己紹介をしたところ、

「eスポーツって絶対おもしろいじゃないですか。では、うちで1日店長しませんか?

文脈がなさすぎて笑っている僕にスケジュール表を持ち出して来て「いつがいいですか?」とカレンダーを見せてくる坊主さん。ここで「この人本気なんだ…!」と察知した僕は半ば勢いに負けて1日店長を引き受けることになりました。

※話を引き受けたあとにわかったことですが、この虚無僧バーはいろんな人が気軽に一日店長を体験でき、それでお店を運営している飲食店だそう。

一日店長としてやったこと

実際に僕が一日店長として行ったことはざっくり以下です。
・当日の料金設定
・提供フードメニューの考案
・イベント告知

基準となる料金設定はこれまでのイベントから参考として聞けたのですが、実際にそれを適用するかカスタマイズするかは自由に設定が可能でした。僕は当日来客してくれるであろう人たちの顔を思い浮かべながら、元々提示されていた金額よりも安く設定することにしました。

提供するフードもオペレーションを考えて難しいものは出来ないと判断。とはいえ、せっかく来てくれる人のことを考えると「最低限満足できるものは提供したい」と思い6品を考案。料金は一律500円に設定しました。

最後にイベント告知用のフライヤーは、一緒に一日店長をすることになったゼゲン卍が作り、Twitterで発信して当日を迎えました。

そして迎えた当日

僕とゼゲン卍は普段より仕事を早く終えて虚無僧バーに向かいました。

このとき一番想像していた懸念は、「果たして実際にお客さんは来てくれるのか?」でした。(普段お店に飲みに行くことはあっても、お店側の不安や難しさを感じれたのはとても良い経験だった。)

昨日までは色んな人の顔を思い浮かべながら準備していたものの、その苦労が水の泡になることも全然あり得ると思っていました。

そして迎えた17時過ぎ。オープンは18時〜と告知していたにも関わらず、一人目のお客さまが来店。


なんていうんですかね、、、めっちゃ嬉しい。笑


その後も18時前にもうひとり、続けてポツポツと人が入り始めて20時を迎える頃にはなんと満席に。想像以上の人の入り具合に一日店長をしていた僕らもスタッフの子達もてんやわんや。

本当は来た人全員とゆっくり会話したかったものの、飲み物やフードの準備でカウンター内でバタバタで、全然接客できませんでした。(来てくれた方々、ごめんなさい)

このバタつきの中、ふと店内を見渡して思ったことがありました。

それは、店内にいる皆の楽しそうな姿。僕からするとほとんどが知っている顔ぶれ。知らないグループ同士だった僕の知り合い達が、お酒を飲みながら互いに笑顔で語り合っている。最高すぎる。笑

そんな光景を見ながら慌ただしくオーダー対応をしていく。多忙で余裕がなくなってもそんな光景を見ているだけで多幸感に襲われる。きっかけ一つで同じ場所に色んな人が集まり、同じ空間でコミュニケーションを取っている素晴らしさ。やってよかった!!

eスポーツと飲食店の共通点

あっという間に閉店時間を迎え、最後の最後までほとんどキッチンに立ちっぱなしでした。想像の数倍の人たちがお店に来てくれて、改めて来てくれた人たちには感謝を伝えたいです。ありがとうございました。

一日店長を体験してみて思ったことは、タイトルにもある通りeスポーツと飲食店って意外と共通点があるということ。

コロナ禍においてeスポーツシーンもオンラインが主体となっていましたが、個人的にeスポーツの醍醐味はオフラインにあると思っています。

選手たちのプレーを生で見る迫力、応援にくるファンたちの熱狂、会場で繋がるコミュニティーの輪。そういったものってやはりオンラインでは得られない体験なわけで。

ここ最近ではスマブラの篝火などオフライン大会もちょいちょい出てきていて、コロナ前のオフラインの盛り上がりを、改めて僕たちも作っていきたいと思っています。

eスポーツの大会を準備する側が大事にしていることを一言でいうと、どうしたら大会に参加する人(選手、ファン、視聴者、スポンサー)が喜んでくれるのかというおもてなしの精神にこそ成功の要素が詰まっていると思っています。

これは、飲食店においても同じ。来てくれるお客さまを思い浮かべ、美味しい料理、楽しい空間、適切な対価、これら全てはおもてなしの精神でありeスポーツと同じなんだなと思いました。

最後に

一日店長という貴重な経験を通して様々なことを学べましたし、こういう経験をさせてくれた坊主さんにはめちゃくちゃ感謝しています。

改めてオフラインで集まることの楽しさや、来てくれる人の顔を思い浮かべてイベントを準備することの大切さ、こういう当たり前のことを忘れずに今後も生きていこう思いました。

虚無僧バーに興味があれば是非坊主さんまで連絡してみてください!

本当の最後に

せっかくここまで書いたので採用の告知をさせてください。
ウェルプレイド・ライゼストではeスポーツを盛り上げたい人を大募集しています。上述したとおり、今後更にオフラインイベントは増えていくことが予想されます。そういった熱狂の場を作っていく側のお仕事を弊社は行っているので、興味がある人は気軽にご応募ください。

人事のマッキーが募集職種をまとめてくれているのでこちらをご覧いただき検討いただければと思います!

ということで、読んでいただきありがとうございました。

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