思いついたこと全部話させて

大学生の春休みは長い。
１月の終わりから始まり、４月１日まで休みだ。

私は最近、何もできていない。去年の１１月から今年の１月は就職活動に力を入れていた。毎日のように説明会やインターンシップの予定があった。就職活動に力を入れながらも、テストやレポートを終わらせた。頑張りすぎたのかもしれない。一気にやってしまい、その後なにもできなくなる癖がある。私の悪いところだ。

最近の私は、貧乏ゆすりをしながらひたすら頭の中で考えていることを文字に起こしている。やるべきことをやらずに暇を持て余しているので、その分考えることが増えてしまった。今も本当は、SPIの勉強をするかESを考えるか何か時間を有効活用するべきだ。布団に入り、２時間が経つ。この２時間、自分が何をしていたかさえ覚えていない。

明日はバイトがある。話が合う主婦の人と会うことができるから楽しみだ。お互いに阿部サダヲと宮藤官九郎が好きなため、最近は、『不適切にもほどがある！』の話をよくしている。今回も面白かった。数分しか被らないから、どこを話そうか今から悩んでいる。この悩んでいる時間さえ楽しい。

ドラマの放送を楽しみだと思えるのは、『ブラッシュアップライフ』ぶりだ。毎週楽しみなドラマがあると、生きようと思える。Tverで見ればいいやと思わず、一刻も早く見たいため必ずリアルタイムで視聴するほど楽しみにできるドラマを作ってくれることに感謝したい。

演技が上手な俳優さんは凄い。当たり前なことを言ってしまったが、自分の幼少期のお遊戯会も見ると酷かった。小学生の可愛さでカバーされているが、こんなにも大根役者という言葉が似合う人間いるだろうか。大勢の前で大きな声でセリフを言えただけでも、褒め称えたい。

映画『MOTHER マザー』を観た時、驚いた。全員演技力が高かったが、阿部サダヲをより好きになった。私は、明るくファニーな演技をしている阿部サダヲしかみたことがなかった。阿部サダヲ好きだ、阿部サダヲ〜、、と阿部サダヲを連呼するくらい惚れた。かっこいいよ、阿部サダヲ。

かっこいいの基準がわからなくなってきた。顔が整っている人もかっこいいし、演技が上手い人もかっこいい、歌が上手い人もかっこいいし、詩を書ける人もかっこいい、脚本を書ける人もかっこいいし、絵を描ける人もかっこいい、かっこいいと思う人が年々多くなる。顔が整っていることだけが、かっこいいではない。私もかっこいい、いや、カッケー大人になりたい。

長いと思ってる春休みが意外とあっという間に終わってしまうことを、3年間大学生をしていると理解する。しかし、まだ、春休み長いな〜と思える時期だ。３月になると就職活動が本格的に始動するため、今までより春休みが短く感じるだろう。嫌だな〜。働きたくないのに生きるために働く。嫌だな〜。面接が嫌だ。３回もしなければいけないことが苦痛だ。一次面接と二時面接では異なることを言ってしまいそうで怖い。即興で話すことはできるが、何を話したか覚えることができない。不安。

春休み、永遠なれ。