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弾丸!アートなロンドン旅行記 その4

近代美術から最新アートまで! テート・モダン

最後は現代美術を中心とした美術館、テート・モダンです。かなり広いので、やはり三時間くらいはかけたいです。

テート・モダンの館内。元火力発電所だった場所を2000年に美術館として開館。ロンドンは21世紀以降テムズ川沿いに開発が進み、前衛的な建物が多くあります。

少しわかりにくいですが、一番下にあるのがミュージアムショップ。ここ以外にも建物内に三カ所くらいショップがあり、これまで見てきたミュージアムのなかでも面積が広く、オシャレな雑貨も多く取り扱っていました。(私はここで美術書を買いまくった)

吹き抜け部は床が緩やかな坂状になっており、そこで座ったり、寝転んだりしていて、わりと自由な感じ。

ポーランドの作家、マグダレーナ・アヴァカノヴィッチの『胎生学』。見る角度によっては岩に見えたり、繭にも見えたり、ジャガイモだったり。

巨大なダイニングテーブルやお皿など、自分が小さくなってしまったような体験ができる作品。

テート・モダンには巨大なオブジェクト作品だけでなく、ピカソやマティスなど、有名な絵画もたくさんあります。

フロアへテーマごとに並べられているとはいえ、年代も作家もバラバラなので、意外なところに見知ったやつがポンと掛けられていることも。

かの有名なピカソの『泣く女』が片隅にぽつんとあったときには、さすがにびびった(特に人が集まっているわけでもなく、ヘタすると素通りしてしまいそうになる)

四つ回った美術館の中では、テート・モダンが一番ミュージアムショップが充実しているので、最後にお土産を買うのも最適です。

あと私は行けなかったのですが、新館「スイッチハウス」の10階、最上階にある展望台は無料で上がることができ、ロンドンの街並みを見下ろすことができるので、時間がある方はぜひに!

簡単ではありましたが、弾丸ロンドンのミュージアム巡りはここでおしまいです。


反省点としては、作品を実際に見ても、それがどういった経緯だったのか詳細なことが思い出せなかったこと。
フロアマップで作品の位置把握はできるけど、もうちょい絵の勉強して行けばよかったなぁと思います。

それでも女性の初一人旅でトラブルもなく、行きたい場所に全部行けて充実感のあった二日間でした。

……とまあ、ここまでだったら、無事日本に帰国して、めでたしめでたし。で終わっていたのですが、そうはいかなかった。

次回は帰国できたのが奇跡のような、【番外編】に続きます。
ここからが本当の、一人旅の醍醐味ってやつだ……!!!

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