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就活する上で重要なことを、マズローの5段階欲求から考えてみた


こんにちは。
株式会社Works Human Intelligenceで新卒採用担当をしている西野と申します。
今回は、私の「はたらく」を振り返りつつ、今まさに就職活動をしている皆さんに、少し肩の力を抜いてもらえるようなお話ができればと思っています。

自己紹介

簡単に自己紹介をしますね。
私は、2017年に新卒で弊社に入社した後、2年半程法人営業のお仕事をして、その後、半年間コンサルをして、新卒採用のお仕事をしています。新卒採用では、主に採用広報やマーケティングの担当をしています。

欲求と「はたらく」について

人間が誰しも持っている”欲求”。
食欲、性欲、睡眠欲という三大欲求から、夢を叶えたいという欲求まで幅広くあります。そんな、欲求と「はたらく」の相関性について今日はお話します。

皆さん、マズローの5段階欲求説はご存じでしょうか?
人間の欲求を5段階に分けた心理学です。

第1段階:生理的欲求
生きていくために必要な、基本的・本能的な欲求
つまり、生命活動を維持するために必要不可欠な最低限の欲求を指します。(人間の三大欲求はここにあたります。)

第2段階:安全欲求
安心・安全な暮らしへの欲求
心身ともに健康で、かつ経済的にも安定した環境で暮らしたいという欲求を指します。

第3段階:社会的欲求
友人や家庭、会社から受け入れられたい欲求
集団への帰属や愛情を求める欲求を指します。
(学校で友達を作りたいと思うのも、集団行動をする傾向にあるのもこの欲求です。)

第4段階:承認欲求
他者からの承認・尊敬を求める欲求
第3段階の延長線上にある欲求であり、他者から賞賛されたいという欲求を指します。なお、承認欲求における承認には「低いレベルの承認欲求」と「高いレベルの承認欲求」があり、低いレベルの承認欲求は他者からの尊敬、注目を得ることによって満たされますが、高いレベルの承認欲求は自己肯定感や学習、自立性を得ることで満たされます。
(低いレベルの承認をSNSで「いいね」をもらうことだとすると、高いレベルの承認は今まで作ることができなかった料理を作る達成感です。)

第5段階:自己実現欲求
自分の価値観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいという欲求
潜在的な自分の可能性の探求、自分らしく生きていきたい、理想的な自己イメージと一致していきたいという欲求になります。

この5段階を達成するために必要な要素を整理するとこのような感じです。

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さらに、第1段階と第2段階の金銭的余裕に関しては、物質的な欲求です。そのため、お金を稼ぐ方法自体が多様化している現代では、誰でも得ることができる要素です。(詳しくはまたいつか)
「はたらく」うえで、重要になってくるのは第3段階からの要素です。

他者の存在について

他者の存在は社会的欲求と承認欲求の「低いレベルの承認」を満たすために必要な要素です。
そして、「はたらく」における他者とは、一緒に働く人を指します。社会的欲求を満たすためには、自分自身のことを受け入れてくれる人、自分自身のやりたいことを認めてくれる人が一緒に働く人として必要だと言えます。

さらに、「低いレベルの承認」は、社会の中で自分の個性を見出したい、所属す団体の中で評価されたいという欲求です。それを獲得することがモチベーションになり、自分のポテンシャルに気づき、次の自己研鑽につながります。

つまり、自分自身のことをきちんと見てくれる人、自分自身の能力を引き出してくれる人が必要不可欠な存在と言えます。
(ちなみに、この第4段階の欲求が満たされないと、劣等感や無力感等の感情が生じるため、個人を否定するような人と一緒に働くことはおすすめしません。)

自己研鑽について

自己研鑽(じこけんさん)は「高いレベルの承認」を満たすために必要な要素です。
これに必要なことは、自分にどんなポテンシャルがあり、どんなことを達成したいのかということを理解した上での、明確な目標設定です。短期間でも長期間でも自身がどんな目標を何のために達成したいのかということを明確にする必要があります。
これは、他者から言い渡される目標ではなく、あくまでも自身の内発的動機によって設定された目標です。

自身の価値観について

自身の価値観は、「自己実現欲求」を満たすために必要な要素です。
この段階に至れば、自身の価値観や理想を実現にするための自分の実力(実力がまだないのであればつけるための行動)がものをいうので、ここで詳しくは述べません。)ただ、価値観を形成するのは経験や周りの人間です。

まとめ

つらつらと書いてしまったのですが、これを通してお話したいことは、「はたらく」にとって「他者の存在」は大きな要素だということです。
「はたらく」は楽しいことばかりではありません。辛いこともたくさんあります。失敗することもたくさんあります。

そのようななかで、いかに自分を受け入れてくれるか、自分自身の能力を引き出してくれるか、自分自身のポテンシャルに気づかせてくれるかという人と働くことが「はたらく」上で重要な要素と言えるのではないでしょうか。
また、尊敬できるような人と働くことで、自分にとって”よい価値観”も醸成されていきます。
(さらに言うと、いかに内発的動機付けによって仕事ができる環境かということも重要です。)

ただ、就活において「人」を判断するって難しいですよね。
今回は長くなりそうなので割愛しますが、弊社の新卒採用向けセミナーでご質問いただければお答えしますので、よかったら一度来てみてください。

▼新卒採用ページ
https://www.career.works-hi.co.jp/newgrad_apr2022

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