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【梅雨入り】夏本番前に食べておきたいうどんと蕎麦

岐阜県岐阜市は令和6年6月21日に梅雨入りとなりました。

梅雨明けで夏本番に入る前に、関西風の出汁が入った汁(梅雨)入りのうどんと蕎麦を紹介します。
前文の上手くもない掛け言葉よりも抜群に美味い料理を私は食しましたので、ここで紹介します。

田毎『夏おすすめ』


私は蕎麦っ食いで夏季のすだち入り冷やし蕎麦が好きなのですが、極太手打ちうどんしか用意されていないから、一杯目はそれにしました。

極太平打ち麺冷やしすだちぶっかけ(税込1150円)

まず、目を引くのは器に美しく盛り付けられたスライスされたすだち。緑色の輪切りが冷麺の上に並べられ、その見た目だけで食欲をそそります。一口食べると、すだちの爽やかな酸味が口いっぱいに広がり、冷麺のひんやりとした食感と見事にマッチします。

すだちはただの装飾ではなく、その果汁が出汁に溶け込み、全体の味わいを引き締めています。酸味が強すぎず、ちょうど良いバランスで、冷麺の旨味と調和しています。また、すだちの皮の部分も一緒に食べることで、ほのかな苦味と香りが加わり、味覚の幅が一層広がります。

極太平打ち麺は麺の太さと平打ちの形状が印象的です。通常よりも遥かに太く、幅広い平打ち麺は、見るからに食べ応えがあります。
この麺は、しっかりとしたコシがあり、噛むたびにもちもちとした食感が口の中に広がります。関西風の出汁との絡みも良く、最後まで麺の味と風味を楽しむことができます。

さらに、シャキシャキとした歯応えの新鮮なネギの存在は忘れられない味です。


ころ香梅(税込1300円)

ころ香梅はコロ蕎麦にしてもらいました。

器に美しく盛り付けられたころ香梅は、見た目からして食欲をそそります。透明感のある繊細な出汁の中に、ころっとした形状の香梅が浮かび、その見た目はまさに芸術品です。一口食べると、まずその香りに驚かされます。香梅のほのかな酸味と甘味が絶妙に調和し、口の中に広がります。

出汁は透き通っており、繊細でありながらも深い旨味を感じさせます。香梅から自然に染み出す風味がスープ全体に溶け込み、一口ごとに異なる味わいが楽しめます。特に、香梅の柔らかい食感が出汁と一体となり、絶妙なバランスを生み出しています。

ころ香梅には、梅肉、わかめ、いくら、えび、いか黄金(魚卵を絡めたイカの刺身)などが豊富に載せられています。この具材の組み合わせが、冷たいうどんに爽やかな酸味と海の風味を加え、一口ごとに異なる食感と味わいを楽しむことができます 。


手打ちうどん そば 田毎   六条店

岐阜県岐阜市六条南2-9-13
営業時間/11時~15時(LO 14時30分)  17時〜21時30分(LO 21時)
定休日 火曜日
店内は現金払いのみ

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