水草の種を育ててみる話
人間にとっては太陽に向かって命乞いしたくなるほどのアチチなサマーではあるが、植物的には最もイキイキする時期のようだ。
我が家の窓辺の植物たちからは
「最高〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!(ドンドンパフパフ〜〜〜〜!!!!!!)」といった狂喜乱舞が聞こえてきそう。お祭り騒ぎである。
多肉くんはプリプリとした葉(葉?)を太陽で照らして楽しそうだし、パキラくんたちも野心的に光合成してグングン新芽を伸ばし新たな葉っぱを増やしている。
グッタリしているのは暑さに弱いコケぐらいなものである。
そんな夏なので私はかねてより興味のあった「水草の種」を育ててみた。
これは瓶や水槽などに入れた付属の土に種をまいて霧吹きで湿らせつつ数日間日光に当てるとあっちゅう間にモリモリと水草が生えてくる、というものである。
『種まきからだいたい三日後には発芽』などと言われてはいるものの、「ぜんぜん生えませんでした」というレビューも見かけたため恐る恐る瓶に土をブチ込み種を蒔いて窓辺に置き、その日は寝た。
「果たして本当に生えるのか・・・?」という疑問も束の間、太陽を浴びた翌日にはチラホラと芽をだし始め、2日・3日と経つころには瓶内をミッチリと青々した葉っぱが土を覆ってしまった。
まさかここまで発芽率が良いとは。いくらかは死ぬかなと思って勢いよく種を蒔いた自分のバ〜カ。せせこましい空間に密集した葉っぱたちが気の毒である。ゴメンよ・・・。
しかしこういった「水草の種」。ネット上には発芽したよ!という人は多く見かけるもののその後どうなったかは不明なことが多い。いまだ生きているのであろうか。
花火のごとく盛大に盛り上がってすぐ溶けてしまうのだろうか。謎である。
室内で緑を楽しみたい人にはオススメかもしれない。オススメです!と言うためにも元気に育ててあげたいところである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?