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アメリカで大学生をやってた頃のおはなし

たまにある昔の思い出を語る会です。

私はアメリカで大学生もやっていました!アメリカの高校から直接大学に行ったもんだから、日本の大学のシステムが全く分かっておらず、比較は出来ませんが(特に、文系、理系、とかがいまだにわからん)アメリカの大学に入ったことで私は何を感じたかということを書いていきたいと思います。

(日本の大学と言えば・・・ニューヨークや香港で金融仕事していると、駐在で来る周りの日本人は基本東大、早稲田、慶応の人しかいなくて、普通に自分もその人たちと友達になっているけど、私が普通に日本にいたままだったらきっと巡り合わない人たちなんだろうなぁ、とも思ふ)

アメリカの大学の一番最初のハードルはこれ!

アメリカでは大学に行くと、基本大学の敷地内に住んで寮生活が始まるという事です。自宅から大学に通うなんんてことは基本ありえません。有名な大学がアメリカ全土にあるからねー。どの大学に行くのかってことは、本当に新大陸に行くような、冒険に出かけるような、そんなワクワクドキドキ感があります。 これ羨ましいよね。 高校が終わって、大学に行くタイミングで結構みんな自立する感じです。
どの寮になるのか、(古い建物、新しい建物、立地、とか・・・)、そしてもちろんルームメイトとの相性も大事です。決して広いとは言えない部屋に二段ベッドとかで見知らぬ他人とルームシェアだからね。私はこれが一番抵抗があった・・・知らん人と同じ部屋で寝泊りするん?毎日?!とビビりまくっていましたが、幸い私の大学では一人部屋のオプションがあったので私は一人部屋を選んでその寮に入りました。今から思うとすごいんですけど、その寮は男女共同の寮で、私の隣の部屋に住んでるのは普通のガチの男の子でした。(ガチの男ってなんやねん)

寮の一人部屋は、独房といった感じで、極限に狭く、ベッド、勉強机、クローゼット、以上でした。 トイレやシャワーはフロアにあるものを皆共同で使います。(さすがに男女分かれています)今から考えるとトイレも共同だったんだなぁ。夜中起きてトイレ行くの面倒だっただろうなー…あ、でも若かったから夜にトイレなんでそういえばなかったなー。。遠い目。

寮の自分の部屋のドアにホワイトボードをくっつけて自分の名前を書いたり、自分がどこにいるかっていうの書いたりしてコミュニケーションを図っていたことが、ものすごく今懐かしく思い出されました。

小さい冷蔵庫を買って独房に置いて、その上に電子レンジも置いたかな?ミルクとかジュースとかフルーツを買ってたのが懐かしいなぁ。ご飯は基本カフェテリアで食べるんだけどね。ミールプランっていって、食費は前払いするのが基本。大学のキャンパス内にあるカフェテリアでいつでも好きなものを食べられます!なのでみんなブクブク太っていきます。大学一年生で15ポンド太るよねってことで、Freshman(大学1年生の意味) fifteenって言葉もあるぐらい。

コストが高い

アメリカで大学に行くというのは自分に対する巨額の投資でもあるわけです。アメリカの大学の学費を一度見てくださいな。まぁ1年5-600万円ってところです。(今の円安だともっとかな・・・)これを4年やるわけです。アメリカ人は基本貯金ないし、親が学費を出してあげるって感覚が基本ありません。(金持ち除く)

なので、学生ローンで借金をしたり、返さなくてもいい奨学金をもらって大学に行くってことになるわけです!まぁアメリカは日本の懸賞なみに奨学金が豊富な印象があります。色んなタイプの奨学金(例えばアジア人向け、黒人向け、何かの能力向け、など・・・)があって、成績の良さだけではなく、エッセイやら自己アピールでそれを勝ち取るわけです。
でも、基本みんな一部は借金して大学に行きます!ウン百万、中にはウン千万の学生ローンを抱えてみんな卒業していくわけです。そして、この学生ローンすら商売にしてしまうのがアメリカ!証券会社がこういう学生ローンの債権を集めてきて、束ねて、世界中の投資家に売るわけです。学生が払う金利や元本はそうした投資家に支払われてゆく。キャッシュフローが出る何かしらの資産を、集めてまとめて切り分けて売るって言うな技術がものすごく発達してるよなーアメリカは。あ、脱線しました。

やっぱりアメリカでは、大学で基本外に放り投げ出されるんので、自立せざるをえないというところが非常に大きな特徴じゃないかなぁと思います。Facebookだってハーバードで出来たサービスだし、大学時代のネットワークやコネクションが本当に大事になってくると思うなぁ。

次はアメリカの大学の勉強とかパーティ文化について書いていこうかな!


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