そうだ、これ使古姐さんに聞いてみよう No.3 「離婚を考えていた折、5年間SNS友だった超ハイスペ男性と再会、告白されました」＿Rena

皆さま、こんにちは。

いつもnoteやTwitterを訪れてくださって、ありがとうございます。使い古しの女です。

そうだ、これ使古姐さんに聞いてみようの回、No.3をお送りします。

最近、TwitterのDMやnoteからの恋愛相談を数多く頂いており、ひとつずつお返ししているのですがなかなか追いつかなくなってきまして…

皆さまもちろん悩みはそれぞれ、同じ悩みなど一つもないのですが、たくさんのかたからメッセージをいただいていると、"共通点"があることがわかってきました。

相談するまではいかないけど…モヤモヤしてる、というかたに。訳あって相談はできないけど、困っている…というかたに。

実際のご相談をシェアして、"似たような悩みを抱える方"の何らかのヒントになれば、と思ったのです。

そんなわけで、ここでは、「そうだ、これ使古姐さん(使い古しの女姐さん)に聞いてみよう」のコーナーとして、皆さまからいただいたご相談内容と、その方への返信を公開しています。(最新のものは無料、バックナンバーは有料とさせていただいています)

至らない回答ではありますが、同じように悩んでいるかたに届いたらいいなと思っています。皆さまからも何らかのご意見や応援、アドバイスなどコメントしていただけたら嬉しいです。ただし、ご相談者さまへのネガティブなコメントはご遠慮ください。

私の読者の皆様に対してそんな心配はいらないとおもいますが、私(=使古姐さん)への批判、回答に対する疑問などは大歓迎ですが、ご相談者さまに対する誹謗中傷は削除させていただきます。

※個人情報が特定できないよう、全て偽名&所々情報を伏せて掲載しています。例えどんな内容であっても、Twitterのアイコンやアカウント名、メッセージのスクショなどは絶対にしません。いかなるお問い合わせがあっても、絶対に第三者にご相談者さまの個人情報を明かすことはありません。

今回は、Renaさまから以下のご相談です。

「生活が安定しない夫との離婚を考えていたところに、5年間ずっとSNS友だった超ハイスペ男性と再会、告白されました。どうしたらいいか、混乱しています」　-Rena

今回のご相談はRenaさまから詳細情報をたくさんいただきましたので、私のほうで簡単にまとめさせていただきます。

今回の相談者様（Renaさま）は既婚、幼いお子様が一人。気の合うイケメンの旦那様とは幸せな恋愛結婚でしたが、彼は転職を繰り返すなど経済的に安定しない生活。努力を重ねてきたものの、彼の姿勢は一向に変わらず。徐々に真剣に離婚を考えるようになりました。そんな折、５年前に出会い、それ以降はSNS上のやりとりのみだった同世代男性（海外在住の超ハイスぺ）と久しぶりに再会。「ずっと好きだった、付き合いたい」と告白されたとのこと。５年前も相談者様にアプローチしてくれていたのだけれど、当時は「こんな人が私に本気なわけない」とまともに向き合わなかったそうです。今はまだ彼とどうなりたいという具体的な願望はないけれど、彼の気持ちを知って、もっと仲良くなりたいと思っているRenaさま。激務の彼は一時帰国中で分刻みのスケジュール。会食後などに時間を捻出してくれていることもあり、Renaさまは素早い判断が望まれる状況。離婚と彼とのことを混合する気はない、と冷静に考えながらも、彼との再会がRenaさまにとって追い風になりつつありました。

というご相談。Renaさまの文章は非常に理知的で、ご自身もこれまで力強くキャリアを積んできた魅力的な女性であることがうかがえました。旦那様への愛情と、その生活の苦労との葛藤。そして告白してくれた彼のスペックたるやまさに現代の王子様。。聞いているだけでも一本の美しい映画を観ているような展開でしたが、当事者のRenaさまは戸惑い、悩み苦しんでいました。しかも状況を鑑みると、早い決断と行動が必要そう…

私の返信は以下です。

Renaさん

せっかく大切なことをご相談いただいたのにすぐにお返しできず申し訳ありません。
その後彼とは会えたのでしょうか？何らかの進展はありましたか？
相談内容を読んでいて、Renaさんの戸惑いや驚き、高揚感が伝わってくるようでした。それと同時に、とても冷静で理論的な大人の女性としての姿勢も。

旦那様とのお付き合いを経てご結婚を経験され、お子さんを育て、経済的な不安もありながら家族を支えてきたRenaさんはおそらく、大切なものを守る強さや自分を律する自制心をもったかただと思います。お送りいただいたご相談内容からも、「彼に会いたいけれど自身の時間も限られているので会えないかもしれない」「彼とのことと離婚を混同しない」といった、“自分の感情に任せて突っ走らない”というセーブが効いていることがうかがえました。

私もRenaさんが今とっている姿勢に賛成です。今後どうなるにせよ、今は感情にすべてを任せて行動してしまうには少し危険なタイミングだと思います。ここは少し“理性”の監視が必要そうです。ご自身の行動や言動、態度が、Renaさん自身をのちのち不利な状況に追い込むことがないように細心の注意を払ってください。

とは言え、お話を聞く限り、彼もRenaさんに対してして真摯な好意を寄せているのではないかと推測します。私が気になったポイントは、

①Renaさん彼のもともとの出会いはどのようなものだったのか？

②会食後などではなく、一晩まるまる予定を空けるということは本当に不可能なのか？

といったことです。もし彼に悪意がなく、純粋にRenaさんを好きで、今後のことを含めて考えているのであれば、もちろん現夫との離婚→彼との再婚という選択肢もありえますよね？

一方で、もっと重要なのはRenaさんご自身の気持ちです。

① 今の家庭を守りたい、夫との関係を失いたくない、今後の関係修復の可能性を信じる。
② 今の家庭、夫に未練はない。新しい人生や出会いに向かって歩き出したい。
③ 今の家庭は第一優先にして守りつつ、彼とは割り切って関係を深めたい。

このどれにあてはまるか（もしくは別の選択肢があるかもしれませんが）で、今後の方向性は大きく変わってくるのではないかと思います。

もしRenaさんが、③の気持ちでいらして、「彼との本気の将来は考えてない、ただ割り切って、お互いの生活に干渉しすぎず仲良くしたい」というのであれば、話は簡単かと思います。私個人もそれを非難するつもりはありませんし、Renaさんならそれをうまくコントロールできるのではないかと想像します。

ただ、もしRenaさんが②を望み、かつ彼と真剣な将来を考えているのであれば、注意が必要だと思います。なぜなら、今後夫になるかもしれない人の目の前で、不倫行為に及んでしまうのは非常に危険な行為だからです。彼の言動からは、Renaさんといたい、Renaさんを抱きたいけれど“今の立場が”と、理性的に考えていることがうかがえます。ある程度常識的な判断を持った人（キスはしてますが）であると思われます。ですので、もしも、Renaさんが今後本気で彼との再婚や将来を考えるのであれば、けじめや区切りを決める、もしくは少なくともその姿勢を見せることが必要なのではないかと思います。

そうすることで、彼も“Renaさんと関係を深めるのであれば、覚悟を持たなければ”という自覚を強めてくれるのではないかなと…

最後に、①の選択肢ですが、この場合は彼とは一切関係を持たず、“清らかで一途なRenaさん”のイメージを守り通すという手もあるのかなと思います。彼はハイスぺでお仕事もできますから、Renaさんがこの先、旦那様の代わりに家庭を支えようとするときに、もしかしたらお仕事上のパートナーとして手を組むことができるかもしれないからです。その場合、だれにも後ろめたい思いをすることなく、彼とずっと良い関係でいられるというメリットがあるかなと思います。

長くなりましたが、いま私が考えているのはこんなところです。
Renaさんの人生にとって、最良の選択ができ、素敵な未来につながることを祈っています。