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Xデザイン学校2021ベーシックコース#07(21/11/14)

7回目の講座の振り返り(気づきや学び)になります。
今回は「構造化シナリオ法」の講義を聞いた後、前回作成したバリューシナリオを基にアクティビティシナリオとインタラクションシナリオを作成するグループワークを行いました。

ストーリーとナラティブ

シナリオにはナラティブとストーリーがあり、UXの世界ではナラティブな書き方が重要であるということ。
UXをUXで勉強するのではなく、人間として自分を肥やしていかないとナラティブが分からない。名画や名作は自分ごと化することができ、記憶に残る。

個人的には、生徒と学生の違いの例(講義はナラティブ)が分かりやすかったです。自分も普段は意識していないと答えを求めがちで、考える機会が少なくなってきているなと反省。

また、講義を振り返って自分が書いたシナリオを読み返すと、一方的で余白がないシナリオになっているなと思いました。。(ユーザー体験を言語化する経験があまりないのでそこまで意識して書くのが難しい・・・)

時代の遷移で変わるものと変わらないもの

アクティビティシナリオは、人間の本質的な欲求を基にユーザーが行う作業をナラティブに記述したもの。昭和のおばあちゃんが読んでも分かるように記載する。

デバイスやソフトは変化(進化)するが、人間の本質的欲求は今も昔も変わらない。つまり、アクティビティシナリオでサービスの提供価値が上手く表現できていれば、デバイスやソフトが変わってもデザインへ落とし込むことができる。
普段はスマホやWebなどのインタフェースから機能や画面を考え始めることが多いと思うのですが、ユーザーの欲求や体験から操作に落とし込めるという点が凄く良いなと思いました。

また、アクティビティシナリオからインタラクションシナリオまで作成することで考えているサービスの解像度が上がり、メンバー間での議論もよりしやすくなりました。

ビジネス側からの評価

今回作成した構造化シナリオ法は、ユーザーの本質的欲求とビジネスの提供価値がInputとなっているため、人間中心設計的なアプローチだと抜けがちなビジネス側の視点もしっかりと含まれています。
今後このOutputを基にユーザー側の評価(開発者個人→チーム→ユーザー)を行う認識ですが、ビジネス側からの評価(事業性、市場性、、)をどの段階でどれぐらい行っていなければいけなかったのかが気になりました。(ビジネスモデルを考えている時点で評価し終えている?)

最後に

講義も残すところ3回になりました。
点と点が繋がり理解できることが増え(知らないことを知る)、自分自身の考え方や行動が変わってきていることを実感する一方で、講義を聞く度にビジネス側の視点など、まだまだ初心者の域から出ていないことも実感します。
残り少ない時間の中でも、失敗とリフレクションを繰り返し、学びを増やしていきたいです。



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