WorldVoyage | Travel & Culture Magazine
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トライフル (Trifle)、イギリスイギリスの伝統的な郷土菓子。洋酒を染み込ませたスポンジケーキやジャム、カスタードクリームなどを層状に重ねて、生クリームとフルーツで飾りつけをしたデザートです。 かつては余ったスポンジケーキなどあり合わせの材料で作られていたことから「つまらないもの」という意味合いがあるそう。 ゼッポレ ディ サン ジュゼッペ (Zeppole di San Giuseppe)、イタリアイタリアのお菓子。揚げシューのような生地に、カスタードクリームと果実
クネッケブレッド (Knäckebröd)スウェーデンで親しまれている平たいクラッカー状のパン。バターやハム、野菜をのせたオープンサンドにして朝食に食べられるのが一般的です。数百年の歴史があると言われており、その名称は「パリッ」と音を立てることを意味する「クラッケン」に由来するそうです。 スモーガストルタ (Smörgåstårta)スウェーデン発祥の北欧料理の一つ。マヨネーズやクリームチーズなどで全体を覆われたでサンドイッチの層に、野菜やハム、エビ、サーモン、卵などを盛り
ヴィーエ (Wähe)スイスのタルト。アプリコットやルバーブ、りんごなどの季節の果物の他、チーズやほうれん草など多種多様なものがあります。 復活祭(イースター)の40日前から始まる「四旬節」は肉食を断つ習慣があり、かつてヴィーエはこの期間中に食されることが多かったそう。 ツガー・キルシュトルテ (Zuger Kirschtorte)スイス中部ツーク発祥のケーキ。地元名産のさくらんぼを使用した蒸留酒・キルシュを染み込ませたスポンジ生地の側面にスライスアーモンド、表面に粉砂糖
レシュティ(Rösti)スイスの国民食ともいわれているジャガイモのパンケーキ。もともとはベルン州の農村で朝食として食べられていた料理で、今ではスイス全土から欧米まで広い地域で親しまれています。卵やチーズをのせたり、野菜やベーコンを混ぜたりバリエーションもさまざま。 チーズフォンデュ (Fondue)チーズを白ワインで溶かして食べるスイスの伝統料理。アルプス山岳地域を中心として親しまれている料理で、角切りパンにチーズを絡ませていただきます。その名称はフランス語で“Fondue
クレームシュニッタ (Kremšnita)カスタードクリームとメレンゲが2層になったクリームをパイ生地で挟んだケーキ。クロアチアをはじめ、中央ヨーロッパ諸国で広く親しまれているお菓子ですが、クロアチアではサモボルの名物としても知られています。他の地域では冷たいデザートとして供されますが、サモボルでは温かくして食べるのが特徴です。 フリトゥレ (Fritule)クロアチアの小さなボール状のドーナツ。レモンやオレンジの皮、レーズン、ブランデーもしくはラム酒などが入った生地を油で
ゴジナキ (Gozinaki)伝統的にジョージアのクリスマスや年越しに供されるお菓子。熱したハチミツにローストしたクルミを加え、均一の厚さになるよう形を整えた後に、ひし形にカットして作られます。 携帯しやすく、少量でも非常に栄養価が高いため、かつては兵士が遠征に出かける際に食糧として持っていったこともあったのだとか。 主にクルミを使用したゴジナキが一般的ですが、ヒマワリの種やカボチャの種、アーモンドなどのナッツ類やドライフルーツを用いたものなど地域や家庭によって様々なレシ
ハチャプリ (Khachapuri)ジョージアのチーズパン。チーズや卵黄、バターなどがトッピングされた地域ごとに異なるものが存在し、その種類は47種にものぼるそうです。2019年にはハチャプリの伝統が国の無形文化遺産に登録され、2月27日は「ナショナル・ハチャプリ・デー」として定められました。 ヒンカリ (Khinkali)ジョージアの代表的な郷土料理のひとつ。生地の中には香辛料の効いた羊や豚、牛の挽肉が詰められており、黒コショウをかけて手でいただくのがジョージアンスタイル
カタイフィ (Kataifi)ギリシャで親しまれているお菓子の一つ。「天使の髪」とも呼ばれる細い生地(フィロ生地)を焼いて、その上からシロップをかけたお菓子で、生地の中央にはクルミやアーモンド、ピスタチオが入っています。そのルーツは中東にあり、地域によってバリエーション豊かなものが楽しめます。 メロマカロナ (Melomakarona)ギリシャの伝統的なクッキー。オリーブオイルやオレンジジュース、コニャックなどが加えられた生地を焼き上げて、ハチミツやオレンジの皮などから作ら
ギロス (Gyros)ギリシャで親しまれている伝統的なストリートフード。薄切り肉を串に刺し重ねた塊を、回転させながら火で炙って、焼けたところからそぎ切りにした料理です。一般的に野菜とともにピタと呼ばれる平たいパンに挟んで食べられることが多いですが、お皿に盛り付けをして供されることもあります。 その起源は、1920年代初頭、トルコからの移民によってトルコのドネルケバブが伝わったのが始まりであるとされています。(諸説あり) グリークサラダ (Greek Salad)ギリシャの
トンプース (Tompouce)オランダの郷土菓子のひとつ。パイ生地にカスタードクリームが挟まっているお菓子で、生地の表面にはピンク色のアイシングがコーティングされています。キングスデー(国王の日)などの祝日には、オランダのナショナルカラーであるオレンジ色のアイシングで覆われたトンブースが店頭に並びます。 ポッフェルチェ(Poffertjes)オランダの伝統的なミニパンケーキ。小麦粉やそば粉、酵母の生地を焼き上げて作られるもので、街中の屋台で販売されることが多いです。焼きた
カプサロン (Kapsalon)フライドポテトの上にケバブやシャワルマといった肉料理とチーズをのせ、さらに生野菜やガーリックソース、サンバル(チリソースの一種)をトッピングした料理。一見すると中東料理のようにも見えるこの料理は、2003年にオランダ・ロッテルダムの“El Aviva”というシャワルマ店で生み出されました。 この店によく通っていた美容師Nathaniël Gomes氏が、彼の好きな食材だけで作られたオリジナルメニューを注文していたところ、他の客にも好評を得て、
アプフェルシュトゥルーデル (Apfelstrudel)リンゴやレーズンやナッツ、シナモンを薄く伸ばした生地で巻いて焼き上げたお菓子。その名称は、ドイツ語でアプフェル(Apfel)は「りんご」、シュトゥルーデル(Strudel)は「渦巻き」を意味します。 ストゥルーデルの原型は、バルカン半島と中東で親しまれている「バクラヴァ」にルーツを持つとされ、ハンガリーを経由してオーストリアに伝わったと言われています。 また、ハプスブルク家のマリア・テレジアにも提供されたデザートとし
ウィンナーシュニッツェル (Wiener Schnitzel)子牛肉の薄切りにパン粉を付けて揚げたウィーンの名物料理。その歴史には諸説ありますが、1857年頃オーストリアの陸軍元帥ラデツキーによってイタリアからレシピが持ち込まれたのが始まりであるといわれています。 シュペッククネーデル (Speckknödel)オーストリア西部、イタリアとの国境付近にあるチロル地方の料理。炒めた玉ねぎとベーコンを一口大にちぎったパンと混ぜ、生地がひとまとまりになるように丸めて茹でた料理です
ヴァレニキ (Vareniki)小麦粉を練って薄く伸ばした生地にサクランボやブルーベリー、いちごなどを包んで茹でたもの。サワークリームや粉砂糖をかけて食べるのが一般的です。他にも肉類やじゃがいも、キャベツ、チーズなどが入ったヴァレニキも存在し、ウクライナの朝食やクリスマスの定番料理としても親しまれています。 クティア (Kutia)クリスマスの定番メニューのひとつ。小麦やナッツ、ドライフルーツ、はちみつなどから作られるもので、クリスマスイブの夕食の一品として提供されます。ウ
ヴァレニキ (Varenyky)ウクライナの伝統料理のひとつ。小麦粉を練った生地に具を包み茹でたもので、バターやサワークリームと一緒にいただきます。見た目は中国の餃子によく似ていますが、中身は肉類/じゃがいも/キャベツ/チーズ/サクランボなどさまざまなものがあります。 チキンキエフ (Chicken Kiev)ウクライナで親しまれいるチキンカツレツ。ハーブやにんにくなどで味付けしたバターを鶏肉で巻き、パン粉を付けて揚げた料理で、国境を超えて広い地域で食されています。 その
ティラミス (Tiramisù)コーヒーとリキュールを染み込ませたスポンジケーキやビスケット(サヴォイアルディ)と、マスカルポーネチーズを用いたクリームを交互に重ねて冷やしたデザート。 1970年代、イタリア・トレヴィーゾにある老舗レストラン “レ・ベッケリエ(Le Beccherie)”が初めて提供したといわれており、レストラン元オーナーのアド・カンペオル(Ado Campeol)は「ティラミスの父」と呼ばれました。 その他にも様々な諸説があり、専門家によって意見が分か