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Twitterで三秋縋で検索することが数少ない他人との繋がりな人間を探してる

Twitterの検索履歴の上位には常に三秋縋 三秋さん 三秋 新刊 などのワードが並ぶ。あとはちょっと話すフォロワーさんの名前くらい。正直日常生活において話す人が極端に少ない上、話す人とそこまで趣味が似ていないような状況だから、自分の好きなことについて誰かと話したりすることは不可能に近い。

本当に情けないとも思うし、小説のヒロインだったらきっとこんな事してないんだろうも思いながら自分と同じ状況の人を探す。辛い、疲れたなんて言葉ならよくある病み垢の愚痴に同じ考えは飲み込まれてしまう。 同じ考えの人を探す方法、自分と同じものを信じた人間なら、同じような悩みに苛まれてくれているんじゃないかなと思った。

実はこの異常で少し狂気じみた行動は前まではこんなに頻繁にしていなかった。三秋縋というワードを入れてツイートした時、自分の言葉を見つけてくれた人がいた。その人によると私はどうやらその人にとって正しい解釈をしていたらしい。それがすごく嬉しかった。安っぽい感情かもしれないけれど、自分の存在がちゃんと人と繋がれていたことが分かったのが嬉しかった。

その人とは連絡が取れなくなってしまったけれど、それはそれできっと正しいのかもしれない。勝ち逃げの観念を誰よりも理解し、綺麗に使いこなせている人という印象だった。私は主役のように生きることを諦めてしまったけれど、その人は主人公のように生きることができる人間だったのだと思う。

だから、同じように理解を待っている言葉や繋がりを待っている人を、近い感覚で世界を眺めている人をもっと知りたいと思った。そう思ってからは前に調べていたときよりも3~4倍くらい検索回数が増えたように感じる。

繋がることで共依存的な関係になりたい訳でもなく、ただ同じ世界を見ている安心感を誰かと分かちあって、そのまま別々の道に行く。そんな人が自分と同じで居てくれたらとても心強いなぁと思う。

最後に、三秋縋先生に敬称をつけられていない場所があることをお詫びします。拙い文章ながらここまで読んで頂けたことに感謝致します。

サポート宜しければお願いします、おそらく本を購入します