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ワークシフト研究所の2023年5大ニュース

こんにちは。ワークシフト研究所の広報担当です。

前回のnoteでは、ワークシフト研究所のスタッフが2023年に気になったニュースを振り返りました。今回のnoteでは、第3弾としてワークシフト研究所内の5大ニュースを振り返ります。

それでは早速、第5位から順に見ていきましょう!


第5位 日経BP、日経xwoman主催「次世代女性リーダー育成講座」第六期を完了!

2022年6月に開講した本講座ですが、無事に第六期を完了することができました。2024年もすでに第八期までの実施が決まっています。

受講者の方からは、「自分の課題に向き合えた」「社外のネットワークを獲得できた」「今までに受けた女性向けのリーダー講座とは切り口が全く違うベスト講座」のように嬉しい声をいただいています。


第4位 男性育休がテーマの「育休プチMBA®」を初開催!

2023年4月から、労働者が1000人を超える企業では男性の育休取得率の公表が義務化されました。2014年にとあるマンションの一室で始まった育休者向けのセミナー「育休プチMBA®」(以下 育プチ)では、10年目を迎えた今年、「男性育休」をケースディスカッションのテーマとしたセミナーを開催する運びとなりました。ようやくここまで、と、スタッフ一同、月日の流れを感じています。

育プチにはこれまでも多くの男性に参加をいただいてきましたが、男性育休をケーススタディのテーマとするのは今回が初の試みでした。これまでのケースは女性視点のものが多く、男性育休がテーマとなることで、よりたくさんの男性に育休を「自分事」として捉えていただく機会になればと考えています。

来年も男性育休をテーマにした育プチを開催する予定です。仕事と家庭を両立させたい当事者の方、男性育休の取得が増えている企業の管理職の方、是非ヒントを見つけにいらしてください。育休取得経験のある講師がお待ちしています。

男性育休をテーマに育休プチMBAを開催


第3位 福利厚生プランの採用企業が60社を突破!

2022年7月、ワークシフト研究所では、法人向けに育プチを月額定額制でご利用いただける「福利厚生プラン発表しました。おかげ様でご好評をいただき、2023年12月現在、60社を超える企業様に導入いただけるまでになりました。

受講してくださった皆さんから、次のようなコメントが届いています。

育休中は自分の意見を言語化する機会があまりないため、よいトレーニングになった。

育休明けの女性をテーマにした起こりうるケースであったため、グループワークも取り組みやすく感じた。

育児中の社員の立場だけでなく、上司等の立場でもケースを考える時間があり、多様な視点で物事を捉えられるようになった。

育休から復帰した人の仕事に対する考え方等を知ることができ、復職後の不安が少し払拭された。

全く違う業界の方と話ができて視野が広がった。

セミナー後のランチミーティングでざっくばらんに話すことができ、先輩ママに育児の悩みも相談できた。

育児と両立しながら仕事でいかに成果を出すかを真剣に考えている参加者ばかりで、そういう方と議論を交わすのは面白く、新たな気付きもあり良かった。

事務局の方を含めて子育て中の方が参加しているので、途中で子どもがぐずっても安心して続けられた。

これまでに3回参加したが、1回目より2回目、2回目より3回目と、回を重ねるごとに理解が深まった。複数回参加することでより効果があると感じた。また、複数回参加することで自分の思考の癖にも気づくことができた。

今後の育プチは、これまで月に2回だった開催頻度を3回に増やし、よりたくさんの方に受講いただける体制にしていきます。


第2位 ABEMAヒルズで育プチが取り上げられる!

5月下旬、ABEMAヒルズに育プチをご取材をいただきました。

こちらでご覧いただけます!
https://abema.tv/video/episode/89-71_s10_p5113

受講を経て、自身が育プチのファシリテーターにまでなってしまった小澤亜希子さんも、ご自分が復職した際の不安や経験についてお話してくださっています。

オンライン?それともリアル?

話が少しそれますが、育プチには時折「オンラインとリアル会場(ワークラボ)、どちらがおススメですか?」というご質問をいただきます。育プチに設立当初から携わる事務局の宮武さおりによると、「オンラインも便利だけれど、リアル会場は対面ならではの良さがある」とのこと。「ワークラボでの育プチってどう?」とお思いの方、是非ABEMAヒルズでその様子をご覧ください。

過去、リアル会場にご参加いただいた受講者さんのコメントもご紹介しておきます。

オンラインも経験したが、ネットワークの接続環境や話すタイミングが難しいと感じた。今回はリアル参加でそのようなことがなかった。雰囲気も良く、またリアルで参加したい。

ホワイトボードで意見などが見える化されるので、議論がしやすかった。

対面の方が話しやすかった。

参加者と直接交流でき、気づきや学びが得られた。

12月21日には「復職に備えた準備をする」をテーマにワークラボで育プチが開催されます。クリスマス間近ということで、会場参加の方には何か良いことがあるかも?!

年明けのスケジュールはこちらでご覧いただけます。


そして、お待たせしました、ワークシフト研究所の2023年5大ニュース、第1位となったのは……(ドラムロール🥁)


第1位 育プチ代表、ワークシフト研究所所長の国保祥子あきこの論文が国際ジャーナルに掲載!

日本の育児休業制度は世界的にみて取得者に手厚い優れた内容となっていますが、制度が整い取得のハードルが下がる一方で、

  • 復職はするけれど、キャリアアップを意識しなくなる

  • 自分の仕事を終えることだけに集中しがちでチーム貢献をしなくなる

という企業サイドからのご相談も増えています。

このたび「Cambridge Prisms: Global Mental Health」に掲載された国保の研究(共著)では、

育休中に復職後の両立生活に対する自信を高めておくことで、復職後に上司から見てわかるほどに組織を意識した行動をとるようになる傾向がある

点を明らかにしています。



ワークシフト研究所の2023年の振り返り、第1弾第2弾に続き、今回の第3弾では、ワークシフト研究所内の今年の5大ニュースをご紹介しました。ここまでお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。

今年も残すところ10日ほど。年末は大掃除!と思いがちですが、どうぞ体調優先で無理のないようにお過ごしください。

2024年、また育プチ等で皆さまにお目にかかれるのを楽しみにしています。よいお年を!

2023年もご愛顧ありがとうございました。
どうぞよい新年をお迎えください。

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