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立春の書初め。「躾」

正確にいうと立春を過ぎているのですが
書かないでいるとずっと何も変わらないので
お題に決着を。

こんにちは。Hoccoのあおいです。


今回のテーマは「2021年の振り返り」と「2022年のこと」。
順番がまわってきたところで、ちょうど立春の時季。昔の暦に従うなら春のはじまりは今なのです。書初めが今って遅いようですが、二十四節季のめぐりにあやかって、昨年と今年のことに向き合ってみたいと思います。

二十四節季


立春→雨水→啓蟄→春分→清明→穀雨→

立夏→小満→芒種→夏至→小暑→大暑→

立秋→処暑→白露→秋分→寒露→霜降→

立冬→小節→大雪→冬至→小寒→大寒


少し前、2月の刊行物で、「趣味・習慣」がテーマのコーナーの冒頭、「1年の計は元旦にありとはいうものの、逃してしまった人もまだ遅くありません。2月は旧暦で1年の始まり、立春があるんです」と、励ましのリード文を書いたのですが、そのまま自分に適用になりました。笑


わたしの2021年棚卸

2021年の年のはじめには、今年の字は何かなって考えて「編」「続」でした。

が、きれいなものはなく、「耐」が中心に変わりました。

すべては流行りの感染症の流行にかからないために行動し、必要以上に人に会わないことに徹した1年でした。本当にそれだけの1年。
今の私の仕事には、毎月の校了(締め日)があります。校了までに体調を崩して制作困難の状況に陥りませんように…とずっと思い続けていました。

極力計画的にやっていながらも、段取りの中で、「取材まではできた!」「入稿まではできた」「校了できた!」と、自転車操業的に進んできた1年でした。校了できてやっと先1か月が担保される…。実際今も世の中の状況は変わらないので、結局のところ自転車操業の心的状況に陥っています。

そのために、

・会いたいけど、必要以外、人に会わない。
(みんな我慢してるんだし)
・出掛けたかったけど、やっとワクチンを終えられた10月末まではほとんどを諦めた。
・混雑時間帯をとにかく避けて生活する
( ↑ 会社は、時差出勤はできても、完全リモートとかにならなかった)

ここまでは基本。
モンスターだったのは、

・業務そのものと上記のリスク回避をしようとしていることに、気づかない・理解してくれない人の、冷たい視線とバッシングに耐える。
(それでも仕事を守ることを優先して選択)

心境的には、なんやねんこれ、っていう。

外出を可能な限り避ける、人との接触を極力避けるのは世の中的に当たり前です。でも、取材対象者への感染のリスクを下げる、発刊できないという最大のリスクを回避する、ということに主軸を置いてすべて行動したのが、同じ職場の違う仕事をしている方々に理解してもらえないことは、ただただ残念でした。

やはり職場の人間関係って大事です。
それだけあれば心が削られるようなことってないのに。。

私が上司になるときの反面教師決定。

ただ、それでも Hoccoのメンバーや心ある人との関わりは、心に潤いをあたえてくれました。うん、本当に感謝。

夏の誕生日の日にウェブで見たフェスでは、MICIAがMCで「コロナ(ウイルス)のばかやろー!」と叫んでいて、激しく共感。今まで歌のファンだったけれど、人柄ももっとファンになりました。共感って何なのかを教えてもらった気もします。


そんな心中は波乱に満ちたやさぐれ1年でしたが
いちおう、「編」「続」は貫くことができました。

私、おつかれ様。


余白づくりから始める、2022

昨年から続く、やさぐれ期も、やさぐれ環境も、まだまだ続いております。
こういう時は自分から環境を変えていかなければなりません。

最近、思春期かっていうほど若かった頃に思っていた「変わりたい」という気持ちが最近戻ってきてるんですよね。
人って生体恒常性、ホメオスタシスが働いていて、同時に人は社会で生きる生き物だから、私の命は生きる環境も整えたいと言っている気がします。

そこで、今年のテーマはバージョンアップ。
停滞したことを可能な限り巻き上げて、
時空間スケールの中で、来年以降ずっと生きていくための、自分にとってあるべき場所に動き、あるべき人とつながり、あるべき仕事の持ち方をする。

1年後に大きな躍進は結果なかったとしても、1㎜でもいいから変わりたいです。

2022年の一文字は、

「躾」

続くことばは

「築」「伸」「結」

です。

変えたいといっても仕事は変えません。
今の仕事に出会って、もっと早く出会いたかったと思ったし、苦しいことが8割だけど、それでも手放す仕事ではない自覚があります。

でも、仕事の仕方とか、誰と仕事をするか、どこで仕事をするかは冷静に整理していきたいと思います。足らない実力も伸ばしていかなくちゃと思います。先に進むために、英語も勉強したい。

仕事を含めて、私が生きていることを新しく構築していくために、今年は3回目のワクチン接種が終わる(であろう)4月を過ぎたら、人に会うことを再開していきたいと思います。

そのために、やることは色々あるけれど
いつもは1年に一度しか言葉を置いていなかったのを、今年は4半期に一度でも置いていきます。

まず春分から穀雨までの一文字は

「余白」

続くことばは

「時」「捨」「整」

です。


私っぽくないです。
The 左脳。

得意分野じゃない。

とはいえ、バージョンアップのために努力が必要なのでがんばります。

いらないものを捨てて、時間を管理して、整えてわかりやすくする。
その結果、欲しいのは余白なんです。

余白がないと、伸びるスペースがないし、構築すべき場所がない。結果を出したくてもコミットするだけの努力できる幅がない。だから、まずは余白づくりそのための、時間管理、断捨離、残ったものの整理と、できるだけしていきたいと思います。

立夏の頃、こどもの日までにどこまで行けるでしょうか。
Hoccoのちひろさんが得意分野だから、ちひろさんを先生にがんばろー。


来年以降の私が、
望む姿があるのにできない言い訳して
卑屈な人生を歩まないために
今年の私に必要なのは「躾」

大人は自分で自分を躾けないといけません。

1年後、1㎜でも進んでますように。


Hocco Pen's House 
203号室 あおい


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