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あなた達こそ帝国華撃団 花組/芽組です。サクラ大戦 the stage まとめ・総括(LIPSの選択肢など)

こんばんは。申し遅れましたがジャワカレーアキラと申します。

前回書いた初日はあらすじも書かせていただきましたが今回は省略し、各演者さんが初日からどう変わっていったのか、総括などを書かせていただきます。(2日目の阿座上さんのアフタートークゲスト回は無理してでも行けばよかった…)

色々と伝えたいこととか諸々あって1ヶ月以上掛かってしまいました。

前回と変わらず、読みにくい形になっちゃいましたが暖かく見守っていただけると幸いです。

■芽組の前説

初日と比べて全力で楽しんでいってくれよな!!っていうのがとても伝わりました。拍手レクチャーでは「パン!パパパン!」とタモさんびっくりの息の合わせっぷりは芽組の皆さんも驚いている印象でした。
日が立つ毎に芽組のみなさん、明るくなっていたのが非常に印象的だったのを感じます。
千秋楽ではこの段階で感極まって我慢しているメンバーも何人か居たのが気になりました。(最高の笑顔なんだけど後ろ髪が惹かれる感じ)
これだけこの作品を思ってくれていると考えると、こちらも涙が出ます。
あぁ…この前説も最後なんだなと思うと同時に、寂しくも感じました。
サクラファンのみなさんは本当にプロだと思ってます。

■プロローグ

真宮寺さくらが登場するこのシーンでは、降魔を一撃で振り払ったさくらの背中が、すごく頼りがいがあるものに進化していました。
あれは男子でも憧れます。
檄帝新章も日が立つ毎に、歌、殺陣の迫力が物凄い自信に満ちあふれているのが伝わりました。
千秋楽にもなると、メンバー全員のパフォーマンスも勇猛果敢に満ちあふれていて、この段階で次回公演も芽組を含む全員、欠けてほしくないと感じました。すみれさんも、扇子をパンッ!と出して登場するところがキレッキレで超かっこよかったです。
やっぱり泣けます…最高なんですよ…

■エピソード0

・さくら「ここが私の…憧れの場所!!」

本当に憧れて来たんだなと伝わるぐらい可愛くなっています。
舞台って面白いのが公演期間が長いと役者が1日1日成長していってるのがすごい伝わるんですよね。文章でこれを表現するのがとても難しいんですが、
出演のみなさん、マジで進化してます。

・さくら「東京…怖~い!!」

ここもですねぇ…1日1日、本人も色々と試行錯誤を繰り返していたのかと思いました。初日は純粋にビビった感じを出し、3日目からあえて観客を意識してあざとく行くのか、内心はビビってるけど対応しないとやられる…!ってのを殺陣で表現して、強い乙女として行くのか。
そんな感情をバランスよくしたのが千秋楽で表現されていて、良い意味であざと強い感じが、観客の心をグッと掴みました。

ここの勘違いによる殺陣も初日はお互い慎重な印象がありましたが、最終日の初穂がマジで怪我をさせるぐらい、ホウキの振り方も力強くなっていったのが印象的で、気合がすごかったです。(当たらないようにギリギリまで攻める感じ)

・初穂「おまえ…さくら!?天宮さくらじゃねぇか!!」

って初穂が言うところも最初と変わって本当に親友との再開を喜んでいる感じが伝わりました。役者って本当にスゴイ。
最終日は中のメンバー同士の仲が良いこともあってか、本当にこのために頑張ってきた喜びを爆発させた感じが伝わります。
これは作品を超えた友情を感じ、感慨深かったです。

クラリスも初日から素晴らしすぎるものを見せられてしまいまして…ただ素晴らしいの一言…!
沖さんは公演期間中、夢の中でクラリスとお互いに色々と知ることを話していたのではないかと思ったり。

帝劇内の案内
芽組が扮する帝劇内のお客さんも飽きがこないように色々な表情があって面白いです。
帝劇をけなす紙を観てヒソヒソと話す客、なぜかカオルさんと身体が勝手に踊ってしまう愛情表現ダンス(色合いからなんとなく原作リスペクトだと個人的に思ってます。(実はちゃっかりこのダンスで拍手している方も居て楽しい。)

こまちちゃんやカオルさんは次回公演のときも是非、この方達に演じていただきたい…(関係者の皆様、何卒お願いいたします…!!

戦闘では花組の殺陣が最初にときよりも降魔を絶対に倒すという気迫で迫っていったのが非常に印象的でした。ここもとにかく当たらないギリギリを全力で攻めるのが大変印象的でした。

対する芽組扮する降魔も花組を絶対に駆逐するという気迫が進化していったのを感じました。そのうち…本当に花組を倒すかもしれない。

満身創痍になっても戦うさくらの姿勢、千秋楽では個人的に本物を超えた瞬間だと思っています。

そんなさくらに駆け寄る二人も、仲間として心配する気持ちが溢れていました。やっぱり泣けますね。

■1話 新たなる風

ここからLIPSの選択とかを中心に書いていきたいと思います。

★さくらとの挨拶 LIPS

4日目 夜
「デートにでも行かないか。」

とにかく軟派なチャラ男隊長です。ありがとうございます。
デートに誘われたさくらは「誠兄さん…会わない間にずいぶん軟派な感じになりましたね…?」
と若干不信感がある感じのさくらがほどよく可愛かったのを覚えてます。

前楽
「よろしくね。初穂ちゃん」

馴れ馴れしいところに初穂は不信感を覚え、こんな男は大丈夫なのか?とさくらを心配します。
そんなチャラい対応にさくらもちょっぴり怒ります。

4日目夜
「デートに行かないか。」

これに初穂は警戒心MAX、そんなチャラ男ぶりにさくらも怒ります。
でもそんな怒っている二人も本当に最高でございました。

4つの選択肢があり、そのうちのひとつはLIPSを選択しないがあります。
それぞれのパターンの台詞を覚えなければならないため、
ここは演者の皆さん、相当大変だったのではないかと思います。
いままでのさくらでは基本的に1本道で千秋楽のアドリブ以外では台詞や展開が変わることがなかったため
何度見ても新鮮な気持ちで見ることが出来ました。

今後もこのように展開が変わっていく場合…チケットの複数公演の購入が平常運転になるかもしれません。
BDで全パターン収録するか、もしくは規模が大きい会場でリバイバル公演を実施してくれないかな…と思ったり。

★クラリスとの挨拶 LIPS
4日目夜
「立て直しがいがありそうだ」

クラリス「根拠もないこというなんて…私、そういうのは嫌いです。」

とキッパリと言うところも完全にクラリスでした。ありがとうございます。
この時の神山は根拠がなくチャラ男というダメダメな状態です。

★CLAPLIPS 

前楽
「ひどい演技だね…」


大舞台でのさくらのCLAPLIPSでも前楽で「ひどい演技だね…」と評されてしまい、本気で落ち込んでる様子が見れます。
ちなみに私は初演以降、こっちに拍手をしていました。
さくら、本当にごめんなさいm(__)m

続いて、あざみとの初遭遇、ここも日々を重ねた結果、寒竹さんは完全にあざみとなっていました。
ここでのLIPSは以下となります。

4日目夜、前楽
「ほら、おやつをあげよう。」

あざみとの初遭遇でも小賢しいおやつ作戦で難を逃れたりして、
神山の印象が今までとイメージが180度変わって笑います。
ですが、そんな神山も私は大好きです。
まんまとおやつで丸め込まれるあざみも可愛らしかった印象です。

ここから戦闘まで省略しますが演者のみなさん、本当に命削ってます。
さくらが木刀を振るシーンですが、楽日のここは迷いを完全に吹っ切ってるぐらい振りがめちゃくちゃ大振りになり、汗が飛び出るほどの迫力、声の迫力も明らかに違いました。

戦闘シーン
1人1人の表情が立ちます。千秋楽は桜吹雪の太刀捌き、殺陣もキレッキレでした。
傀儡機兵のシンクロも完璧で不気味っぽさが増して素晴らしかったです。

魔幻空間に包まれた後に、さくらが窮地に陥る場面で、後ろから見守る初穂とクラリスは涙を流しているように見えました。
「絶対に諦めない!」というあの場面も、1個1個の台詞の説得力が違いました。

勝利のポーズ決めの場面でも3人ともそれまでの感情がかなり入っていたのか、少し涙が見えました。

楽日のここは全てが最高。

■2話 手のひらほどの倖せ

芽組のみなさんも気合と楽しさが全開です。
一緒にリアクションする場面でも、シンクロ率が高かったです。
こまちちゃん、カオルさんも完璧でございます…
ここでの「LIPS」は以下の選択肢になります。

前楽
タイムアップ

神山はボケーっとしていたころ、アナスタシアは喝を入れた。
もう平湯さんのオーラも相まって説得力と力強さが別格でした。
当然、芽組や他の皆は呆れる様子も良かったです…ずっとこの世界に居たい…

4日目夜
「そんなことより、デートをしよう。」

この日はもう会場全体もLIPSで笑いっぱなしでした。
ここまで軟派に振り切った選択肢を選んでくれた運営に感謝したいです。
アナスタシアも「えぇ、良いわよ。」とまさかの快諾
神山も一瞬動揺し、一同も驚愕、気を良くした神山はテンションアゲアゲのチャラ男として感謝を述べたのでした。
当然ながら芽組、風組のみなさんからお叱りを受けました。すいません。
そこはかとなく、神山は今回の公演にも感謝をしているようにも思えました。

千秋楽ではアナスタシアといつきちゃんのとのシーンでもいつきちゃんが捌けるとき

「ルリルラ~ん♪ルリルラ~ん♪」

って去っていくところがあって大変可愛らしかったです。
桜歌之宴「ルリルラん 銀座ロマン」を歌っていただけるのか。
その辺りも期待です。
次回公演もいつきちゃんは変えないでほしい…

さくらの弟子入り志願のシーンでも

さくら「私を…出汁にしてください!!」
アナスタシア「ダシ?(そもそも何か分かっていない感じ)」
さくら「ま、間違えました!!」

こういうシーンを観るたびに、やっぱ千秋楽って最高だなって思いましたね。
さくらの急接近シーンでは更に可愛さがマシマシでございました…もうね…あれで落ちない人居るのかって改めて思いますね。ええ。
セガさん、提案なのですがあそこの急接近シーンをVRで収録できませんかねぇ…BD版に収録されたら爆売れ間違いなしだと思うのでどうかご検討いただければと思います。

デートに誘われる場面でも、誘われるのを見てしまったさくらの
「デートーっ!?!?」
ってリアクションがまた更にかわいくなっていました。

★2話CLAPLIPS

4日目夜、前楽、千秋楽
・「キス…しようか」
クラリス「もう!地獄に落ちてください!!!!!」

みなさん、この選択肢が大好きなようで…みなさん生粋なクラリスファンのようです。私もこれを全力で拍手するぐらい好きです。
Merci beaucoup.

初日に書くのを失念していましたが、途中で芽組の皆さんが傘を回しながら、クラリスと神山が街に移動する描写をしていましたが、ゲーム本編の他のエリアへ移動する際のロード画面を再現していたのを知りました。

ちゃっかりこういったゲーム部分の再現をやってくれるところも嬉しいです。

もし、第2回公演がある場合は、本編と同じように四季をイメージした色の傘で描写をするかもしれません。

次はあざみか初穂のヒロイン回に期待です。

第2話 戦闘シーン
ここも日が経つ毎に戦闘しているときの戦っている全員の表情がすごく頼りがいがあるのを感じました。あざみは初日が初々しい感じでしたが、時間が経つにつれ敵を絶対に討つという意思が伝わりました。
そこには妹分のあざみではなく、帝国華撃団の一員で、帝都を守るという立派な顔立ちになっていました。
初穂もあの「御神楽ハンマー」を回す動作ってすごい大変だと思うのです。
ハンマーを回している本人が周りの演者さんを観なければならない、かといって気をつけた回し方にすると迫力が伝わらない、また回っている間も立ち位置に気をつけなければならない、回りきった後に決まった立ち位置でフィニッシュ、などこれだけこなすことを考えると、5日間の公演をよくやり切ったと思っています。
「真打ち登場!」ってちゃんと忘れず決めてくれるのもありがたいです。
荒覇吐戦では、荒覇吐の手も最終的には見事な三位一体といわんばかりで、
芽組の皆さんが5日間の間でも、私達が見えないところで休憩や寝る間も惜しんで凄い努力をしていたのではないでしょうか。その姿は圧巻でした。
しかもこれ、片手を僅か3人で動かしているのです。
朧の不気味な感じもマシマシで、クラリスから必殺を受けた後の台詞

「てんめぇ…やりやがったなぁぁ!!!!!!」

って台詞が恨みMAX、殺る気満々の気迫が半端なかったです。
いつか勝ってみせると芽組のみなさんは言っていましたが、この気迫だと本当に勝った展開があっても面白かったのかもしれません。それぐらい素晴らしかった。

・ダナンの愛
初日から素晴らしすぎてあまり書けないのですが、ここも日が経つごとに慣れていったのか、みなさんすごく声が透き通っていって、ホール全体が包み込まれていくのを感じました。
初穂扮するクルポスがリードして唄う箇所がありますが、本当に美しい歌声なんですよね…調べると地上波で放送されているカラオケバトルにも参加されていたとのこと…納得です。

クラリス扮するレウスも「この俺…レウスに決まってるだろ…」ここも声が美しくてなぁ…鳥肌が…

・第二部前説
ここでの前説はすみれさんの喋る部分が多くて個人的に嬉しかったです。
千秋楽にもなると、なんとなく流れを読んだリピーターの皆さんがブレードをさっそく菫色にして、エールを送っていました。

「まぁ~紫が美しいですわぁ~」

というすみれさんのいつもの感じがあり、観客の皆様は本当に安心して見ていたと思いました。


■第二部 歌謡祭

・桜夢見し
これが驚きました。私は前楽でようやく聞いたのですが、
これめっちゃくちゃ難しい曲なんです。
これを踊って歌わせる公平さんは鬼と思いました。
それでもちゃんと歌いきっちゃう花組メンバーの凄さ…「夢見ていよう」も歌っているのにしかも息も全く上がっていないという…千秋楽のみ「夢見ていよう」との二本立てでありました。

・檄! 帝国華撃団 <新章>
最後の檄帝は皆がすごい涙を我慢しているのが伝わりました。
楽日のここは何度涙を流したか…
終わってしまうことに、どれだけ悲しい気持ちになったか…

「夢は蘇る帝国華撃団…我ら新たなる帝国華撃団」

芽組の皆さんも涙を流しながら踊りきり、花組は寂しい気持ちを堪えながら、帝都花組の一員として、やりきりました。

ここからアフタートークをまとめさせていただきます。

■アフタートーク

初日
進行役はさくらです。
当日はみなさん、丁寧な挨拶をしつつ、役へのこだわり、
出演するまでの苦労話、メンバー同士で普段はどんな話をするのか。
一個一個和やかな雰囲気で進行しました。
初日から初穂とクラリスは涙腺が緩いまま進行していたので、こちらもウルっと来て、それだけこの舞台に懸けていた気持ちが伝わりました。
この日、もっとも堂々していたのがアナスタシア役の平湯樹里さん。
舞台では銃の撃ったときの反動、それに合わせた銃声、プロジェクションマッピング、それぞれの合わせるまでが大変であることを分かりやすく解説をしてくれました。もともと宝塚出身のためか、姿勢も素晴らしかったです。

また、さくら役の関根さんが少しプレッシャーを感じながらも

「今回…殺陣とかも初めてで…迫力を見せられるように、気迫を意識したりしました…みなさん…いかがでしたか?」

と謙遜した様子で観客のみなさんに聞いていました。
今回は関根さんが殺陣自体がはじめてであること、20年以上続いている伝統的タイトルで、ゲームと演じている人が違っていることによるファンによる賛否両論(自分も観るまでは拒否反応が出ました)、演じるに当たっての重圧、3月の公演の中止など数々の困難に折れそうになりながらも、全員前を向いて稽古をしてきたとのことでした。
最後には

「まだ認められないかもしれませんが、みなさまから納得をいただけるように頑張ります…!」

と、どんな困難が待っていても、この舞台に自分達の人生を懸けたという出演者全員の気持ちを代弁した形で今回のアフタートークは幕を閉じたのでした。

このトークを聞いた私は「もうあなた達は立派な帝劇のメンバーじゃないですか。」と思いました。

初日からあんな最高の物を見せてくれた皆さんに、私はどうやって皆さんに恩返しをすれば良いのかと考えました。
この後、複数回観に行かないと絶対に後悔するという気持ちになったのは言うまでもありません。

3日目夜
進行役はあざみです。
あざみの進行は天然で面白いです。
この回は終始にこやかな雰囲気で進んでいきました。
お題は「あざみの好きなところ」
初穂はあざみを妹分と観ているシーンがありましたが、アフタートークでもその仲良しぶりは健在でした。
このお題で2人がイチャイチャしているなか、3人がヒソヒソと話す感じが普段の帝劇という感じがしてなんかすごい嬉しかったです。
また、来年3月のBD発売を来月と間違えて突っこまれたりと終始天然な感じで会場から笑いも出ました。
優しい雰囲気のまま、3日目が終了したのでした。

4日目夜
進行役はクラリスです。初穂となんとここですみれ様が登場
進行役の特権としてクラリスの好きなところなどの話題がありました。
今回は花組カメラの収録中でもあったようで、すみれさんが撮っていました。お客さんに挨拶する様子も撮っていましたがそのときにリアクションするクラリスと初穂が面白かったのでここも収録されていることを願いたい。
すみれ役の片山さんは今回演じるにあたって、言い回し、所作など苦労もたくさんしてきたみたいで、言ってないですがなんとなく演じるにあたって重圧感もあったのではないかと思いました。
あそこまで完璧なすみれさんを演じたと考えると、
ありがとうと伝えたいです。
明日がついに最終日…明るいながらもどこか寂しくも感じるなか4日目が終了したのでした。

前楽 (ラスト)
今回は公平さんが進行係と花組5人です。
テーマは「花組の皆さんの好きな楽曲は」からはじまります。
各々好きな楽曲を答えた後、公平さんは各演者さんへ、様々な障害、困難を乗り越えていき、進化していった花組メンバーひとりひとりに、感謝のメッセージを贈りました。
千秋楽ではアフタートークが無かったため、あざみ役の寒竹さんはじめ、みんな泣くのを我慢しながら、観客のみなさんにメッセージを残していったのでした。
トークの最後に公平さんがここで観に来ていただいたお客さんにかなり大事なメッセージを贈りました。
シンプルにまとめる形になりますが、それは「ありがとう」という言葉を自分から言う人ほど幸せになると。

後日のツイッターでこのようにまとめられていました。

もしかしたら、今回ブロマイドがストレートで全員揃ったり、初日と千秋楽が取れて、今回この最高の舞台も何度も観なければ後悔してしまうことに気づけたのも、人に物事を頼むときに「ありがとう」という気持ちを忘れなかったからかもしれません。
改めて、この舞台の機会を作ってくれた公平さん、出演者、関係者のみなさんに「ありがとうございました。」という言葉をこの場で伝えさせていただきます。

千秋楽終演後 挨拶

すみれの挨拶
「皆様のおかげで、舞台は大成功ですわ…感謝申し上げます…またいつか…この大帝国劇場でお会いできるのを楽しみにしていますわ」

今回、すみれを演じた片山さんは、歴史ある作品かつ、ファンからも賛否両論を呼んだ配役で、当日まで重圧がかなりあったとのことでした。

片山さん、今後の帝劇をよろしくお願いいたします…!

クラリスの挨拶
「隊長と一緒に進む道は、私のとっても幸せな物語です。いつまでも一緒に居てくださいね!約束ですよ!」

初日の公演でもっとも衝撃を受けたのはクラリスでした。
もっとも憑依していたと言えるのは間違いなく彼女だと思います。
演じた沖さんは、自身が間違えた部分をホワイトボードに書き出し、ミスが絶対に出ないようにかなり追い込んでいたとのことでした。(3日目のアフタートークでのすみれさん談)
それだけ、熱を入れてくれたおかげで、最高の物を観せてくれた沖さんには頭は上がりません。
今のサクラの舞台では、沖さん以外のクラリスはあり得ないと感じました。
最後まで明るく、笑顔を保っていた沖さんは、とても眩しかったです。

アナスタシアの挨拶
「キャプテン、そして、この舞台を愛するすべての人に、美しい星の導きがあらんことを…また会いましょう…」

彼女は最後まで冷静に「アナスタシア・パルマ」というキャラクターを徹底的に貫いてやり切りました。
プロの役者としての姿勢、作品内と同じように仲間思いで各メンバーに演技指導なども行っていたとのことです。
帝劇のトップスタァという役柄を考えるとアナスタシアも、平湯さん以外はあり得ないです。
最後の挨拶でも涙ぐむこともなく、続きも絶対にやるから期待して!という自信に満ち溢れたあの笑顔は忘れません。

あざみの挨拶
「あざみは…隊長と…皆と一緒がいい!この時が来ることをもう一度…もう一度来ること祈っている!ではこれにて…にんっ!」

あざみは前楽では泣きながらコメントしていましたが、最後の挨拶では「望月あざみ」として強く、たくましくやり切ったのを見ることが出来ました。
「皆と一緒がいい!」という言葉は間違いなく芽組のみなさんも指しているのは間違いないでしょう。
寒竹さん自信もムードメーカーであるため、あざみではなく、寒竹さん自身の言葉だとも思ってます。
最後まで泣かなかったあなたは、立派な帝国華撃団の一員としてカッコよかったです!

初穂の挨拶
「隊長が居てくれたから、最高に楽しかったぜ!!…また一緒に…騒ごうな!!…オイサ!!」

ここで泣くのを必死に堪えながらも「東雲初穂」として全うした高橋りなさんは本当にこの作品を愛してくれているという気持ちがとても伝わりました。初穂も間違いなく、高橋さんには心の底から感謝していると思っています。その涙を見たとき、自分も涙が止まらなかったです。
横で応援するさくらも、実際の物語とリンクしているように花組の友情が固く結ばれているのは間違いないでしょう。
高橋さん、本当にありがとうございました。
3月は是非、みんなで「オイサ!!」と騒ぎたいですね!

さくらの挨拶
「わたしはこれからも、夢に向かって走り続けます!だから、見守っていてくださいね!隊長!」

彼女も、必死に涙を堪えていました。
アフタートーク初日で説明しましたが、
今回演じるにあたって、殺陣に自信がないと明言していました。
(しかも殺陣がそもそも初めてとか。)
しかし、千秋楽ではキレッキレな刀捌きでカッコよさが光っていました。
笑顔だけど寂しい感じ…やりきったけれど…もっとやりたい!
そんな気持ちが伝わりました。今回の舞台版サクラの座長を全うして、
必死に泣くのを堪えて、「それでは…本日はまことに…ありがとうございました!!」
芽組のみなさんも涙を流しつつも、深々とお辞儀をして去っていく一同…後ろ髪を惹かれながら去っていくその姿は「夢のつづき」でも歌われているように「この夢がずっとずっと続いてほしい…」
そんな気持ちが伝わりました。

そして千秋楽公演後に次回予告が突如流れた。
「新サクラ大戦 the Stage ~桜歌之宴~」3/21開催決定!」

さくらだけが表に立ち
「また、お会いできる機会が増えましたね!…隊長!桜の咲く頃に…また会いましょう!本当に…ありがとうございました!!」

再び…深々とお辞儀をして後ろ髪を惹かれながら去っていくその姿は、寂しくもありますが、天宮さくらでした。

この瞬間、終わってしまった…という気持ちが少し落ち着きました…
というのは嘘です。

私はここから数週間、あまりにも寂しくなった気持ちが続き、千秋楽翌日に会場に向かったりしました。
やっていないことを分かっているのにも関わらず…

3/21のチケットが外れてしまったらどうしよう…とか異常に不安な気持ちがずっと続いていたりしました。

■後日談

 後日生配信されたインスタライブでの関根さんのコメント
・「私にとってみんなは友情を超えた仲間です。」
→今回さくら役で関根さんが採用されたのが色々と納得
 わざわざ個人のインスタライブでサクラの曲を掛けながら裏話をしてくれたりとか、根がとにかく真面目であり、作品を積極的にリスペクトしていく姿勢に、この人がさくらで良かったと感じました。
 また、共演した花組とは冗談も言い合える仲にもなっているとか、実にサクラらしくて最高だと思っています。

・実は3月の公演よりも曲の振付が難しくなった。
→今回伸びてしまったからこそ完成度が高くなり、
 本来のスケジュールで公演を行っていたら…現在と評価が違っていたのかもしれません。

・地方公演とかもやってみたい
→やってほしい…どうか検討を願います…!

■まとめ

こんな感じで書かせていただきましたが、相変わらず見にくくて申し訳ないですm(__)m
何が言いたいかっていうと、とにかく最高の舞台でした。
キャスト、音楽、演出、前評判を大きく覆した圧倒的な内容に、本当にこの舞台を観ることが出来て良かったと思っています。

3月の桜歌之宴のチケット倍率も半端なかったらしく、抽選2日目で満席になる申し込みがあったとのことです。
ニコニコ生放送でも驚異の満足度99.3%と非常に高評価の結果となりました。

そこで見逃してしまった、気になっているあなた…なんと本日の21時からニコニコ生放送プレミアム会員向けに、500円で1週間見放題での配信が決定しています!


年明け前に最高の舞台を皆さんで観ましょう!!

■各演者さんツイッターID

・天宮さくら 役 関根優那さん
@CP_yuna_ist
・東雲初穂 役 高橋りなさん
@Rina_940731
・クラリス 役 沖なつ芽さん
@nyatsume925
・望月あざみ 役 寒竹優衣さん
@yui_kan148
・アナスタシア・パルマ 役 平湯樹里さん
@jurijuri_pon
・神崎すみれ 役 片山萌美さん
@neichiamo

◆芽組

・山田せいらさん
@seira_moon24
・矢澤梨央さん
@riostage8
・雨宮光さん
@ammyhkr
・飯嶋あやめさん
@ayame_smile51
・石田彩夏さん
@ayakaishida1998
・小太刀瑞姫さん
@_mizuki0518_
・永井毬絵さん
@NagaiMarie
・牧野澪菜さん
@reina_makino92
・三島依さん
@yorimishima
・山下由奈さん
@yamashita4222

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