見出し画像

ジョージアの郷土菓子


ゴジナキ (Gozinaki)

伝統的にジョージアのクリスマスや年越しに供されるお菓子。熱したハチミツにローストしたクルミを加え、均一の厚さになるよう形を整えた後に、ひし形にカットして作られます。

携帯しやすく、少量でも非常に栄養価が高いため、かつては兵士が遠征に出かける際に食糧として持っていったこともあったのだとか。

主にクルミを使用したゴジナキが一般的ですが、ヒマワリの種やカボチャの種、アーモンドなどのナッツ類やドライフルーツを用いたものなど地域や家庭によって様々なレシピが存在します。


チュルチヘラ (Churchkhela)

「ジョージアンスニッカーズ」と呼ばれるジョージアの伝統的なキャンディー。糸で一列につないだナッツ類をブドウ果汁に浸し、乾燥させて作られます。長期保存が可能な上、栄養価にも優れているため、かつては軍人や旅人の食糧として食されたことが多かったそう。


トゥクラピ (Tklapi)

ジョージアのユニークなフルーツのお菓子。プラムやイチジク、アプリコットなど様々なフルーツのピューレを布を敷いた板に薄く広げ、数日間太陽の下で乾燥させて作られます。そのままで食べることはもちろんのこと、スープやシチューに入れて食べることもあります。


ぺラムシ (Pelamushi)

ブドウ果汁やコーンフラワー(トウモロコシ粉)などから作られるプディングのようなジョージアのデザート。仕上げにナッツをトッピングするのが一般的です。コーンミールの代わりに小麦粉を使用したものは「タタラ(Tatara)」と呼ばれるそうです。


おすすめの記事










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?