アラサーになって、着心地の良い服が好きになりました

「自分に向き合う」ということをはじめてから、服を選ぶ基準が変わりました。

というか、それまではその時々で「いいな」と思ったものを買うくらいで、基準なんてものは自分の中でわからなかったのです。

でも、「本当に自分の望む人生を送りたい！」と思ってから、いちいち「これは本当に好き？」と心に問いかけ続けてきたことで、どんどん感度が研ぎ澄まされてきたなと思います。

今、私の中で明確にある基準は、「着心地の良さ」です。

とにかく、綿素材のものが大好き。

一番のお気に入りは、無印良品の長袖カットソー。デザインはシンプルで何の変哲もないカットソーですが、オーガニックコットンで着心地が抜群。ネイビーとアイボリーの２色持っています。

このカットソーに、ジーンズやスウェットのタイトスカート、というラクちんだけどリラックスできる格好が、今の私には最高に心地良いのです。

同世代のアラサーOLが着るような、それこそファッション誌にのっているようなブランドの服って、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維素材のものが多いんです。

私も、ほんの数年前までは、特に気にせずそれらの服を着ていました。

でも、今ではいかに流行りの可愛いデザインでも、実際着てみると心が踊らないことがハッキリわかってしまいます。

一方、いたって普通の、何だったら地味と言われてもおかしくないようなシンプルな服でも、綿素材の服を着ると肌がのびのび呼吸をしていることを感じるのですよね。

私が綿素材の服が好きなのは、「自然」が好きだからだと、今は知っています。

田舎育ちで、昔から空や田んぼを眺めているのが好きな子供だったし、旅行に行くなら、都会ではなく温泉や海や山を選んでいました。今では、もはや緑がない場所に行くと、息苦しく感じてしまいます。（年々、敏感になっている・・・）

数年前、仕事は一生懸命頑張っていたのに、自分が本当に何が好きで何が嫌いか、全然わからなくなっていた頃があった。

そう言えば、クローゼットの中の服も、バラバラで統一感がなかったりしたなぁ、と思います。

服って、周りから見ても、自分から見ても、自分を表す一番わかりやすいものかもしれない。

だからこそ、服を選ぶときには、「これって本当に好き？」といちいち問いかけてみるといいと思います。