幸せのルートを限定しない。
人の悩みの根本原因って、「幸せのルートを限定しすぎている」ってことが多いと思っています。
みんな、自分で自分を苦しめているんです。揃いも揃って、ドM。
私は本業がキャリアコンサルタントなので、そこでよくある例を出すと、「私はこういう会社に就職したいんです!でも、全然受からない。どうしたらいいんでしょう?」ってお悩みがあったとします。
サクッと、バッサリと、この悩みを解決していいのなら、私は「こういう会社に就職したい、って希望をまず捨てようか?」と言います。(本当にこんな言い方はしませんよ。さすがにお客様商売なのでそこは心得ているつもり。。。)
どういうことかと言うと、「私はこういう会社にいく」とガチガチに決めてしまうから、自ずと道が険しくなってしまうんですよ。
婚活でもよくあるけど、「年収○千万円で、坂口健太郎似の塩顔イケメンで、車持ってて、性格も優しくて・・・」とか言ってる人がいたら、「そんや奴いるかーい!」って言うでしょう。それとおんなじ。
みんな、「自分の幸せはこうだ!」ってルートを決めすぎなんです。人のことなら、「えー、そこまでこだわらなくて良くない?」って言うのに、自分のことになると途端にみんな視野が狭くなるんだよな。
幸せになるルートって、いくらでもあるんです。逆に、誰しもが羨む大手企業にで働いてても自信を持って幸せと言えないない人もいるし、月給16万のフリーターだって幸せな人は幸せだと思う。それはさ、もう個人の「幸せ感度」の問題。こうじゃなきゃ幸せにならない!ってことは、ない。
幸せに生きたいなら、幸せのルートを限定しなければいい。
だから、もし何か欲しいものが手に入らずに「不幸せ」って打ちひしがれ流ときがあるなら、自分が決めてしまっている「幸せのルート」を言語化してみるといいかもしれないね。
それこそが自分を苦しめている正体だから、「別にそうじゃなくても幸せ!」って思えるポイントを探してみるといいと思います。
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