自分の何がお金をもたらすか
■よくわからなくなってきた
仕事って、何に対してお金をもらっているんだろう。ジョブ型雇用だと明確だけど、メンバーシップ雇用だと曖昧な気がする。
特に自分の場合、マネジメントという広範な業務をやっているとよくわからなくなってくる。
■スキルや資格に対してお金をもらう
何でお金をもらっているとおもっているか。
資格とかスキルを提供することでお金をもらう仕事ももちろんある。
弁護士などの士業、エンジニアなど専門職。
■性格とか経験とかスタンスにこもるもの
組織で働く上では他人との相互作用、人間関係が成果に影響する。
よりメタでわかりづらい要素がその価値を決めているように思う。
技術者や士業の人でも、組織の中で働く場合、こういう曖昧な要素の価値割合も高まってくるのではないか。
■人に影響を与える要素
人のスタンス、認知の仕方は周りの人に影響を与える。
優しさ、厳しさ、癒やし、奮い立てる、いろんな影響があるだろう。
リーダーやマネージャーはこのあたりの価値割合が高いように思う。
■さて、自分は
元システム屋で、一見、業務処理スキルを買われているようだが、マネージャーとしては相談されたときのスタンスで仕事をしている気がする。
相手のことを考えているように映るスタンス。働く環境としての安心感を与えている。
具体的に相談の内容に明確に答えたりできなくても、聞いて「それでいいんじゃない」と応じることで、相手が安心して進められるようになるのならば、それでよい。ここでも安心感を与えている。
相談やアドバイスを求めてきた人に鏡のように答えることで、気づきを与える。示唆する。
決断、調整そのものは全く上手ではなく、たびたび失敗している気がする。
しかし、この仕事には三年ほど、長くついている。
「やめろ」とは今のところ言われていないから、一定のニーズには応えられているのだと思う。
素養を高めて、人を引き寄せる、人によい影響を与えるようになることが、今の仕事の価値も上げていくのだろうなと思う。
■組織の外で通じるのか
組織の人に与える影響力としてのスキル、これは、ある組織の特定の状況でしか通用しないのだろうか。
その人が影響力を発揮しやすい土壌、風土であるか、といった相性の良し悪しはある気がする。
しかし、影響力が強い人ほど、環境の影響を受けずにその影響力を発揮しているように思う。
鍛えれば、広く通用する価値になるのだと思う。
■可視化できるか
自分の価値が何か、ビジネスモデルキャンバスあたりが使えそう。
Business Model You という書籍がそのやり方の参考になりそう。
別の記事で紹介していこうと思う。