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シリア北東部、米軍ヘリコプターの攻撃により民間人1名が死亡。

6月11日、米軍とクルド人主導のシリア民主軍の合同軍がシリア北東部のアル・ハサカ県の武装勢力に対し攻撃を開始した。

これにより、民間人1名が死亡、1人が負傷した。


合同軍の作戦から民間人の死まで

合同軍は、主軍を歩兵部隊のシリア民主軍、歩兵部隊を支援する形で米軍のヘリコプターが組み込まれ、陸空からの掃討作戦であった。

攻撃対象となったハサカ県のサルハム村に対し、農地や民家などを無作為に米軍ヘリコプターが攻撃を初めた。

この結果、爆撃から逃れる最中の民間人1名が死亡した。

ハサカ県の通信社は「村は米軍とシリア民主軍により包囲され、村から逃げようとする民間人に対し、ヘリコプターが背後から攻撃を加えた」と語っている。


亡くなった民間人について

ハサカ県で活動するシリア民主軍の多くがシャムハル人により組織されている。

そして、亡くなった民間人は、シャムハル部族の人間なのだ。


無許可駐屯の米軍


アメリカはIS掃討のため900人ほどの米兵をシリア北東部に派遣しているが、その多くが油田地域やガス田地域を警備にあたっており、米中央軍の飛行場なども多数存在しているが

シリア政府はその一切の存在を許してはいない

今回の民間人殺害について米国政府はコメントをしていない。

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