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紅葉の頃

美しい紅葉の頃に訪れた宮島を思い出しながら作った折形です。
折形の本では内包みとして紹介されている簡単な折り方ですが、
「たとう包み」という名前で知られている折り方かもしれません。

私は文香を作るときには、長年この折り方で作ってきました。
手紙に添える香包みの大きさとしても、
ちいさな遊印で季節感を表現するのにも程よいサイズの折形です。

塩包み(吉)

揃いで作っている右の折形は、「塩包み(吉)」の折形として下記の本に紹介されていたものです。
本に紹介されている通りに折りますと、縦長のカタチに折り上がりますが、
紙のサイズと折り込み具合を少し変えて、ほぼ正方形の仕上がりになるようにしています。
半紙一枚を使い仕上がりは85ミリ四方になります。

この折形には、三つ折りの紙幣を包む事ができます。

折り出しの少ない簡単な熨斗ではありますが、
中央にある熨斗の存在は、袋モノとは違ったきちんと感があります。

使用した和紙:香包み:杉原紙 紙幣包み:半紙
参考にさせていただいた本:折形の礼法(山根章弘著)

#折形 #今日やったこと #半紙 #和紙 #はんこ #遊印 #紙幣包み

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