「やりたいこと」がわからない理由

「自分が本当に何がしたいのかわからない」という悩みを持つ人、最近本当に多いなと思います。

私は大学生向けのキャリアコンサルティングをずっとやってきましたが、その悩みを持つ学生さんはかなり多い。
そして、同僚や友達との話の中で、そういう相談を受けることもありました。

かくいう私も、めちゃめちゃ迷走してたんでね・・・笑
気持ちは、よくわかります。

特に、この数年は、急に仕事や働き方の選択肢が増えましたよね。

急に「好きなことを仕事に」ってキャッチフレーズをよく見かけるようになったし、SNSでいろんな働き方の人と出会えてしまうし。

だから、選択肢が多すぎてどうしたらいいかわからない、という状況になりやすくなってるのかなーと思います。

でもね、今の日本人の生活を見ていると、そりゃあ仕方ないんですよ。

だって、「感じる時間」がなさすぎなんです！！！

ほとんどの人は、毎日バタバタと仕事で忙しく過ごし、空き時間にはSNSやネットニュースや動画を見て、せわしなく常に情報に触れている。

そんなんじゃ、自分の心の動きがわかるわけない。

本当に自分の心から湧き上がってくるものは何なのか。
何に触れた時に、魂が震えるのか。

そういうことを、感じる時間を作らないと。

私も、「やりたいこと迷走」をかなり長いことやってきましたが、そこから抜けられたのは、「感じる時間」を作ったのが大きかったと思います。

私は、今年の2月から、会社にお願いして週3日勤務にしてもらっています。

そうやって作ったお休みの日、何をしていたかと言うと、とにかくひたすらボーッとしてました。


そしたら、ある日ふと、「個人セッションをしよう」という想いが湧いてきたんですよね。


それも、「私を必要としている人がいる気がする」という不思議な確信がありました。

そしたら、ちょうどそのタイミングで、何年も前に一度個人セッションをしていた時のお客様（今は友達）から「セッションしてくれないか」と依頼があるという驚きのシンクロが発生。

最近も、昔仲良くしていた友達から数年ぶりに連絡もらって、仕事で悩んでいるとセッションの依頼をもらったりしました。

その時、思ったんです。
「あの謎の確信は、間違ってなかったんだな」って。

これは、毎日朝から晩まで仕事してたら、湧き上がってこなかった思いなんじゃないかなと思います。

タスクや外の情報に埋もれるのではなく、頭と心を空っぽにして、リラックスした状態だったから、魂の声が湧き上がってきたような。

そんな感覚です。

どう考えても、現代人は自分の声に気付けないくらいに、日々忙しくしすぎています。

なので、「やりたいことがわからない」から抜け出したいなら、なるべく頭を空っぽにする余白の時間を作ってほしいのです。


とはいえ、私のように、勤務日数を減らせるなんて言うのはレアケースなので、まずは小さい心がけでもいいと思います。


例えば、忙しい中でも、一日・一週間のどこかで「休む」時間を積極的に取るようにするとか。

その時間は、安易にスマホに手を伸ばしたり、外側の刺激で自分を満たそうとしたりするのはNG。
とにかく、外から入ってくる情報を遮断して、自分1人になる時間を作って、頭を休めるんです。

できるなら、自然の多い場所に行って、日頃の鎧を脱ぎ捨てて自然体の自分を取り戻すとベストかなと思います。

本当は、誰しも、自分の魂から湧き上がってくる「やりたいこと」を感じ取る力があるはず。
ただ、それに気づいていないだけ。

焦らないで、必要以上に迷わないで、いったん休む。
ぜひ、やってみてください。

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https://lighthouse.hp.peraichi.com/session

★お客様の声
https://note.com/world123456/n/necff7621f0e4