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弾丸!アートなロンドン旅行記 その1

昨年10月、三連休の前後で有給を取り、三泊五日の弾丸で、ロンドンへ一人旅をしてきました。

初めての海外一人旅、初めてのヨーロッパ。
しかもツアーではなく、トランジットありの完全な個人旅行です。
ロンドンを選んだのは、「まあ、英語ならなんとかなるやろ(安直)」と思ったのと、少ない日数でも効率よく美術館と博物館に回れそうな都市。で選びました。本場の紅茶も飲んでみたかったし。

はたして三泊五日でどこまで楽しめるのか?

三泊といっても、ロンドンで使える時間は実質丸2日。
スケジュールとしては、
《1日目》
国会議事堂を眺めつつ、ウエストミンスター寺院内部見学
 ↓
ナショナル・ギャラリー
 ↓
大英博物館

《2日目》
ロンドン塔内部見学
 ↓
テート・ブリテン
 ↓
テート・モダン

という、ストイックなまでのミュージアム鑑賞旅行+αです。
こうやって見ると、観光プランとしては少なくない? もったいないのでは?? という感じですが、実際はゆっくり鑑賞しつつ移動時間も含めると、あっというまに一日が過ぎてしまいました。

ヨーロッパ絵画を観るならここ! 名画だらけのナショナル・ギャラリー

ロンドンのミュージアムですごいのは、質の高い常設展示の入館料が、無料であること。寄付金で成り立っているのは、「万人に知を開放する」という考えの表れのようです。

さらに日本の美術館と違うのは、自由に写真が撮れること(日本でも常設展は撮影可能なところもあります)、休憩用のベンチが多いこと(椅子に座ってじっくりとお気に入りの名画が見れるのは最高!)

特にナショナル・ギャラリーはヨーロッパ絵画を集めていますので、あの絵もこの絵も、美術の教科書や本で見たことがある! と感動してしまいます。
美術館はウエストミンスター寺院から、大通り沿いにのんびり歩いて、だいたい15分くらいの距離です。

まずはフロアマップを手に入れよう!

美術館に行ったら、寄付の気持ちもこめて、まずは館内で1ポンドで購入可能な日本語のフロアマップを手に入れることをオススメします。
語学が堪能な方でも、館内はとんでもなく広くてフロアも蜂の巣のように各部屋が繋がっていますので、どこに何の絵があるか効率よく回るためにも、マップはあったほうがよいです。

とにかく一度は名前を聞いたことがあるような画家や絵画が多いため、欲を言うならば全フロア回ってほしい。ただ、全部観るのにだいたい三時間弱はかかってしまいますので、これだけは!! というのだけ箇条書きします。
他美術館に貸し出しの場合もありますので、あくまでもご参考までに。

・『岩窟の聖母』レオナルド・ダ・ヴィンチ
・『アルノフィニ夫妻』ヤン・ファン・エイク
・『ひまわり』フィンセント・ファン・ゴッホ
・『ヴァージナルの前に立つ女』ヨハネス・フェルメール
・『ヴァージナルの前に座る女』ヨハネス・フェルメール
・『大使たち』ハンス・ホルバイン

写真がなくて申し訳ない……。でも、これらはフロアマップにも載っているので、探しやすいかと思います!

余談ですが、休憩がてら入ったギャラリーカフェで飲んだ紅茶が、今まで飲んだことがないくらい激うまでした。
いや、うん。これだけでもう、イギリス行って満足なんだわ。

《その2へつづく》


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