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Xデザイン学校2022マスターコース#06(22/10/15)

6回目の講座の振り返り(気づきや学び)になります。
今回は「発想法」の講義を聞いた後、リフレームをして新しいサービスをデザインするグループワークを行いました。

身体性を伴うことでよりクリエイティブに

今回の講義中に、身の回りのモノや景色から見立てを使って妄想をする妄想スケッチと、既存の要素の組み合わせから新しいアイデアを発想してスケッチするワークショップを行った。

妄想スケッチ
既存の要素の組み合わせ

実際に手を動かしながら妄想・発想をしてみることで、普段より柔軟な発想ができるようになる気がした。これは、手を動かすという行為が「描くことで考えている」からだと思う。
これからアイデアを考えるときは、頭の中で悶々と考えるのではなく、
・ 手を動かしながらどんどん紙に書き出してみる
・ 足を動かして色々な場所に出かけてみる
・ 同僚と雑談しながら言葉で考える
など身体感覚を刺激しながらやってみたい。
また、大人になると妄想をすることがまず無くなるので、意識的に妄想をする練習をしたい。

思考と経験を何度も行き来する

川喜田二郎のW型問題解決モデルにあるように、発想したアイデアは思考レベルと経験レベルを行き来することでより良くなっていく。

W型解決モデル

頭の中で考えた問題(思考)を外に出て観察する(経験)ことや、考えたアイデア(思考)をプロトタイプを作って検証や実験をしてみる(経験)ことが大切だということは十分承知しているが、普段、会社にいると思考レベルから中々抜け出すことができない。

現場に行ってみること、観察してみること、作って試してみることといった経験を意図的に行う仕組みを構築できると良いのかもしれない。

既存の言葉に囚われない

例えば新しい目覚まし時計⏰を考える際、「目覚まし時計」という言葉に引っ張られてしまうと既存からの延長になってしまい、新しいアイデアは出てこない。
既存の言葉に囚われずに、異なる視点で意味や状況を捉える(リフレーミング)ことで、これまでとは違う発想ができるようになる。

目覚まし時計も
「本当に大事なことは何か?」
「何が本当に問題なのか?」
と一度立ち止まって考えてみることで、
「快適に起きることができる道具」
「確実に起きることができる道具」
と置き換えることができる。ことの時もできるだけ自分達の言葉で定義することが大事。

講義中にダブルダイヤモンドの真ん中から左に戻ることがリフレーミングというお話があり、今までそういった考え方は無かったので目から鱗だった。

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