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外資系金融女子の瞬き

最近は漠然と、お金ってなんのために稼ぐんだっけ?と考えるようになった。外資系金融に入るような人たちは、厳しい競争の中、常に上を目指して目指して切磋琢磨してきたはず。でも、なんでそんなに稼がないといけないんだっけ。

私には心友とも戦友とも言える友達がいる。才色兼備という言葉がぴったりの女子で、美人で華奢で線の細い身体のどこにそんなエネルギーが宿ってるんだっていうぐらいパワフルで、会う人を魅了しちゃうチャーミングさを備えた彼女。いつも先を見据えていて、常に上を目指している。常に自分をチャレンジングな環境に置いて、少しでもゆとりや余裕が出来ると、なんか新しいことをやって自分を追い込む子。

そんなバリキャリ外資系金融女子と、仕事がないってどんな感じ?という話から、最近の私のお金についての考え方になった。

よく、生活水準を下げることは難しい、とか、年収が高くなってもその分生活水準は高くなっていくから暮らしに余裕がない、とか耳にしてたけど、仕事を手放して収入がゼロになった今、自分でそれを痛感してる。自分が欲しいと思うアイテムの価格帯は変わらない。そして、値段がするものは概して質が良いということも知ってしまい、安い価格で買いたくないし、買っても比較的大事に出来ないという習性も持ってしまった。

キラキラしたジュエリーが素敵。ブランド物に憧れる。エルメスのバーキンもいつか持ってみたいけど、ブランド物を持つにはお金をもっと稼がないといけない。それだったら、ブランド物が欲しいと思ってしまう思考を矯正した方が手っ取り早いんじゃないか、と気づいた。

そしたら、その友達もまさに今そんな考えを持ってるって共感してくれた。お金をかけなくても幸せを感じることが出来るよね、と。自分が心からやりたいことをやりたい、と。

私たちは何のために頑張るんだろう。仕事でBurn outした後に訪れるこの虚無感。

私も仕事を辞める前、なぜ私は自分の時間を使って他人の商品を売ったり会社の偉い金持ちの人をさらに裕福にするため働かないといけないんだろうかって思うことがしばしばあった。せっかくの自分の時間なんだから、自分のために使いたい。自分の幸せのために使いたい。自分の時間を他人のために大安売りするのは止めにしたいよね。

そんな話が出来て、共感できる仲間がいて良かったなぁとつくづく思う。頭の中にあるまとまってないことも、突拍子もないこともシェアできる相手。その子と話した後に頭が回転し始めたので、これを書き留めたい!と思ったんだけど、結局何が言いたいか分からないまま終わってしまいそう。

私たちの迷走は続く。



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